2024年10月22日
(つくばFCレディース第21節)強い想いを感じたホーム最終戦
どんな 場面でも 動じません
ども、こでぞーです。
3月16日(土)ホームチャレスタで始まった2024年シーズンも、今節を含めて残り2節となりました。
昨シーズンより4試合多い今シーズンですが、終盤の残留争いのせいか、中断期明け後はあっという間な感じがします。
特に今、チームが好調なだけにあと5試合くらいあればいいのに…と思ったりもします。
さて、そんな想いの中、迎えるホーム最終戦の対戦相手は、ここまで無敗優勝へ突き進んでいる岡山湯郷Belle。
横山久美選手、谷口木乃実選手を始めとした名立たる選手が集まっているチームですが、昨シーズンからここまで負けているとは言え、
実はこの2年間の3試合全てで得点をしていて、2点を取る試合もあり、もっと言えば、リーグで対戦するようになった2021シーズンからも得点し続けています。
そんなつくばよりのデータを胸に、ここのところの守備の強さを携えて、界隈の下馬評を覆す試合になって欲しいと願った、第21節を振り返ってみようと思います。
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2024.10.19
プレナスなでしこリーグ2部
第21節 13時キックオフ 晴れのち曇り
つくばFCレディース VS 岡山湯郷Belle
セキショウ・チャレンジスタジアム@茨城県つくば市
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試合結果
さて、注目の試合結果ですが

「つ1-2岡 ●」(11位↓)
前半 0-2
後半 1-0
得点
90分+5分 #26 古寺 未佳
中断明け、初の敗戦となりました。
順位は、1つ下がって、入替戦圏内の11位です。
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しっかりと戦えていた
今節は、敗れてしまったものの全体を通しては、しっかり渡りあえていた時間帯もあり、最後まで前のめりになる試合だったように思います。
前半の2失点は、開始5分のまだ戦いが定まっていない時間帯に、Belleの絶対的ストライカーの横山 久美選手が狙いすました裏への飛び出で、あえなく先制点を取られ、
前半のアディショナルタイムには、横山選手からの絶妙な縦パスにより終了間際に失点をしてしいました。
こんな点の取られ方の場合、中断期前だったら、たいてい防戦一方となり、下手したら失点を重ねていたところですが、
今のつくばは、たとえ失点をしても、DFラインを高く保ち、積極的な守備を敷いてくる、チームとして意思疎通が取れた一貫性のある戦い方が出来ているので、例え相手が優勝チームであっても自分たちのサッカーをやり続けることができていたと思います。
特に今節は、Belleのスルーパスを結構な頻度でオフサイドトラップをかけて防いでいたし、それに応じてGKも高い位置を取ってスルーパスをことごとく前へはじき出していたと思います。
一見するとピンチが多いように見えても、実は攻めた守りで相手を自由にさせずにプレッシャーをかけ続け、ここって時にはカウンターで果敢に攻め入るシーンが後半を中心にあったと思います。
つくば側のスタンドの端から応援席を横から見ていたこでぞーは、前のめりになって手を叩く人、ちょっと腰を浮かせて背伸びをしてプレーを確認する人、つくばの得点で湧き上がる歓声と笑顔など、90分+アディショナルタイムの最後の最後まで、全員が前のめりになって応援をしてくれていました。
強い相手に真っ向勝負のいい戦いだっただけに勝ち点が欲しかったです。
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FWによるストロングな得点
さて、負けてはしまったものの、これまでの統計の通り、今節もしっかり得点を取ってくれたので、そのシーンを振り返ってみようと思います。
後半アディショナルタイムに入ったところで、つくばの右サイドのペルティエリア横で#20 今井 新那が倒されセットプレーを得たつくばは、
そのまま新那が絶妙なセンタリングを#22 松原 ゆき目がけて中に入れましたが、上手くヒットせず、続けざまにヘディングで競ったところ、
左前に詰めていた#13 三浦 晴香にボールが渡り、晴香はそのままヘッドで、同じくゴールエリア右に詰めていた#26 古寺 未佳にラストパス。
未佳は落ち着いてゴール左正面にズバン!と決めてくれました。
ここのところセットプレーで得点を取る機会が多いですが、(日々の練習を見ている訳ではないですが)これも含めてチーム全員でしっかりデザインされたものだとも感じました。
なでしこリーグ1部を知る2人のFWの得点は、これから来る大一番に向けて更に頼もしくも感じました。
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なぜ強くなったのか?
今節、試合終了後に中断期前の最後の試合ぶりにチャレスタに来てくれた、つくばのサポータさん数名から、「強くなったね」「何でこんなに変わったの?」「いい戦いしてるね!」などと声をかけていただきました。
正直、私もウラギスさんも何で強くなったのかの理由が知りたくて、広島戦の終了後、とある選手に尋ねてみました。
そして返ってきた言葉が
「特別なことは何もしていなくて、今までの積み重ねの結果ですよ。」
「え?そうなの?」と一瞬思いましたが、ここまでのチームとしての戦い方や個人のプレーを振り返ってみて、1つのワードが頭に浮かびました。
それは「気づき」があったんじゃないかと。
例えば、国体に出場した選手は今までとは違う人、違う環境でのサッカーで気づいたことがあったのではないか、
あるいは試合に出場するために、己の理想のプレーを一旦横に置いて、周りとの連携や役割を踏まえて自分を変化させたりしたのではないか、
または、信頼できる仲間との切磋琢磨だったり、はたまた、これまでの努力してきた成果が頭打ちになったとしても、別のラインからアプローチしたりしたのではないか、もっと直接的には、指揮官やベテランの選手にどうしたらメンバーに選ばれるようになるか尋ねたのではないかなど、
1人1人のいろんなアプローチによって得た気づきが、それまで自分にあった、ある種の凝り固まっていた価値観みたいなものに変化が加わり、それが中断期後に形となって現れたのではないかと想像しました。
まぁ実際にはこんな想像は全く間違っていて、理由は別のところにあるのかも知れないけれど、選手1人1人の意識の高さ、強さを、柔軟さをこでぞーはこの4節を通して感じました。
意識の違いと言えば、今節の試合後のトレーニングマッチにもそれは現れていて、たとえ短い試合時間であっても、自分の特徴を生かした強度の高いプレーや、途切れかけていたサッカーへの熱い想いが再び強くなって復活してきたと感じるプレーがあったりと、ここでもチームの積み上げを感じました。
個人的には、「この選手、公式戦やスタメンで見てー!」と言う選手が何人もいたので、あと1節しかないのは、非常にとっても残念です。
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残留をかけた大一番
と言うことで、次節はいよいよ最終節です。
泣いても笑ってもリーグ公式戦の残留のための最後の戦いです。
と言うことで、最終節を前に今節までの順位等をおさらいしてみましょう。
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9位 ディアヴォロッソ広島 勝点 21 得失点 -13
10位 FC今治レディース 勝点 18 得失点 -16
11位 つくばFCレディース 勝点 18 得失点 -27
12位 福岡J・アンクラス 勝点 14 得失点 -19
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今節の結果により、福岡J・アンクラスの最下位が決定し、残留争いは、つくばFCレディースとFC今治レディースとの一騎討ちになりました。
両チームは勝ち点が18点で並んでいるものの、得失点差が大きく離れているため、実質的には今治より勝ち点を多く獲得してなければ残留できない状況にあります。
しかも、直接対決ではないので、他力が入っての残留となるため、だいぶもどかしさを感じます。
でも
「人事を尽くして天命を待つ」
今のつくばにはこれしかありませんね。
こんな崖っぷちに追い込まれたのはいつぶりかなと思いますが、サッカーの神様は、ここまでのスリリングな舞台を、まだ用意するのかとも思ったりしますが、
最後の最後に、本当にオールラストに、1年分の歓喜を用意してくれたのだとも思っています。
そして、運命の最終節の対戦相手は、前節まで1引き分けを挟んで8連勝中の吉備国際大学Charme岡山高梁です。
最後の最後まで強敵ですが、逆に倒しがいあるし、勝って終わって、残留もする最高な1日してこようと思います。
当日は吉備国際大学Charme岡山高梁のYouTube公式チャンネルで試合のネット配信があると思いますので、ぜひ我々と一緒につくばFCレディース全員を応援しましょう!
と言うことで、勝って、胸を張って、つくばに帰ってくることを約束して
「頑張れ!俺たちのつくばFCレディース!」
以上、こでぞーでした。
2024年10月16日
(つくばFCレディース第20節)一段上がった強さ
10月に こんなに焼けたの 初めてだ
10月も2週目に入り、爽やかな秋空を予想して広島入りをしましたが、空港の外は照りつく太陽。
「えっ?普通に暑いじゃん!」
真夏ほどではないけれど、レンタカーでは冷房を入れたし、会場では普通に日焼けしました(汗
ども、こでぞーです。
いよいよ今シーズンも残り3節となりました。
我らがつくばFCレディースは、ご存じの通り、大混戦の真っ只中にいます。
ここで改めて、第19節終了時点での、なでしこリーグ2部の主要な順位を確認してみようと思います。
優勝は岡山湯郷Belleが中断期明け早々に決めました。
そして、1部2部の入れ替え戦行きを狙う2位のFCふじざくら山梨は、3位JFAアカデミー福島に勝ち点を並ばれ、得失点差で僅かに2点上回る状況。
一方で我らがつくばFCレディースを始めとした3チームの残留争いは、それぞれの勝ち点差が僅かに1ずつ。
上でも下でもここまで接戦になるなんて流石に予想外でしたが、いよいよサバイバルモードに突入した感じです。
ここからは、戦術、戦略、技術だけでなく、プレッシャーを自分たちの力に変えられる、精神力の強さが試される領域に入ってきたように思います。
得点も失点もリーグ断トツワーストの我チームですが、9連敗中に味わってきた散々たる屈辱と悔しさをバネにして、今こそ爆発力に変える時がやってきたのだと思います。
と言うことで、今節の対戦相手は、アウェイの地でのディアヴォロッソ広島戦です。
前回の対戦では、ホームで1-3の敗戦を喫し、相手のプラン通りにはめられてしまった試合でしたが、
今節はしっかりリベンジを果たしてもらって、残留ロードを力強く進んで行って欲しいと思います。
600名を超えるホームのファン・サポーターが集まった第20節ディアヴォロッソ広島戦の、暑くて、熱い戦いを振り返ってみようと思います。
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2024.10.13
プレナスなでしこリーグ2部
第20節 13時キックオフ 晴れ
ディアヴォロッソ広島 VS つくばFCレディース

呉市総合スポーツセンター陸上競技場@広島県呉市
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試合結果
さて、注目の試合結果ですが
「デ0-1 つ」(10位keep)
前半 0-1
後半 0-0
得点
28分 #11 赤嶺 美月
前節に引き続き勝利しました。
順位は変わらず、残留圏内の10位をキープです。
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連勝
今節も勝ちました!連勝です!
れ ん し ょ う
いい言葉の響きですね〜↑
これからもずっと浴び続けたい言葉です笑
中断期明け 2勝1分の結果に、界隈からは「どうしちゃったの?」と言う言葉が聞こえてきそうですが、
こでぞーとウラギスさんとの間では、
第18節終了後 「おっ!?結構いいんじゃね?」
と言う会話で始まり
第19節終了後 「逆転勝ちしてくれたけれど、結局のところつくばはどうなのかね?」
と言う話にもなり
第20節終了後 「強いよ、これは本物だね!」
と言う会話をしてました。
この局面で、ウノ-ゼロのクリーンシートの試合をやってのけてくれたのは、チームの成長を感じました。
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超絶クロスと超絶ヘッド
さてさて、歓喜の得点シーンですが、#11 赤嶺 美月が頭で決めてくれました。
前半からサイドを中心に攻め上がっていたつくばは、前半28分カウンターからパスをつないで、左サイドを駆け上がった#4 藤井 志保が相手を振り切って中に向けて矢のような超絶クロス。
ペナルティエリアに詰めてきた#11 赤嶺 美月が超絶ヘッドで、見事ゴール中央のネットを揺らしてくれました。
第4節 大和戦以来のゴールでしたが、ゴール後に見せてくれた満面の笑みは見ていてとても嬉しかったですね。
それにしても、#31 辻 明日香が言うところの「長老」コンビは、ここぞというところで魅せてくれますね。
得点以外でも経験豊富な引き出しの多さでチームを引っ張ってくれている2人は、こんな時だからこそ更に頼もしく感じます。
そして、得点シーンそのものをひと言でいうなら
「息ピッタリ」
このピッタリは、志保と美月はもちろんのこと、他にも2名ほどゴール前に詰めていましたからね。
ここぞって時に複数でドドッーと行くあたりは、得点がグッと近づいてくるのでワクワクします。
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危機管理能力が抜群
今節の印象は、ピンチでの選手個々の瞬間的な判断力、ピンチな局面でのベンチワーク、その全てが的確で危機管理能力が抜群に良かったですね。
特に相手のセットプレー時には、ポジションについてベンチから細かい指示が入り、選手がその意味を瞬時に理解をして動いていたので、相手チームはかなりやりにくそうに見えました。
得点力と言う面では更なる強さが必要に思いますが、相手に得点を許さないプレーは、ステージが1つ上がったのは間違いないと思います。
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プレーを振り返ってみると
Xにも書きましたが、とにかく今のチームは選手の意識が統一されていて、全員の攻守の切り替えが早くて連動しているから、ボールを奪われてもあっという間に相手を囲うことが出来ています。
セカンドボールに関しても、どこで奪うかの意識が統一されているので、見ていて無駄が少ないし、とにかくプレーが速く感じます。
今節のプレーで印象的だったのを簡単に振り返ってみようと思います。
#10 大岩 みつばや#14 内藤 夏鈴は、それぞれ2人ずついるんじゃないかと思えるくらい、あらゆるポジションでプレーをしてくれていました。
#9 小西 由利恵 と #24 石川 朋萌は、相手が少しでもプレーを躊躇していると、何度も快足を飛ばしてあっという間に間を詰めてきて、相手を窮屈にしてくれていたし、
#11 赤嶺 美月と#13 三浦 晴香は、前線からしっかりプレッシャーをかけていたから、相手が前回の対戦のようにロングフィードができずに戸惑っていました。
両サイドハーフの#8 小林 和音と#17 野沢 真由は、ボールに対して常にしっかり当たれるだけでなく、サイドバックの2人、#4藤井 志保と#30 小田川 真奈とのそれぞれのバランスも抜群に良かったように思います。
そしてCBの2人は、対人に強い#22 松原 ゆきと足元に強い #29 岡村 悠花との守りのバランスが特に安定していたように思います。
そして、今節、こでぞー的MIPだったと感じたのは #1 伊藤 美和。
ここのところずっと好調ですが、今節は凄かった。
抜群の反応で上や横に飛んで、パッと見、3点は防いでくれていたと思います。
チームのピンチをあれだけ救ってくれれば、チームの士気も上がるし、守護神としての信頼も更に増していたように思います。
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試合以外でのゴタゴタ
あえて書かなくても…とは思わなくもないですが、今節は両チームの選手のプレーが素晴らしかっただけに、
試合そのもの以外の部分で色々とゴタゴタがあったのは、何とも後味の悪いアウェイでの応援でした。
いろいろとあった中で一つあげると、主審の時間管理。
なでしこリーグ2部ではそんなもんよ、と言う声が聞こえてきそうですが、
後半のロスタイムが「3分」と掲示され、ロスタイムに入ってからも、特に時間を追加するような事は無かったにも係わらず、「7分以上」もロスタイムがありました。
3分を過ぎても主審は全く時計を見る様子もなくそのままプレーが続行され、いったいいつになったら終わるの?と呆れてしまう状況でした。
暑さでボーっとしてしまったのかもしれないけれど、終了間際のセットプレーでもし同点にでもされていたら、恐らくウラギスさんと2人で暴れていたでしょうね(暴れるのは冗談です笑)
でも、倍以上のロスタイムだったにも係わらず、集中して落ち着いたプレーをし続けてくれた、つくばのみんなは流石でしたね。
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ラスト2戦は岡山勢
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9位 ディアヴォロッソ広島 勝点 21 得失点 -12
10位 つくばFCレディース 勝点 18 得失点 -26
11位 FC今治レディース 勝点 15 得失点 -18
12位 福岡J・アンクラス 勝点 14 得失点 -18
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ご覧の通り、少し勝ち点差が開きましたが、つくばは得失点差で大きく不利なので、まだまだ安心できる状況にはありません。
だだ、下位3チームの中で、つくばだけが自力残留することが出来る位置にいるので、次節もしっかり勝ち点を重ね、更に一歩残留に向けて戦って欲しいと思います。
そして、残り2節の対戦相手は、偶然にも絶好調な岡山勢。
21節のホーム最終戦の相手は、ここまで無敗のままの2部優勝を飾った岡山湯郷Belle。
最終節は、直近で引き分けを1つ挟んだ7連勝中の吉備国際大学Charme岡山高梁。
よりによってと言うか、ここまで来ても、サッカーの神様はつくばのみんなに試練を与えるようですが、今のみんななら乗り越えて界隈を驚かすデカいことをやってくれると思っています。
険しい山の頂上には、歓喜の景色が待っていると思うので、残り2節も全力で応援しようと思います。
と言うことで次節は、10/19(土) 13時からホームチャレスタでキックオフです。
次節でこの残留争いに終止符が打たれることを願って
頑張れ! 俺たちのつくばFCレディース!
以上、こでぞーでした。
2024年10月09日
(つくばFCレディース第19節)熱すぎる戦い
トンネルを 抜けた先は 凄かった
ども、こでぞーです。
夏季中断期間を挟んで、約3か月ぶりのホーム戦です。
今節は珍しく15時からの試合だったので、いつもよりだいぶ遅くに会場に到着しましたが、
チャレスタに入って最初に目に留まったのが
コレ↓

選手の「のぼり旗」は、何年も前からサポーターズミーティングで要望していたので、ようやく叶ってとても嬉しくなりました。
しかも全選手のサイン付きですからね、ズラッと並ぶと壮観で、試合の雰囲気が出てきてワクワクしてきます。
他のチームでは、

こういうのだったり(FCふじざくら山梨)

こんな風に飾られています。(ヴィアティン三重レディース)
ただ、1つ気になったのが、何でバックスタンド側の駐車場の道路沿いに7本だけ飾られ、残りはホームのゴール裏の道路側の網に張られていたのか?

もしかしたら、旗を刺す土台の数に限りがあったのかもしれないですが、次はホーム側入場口あたりに集約してもらって並べるのもありかなとは思いました。
「のぼり旗」を用意してくださったスポンサー様には、感謝しかないです。
「素敵なのぼり旗をありがとうございました」
こんな感じで始まった第19節ですが、今節の対戦相手は、現在リーグ2位で1部と2部の入替戦行きが掛かっているFCふじざくら山梨です。
つくばとの共通したワードが「入替戦」なので、戦前からどちらも譲れないガチンコな戦いになると予想された試合ですが、
試合当日は雨模様でしたが、ふじざくらのサポーターさん達がバスツアーで大挙して駆けつけてくれたおかげで、会場は早くから熱気に包まれていました。
これぞ、サッカースタジアム!と言った雰囲気になり、試合前からテンションが爆上げとなった熱い戦いを振り返ってみようと思います。
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2024.10.5
プレナスなでしこリーグ2部
第19節 15時キックオフ 雨
つくばFCレディース VS FCふじざくら山梨

セキショウ・チャレンジスタジアム@茨城県つくば市
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試合結果
さて、注目の試合結果ですが
「2-1 〇」(10位↑)
前半 0-1
後半 2-0
得点
65分 #30 小田川 真奈
73分 #22 松原 ゆき
11試合ぶり、第8節以来の勝利を飾りました。
順位は1つ上がって、入替戦圏外の10位です。
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魂が震えた逆転勝ち
どの言葉からこの感動を伝えればいいのかたくさん考えましたが、でも、やっぱりシンプルに
「勝った!勝った!勝った!最高に嬉しい!」
勝った瞬間の感情は、これに尽きますね。
後半のロスタイムでのドキドキ感はしばらく味わっていなかったけれど、主審の笛が鳴った瞬間、腹の底から「よおぉぉーし!!!」と雄叫びをあげてしまいました。
特につくばFCレディース史上2度目、2シーズンぶりの逆転勝ちですからね。これでも感動です。
ゴールが決まるたび、大ピンチで守りきるたびに、つくばの応援席全体の一体感が増していき、勝利の瞬間、スタンド全体が大きな歓喜の拍手に包まれたのは、感動で鳥肌ものでした。
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セットプレーで2点
と言うことで、歓喜に沸いた至極の得点シーンを振り返ってみようと思います。
つくばの得点は8試合ぶり、勝利は11試合ぶりだったので、勝った時のブログってどう書いていたっけ?と思わず見返してしまいましたが、
今節はセットプレーから2人のDFが魅せてくれました。
まずは、1点目
#9 小西 由利恵がつくばの右サイドのペナルティエリア横で倒されて得たセットプレーからスタート。
キッカーは#14 内藤 夏鈴。夏鈴の左足から放たれたセンタリングは、相手GKにパンチングで弾かれ、ペナルティエリア内の外へ流れしまいそうなところを
近くいた#8 小林 和音がキャッチアップし、和音はすかさずボレーシュート。
一瞬「入った!」と思われたもののクロスバーに弾かれ、更に#30 小田川 真奈の目の前にこぼれてきたところ、真奈は迷わず右足を振りぬいて見事ゴール右に突き刺してくれました。
こでぞーは、ゴールが決まった瞬間、待ちに待ったものがようやく現実となった喜びに、ただ声をあげて手をグーにするだけでしたね。
そして、運命の2点目
つくばの右サイドのバイタルエリア付近で#14内藤 夏鈴が倒されて得たセットプレーを今度は我らがキャプテン#10 大岩 みつばキッカーとなり、完璧なセンタリングがペナルティエリア内で待つ #22 松原 ゆきの足元へ、
まるで吸い込まれるかのようにゆきの足元に渡り、ゆきは一瞬の迷いもなく右足を出し、ボールはゴール左上に突き刺さりました。
ゴールが決まった瞬間、みんながゆきに駆け寄り、熱い祝福の輪が出来ていたのは最高でした。
そして、バックスタンドの改修工事のため入場者数が制限されコンパクトになったつくばの応援席全体が歓喜の渦に包まれたのも最高でした!
これがあるから応援団はやめられないですね。サッカーって楽しい!
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サッカーはメンタルが大切
今節は、試合の入りが悪くて、開始わずか10分で相手に先制されたものの、今節は、中断期前ののようなもろさを見せることなく、選手全員が一枚岩となって相手に挑み続けたことが勝因だったように思います。
そして、闘い続ける気持ちがそれを支えてくれたと思うので、改めてサッカーはメンタルが大切なスポーツなんだなと感じました。
公式戦10連敗中は、1点取られる度に気迫や集中が薄れていき、試合に対する向き合い方が選手によってバラバラになっていくのを感じましたが、
今節は、先制点を取られても誰一人動じず、勝ちたいと言う強い想いが、選手個々の役割・やるべきことを粘り強く一途にやり続けられたのだとも感じました。
数字的なことでは、前回の対戦でのシュート数だけを見ても「山梨20 - つくば2」だったのが、今節は「山梨7 - つくば8」の互角でしたからね。
この数字だけでも、攻撃に、守備に全選手が奮闘し続けたのが分かります。
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選手たちの成長
それにしても、先月上旬の皇后杯関東予選のチーム状態から、よくぞここまで立て直して、更に成長してくれたのは、はっきり言って驚きしかなかったです。
中断期明け後の目的が残留と言うことも戦い方に変化を付けたのかもしれませんが、この2節を通じて、先発メンバー、サブ、メンバー外の選手個々の成長を感じています。
特に皇后杯関東予選でのブログでも書きましたが、国体出場選手の著しい成長は目を見張るものがあるし、経験豊富な選手は、経験とい言う引き出しからベストプレイを次から次へと引き出してくれて、チャンスメイクやピンチを救ってくれました。
サブやメンバー外の選手も公式戦後のトレーニングマッチで時間にしたら僅か30分程度でしたが、自分の特徴を存分に発揮してくれていたので、現在のチーム内の競争が高いレベルにあるとも感じました。
更に言えば、試合後のハイタッチでは、全体が勝利の雰囲気に包まれる中でも、試合に絡めない己の不甲斐なさを戒めるかのような険しい表情の選手がいたり、サイン会後にシュート練習をする選手もいたりして、これが競争のある闘う集団なんだというところを見せてくれました。
ここまで色々あった2024チームですが、やっぱり闘う心は、チームや個人を輝かせるもので、こんな選手たちを身近で応援できることの幸せを改めて感じた試合でもありました。
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まだ何も決まっていない
さて、今節、第19節を終了した時点でのつくばFCを中心とした順位をおさらいしてみましょう。
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9位 ディアボロッソ広島 勝点 21
10位 つくばFCレディース 勝点 15
11位 FC今治レディース 勝点 14
12位 福岡J・アンクラス 勝点 13
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ご覧のとおり、近年稀にみる大・大・大激戦です。
前回のブログにも書いた通り、アンクラスはしっかり勝利をあげて勝ち点を延ばしてきましたね。
勝ち点差1ずつって「ホントに!?」と思ってしまいますが、
現状、重要な事実は、3チームの中でつくばFCだけが自力で入替戦圏外の10位になれるということ。
これは、他チームより勝ち点をあげさえすれば、落ちることがないし、一気に突き放すこともできます。
この2戦で放ってきた輝きを、次節では更に強いものにして欲しいと心から願っています。
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次なる戦い
さて、次節は3連休のなか日、10/13(日)でアウェイで13時キックオフです。
対戦相手は、前回の対戦で1-3と敗れたディアヴォロッソ広島です。
順位的には1つ上で、勝ち点差は6ありますが、一気に詰め寄ることができるので、今後の結果次第によっては9位になれる可能性もあります。
どうやら、次節は今のところ天気予報も良く秋空の中のベストコンディションでプレーすることができそうなので
つくばのみんなの思いっきり闘う姿と勝って満面の笑みでの勝利の万歳をしてこようと思います。
と言うことで、次節は勝ち点3を持ち返って連勝でホーム最終戦を迎えてくれることを願って
頑張れ! 俺たちのつくばFCレディース!
以上、こでぞーでした。
2024年10月02日
(つくばFCレディース第18節)気持ちがのめり込む一戦
やってやろう! 覚悟は チームを強くする
ども、こでぞーです。
皇后杯関東予選から3週間が経ち、今節からいよいよリーグ戦が再開します。
3月16日に開幕した全22節の今シーズンも、気が付けば残すところ、あと5節です。
10月26日の最終節では笑ってシーズンが終えられるよう、最後までしっかり応援していこうと思います。
さて、シーズン再開前に我らがつくばFCレディースを中心に順位のおさらいしてみましょう。
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9位 ディアボロッソ広島 勝点 20
10位 FC今治レディース 勝点 14
11位 つくばFCレディース 勝点 11
12位 福岡J・アンクラス 勝点 9
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ご覧の通り、9位広島との差は少し開いていますが、10位以下は大混戦。
今シーズンは入替戦行きが11位以下の2チームなので、現時点では、3チームによる熾烈な残留争いが待ち受けています。
勝ち点差 3 の今治とは、これ以上「絶対」に離れてはいけないし、勝ち点差 2 の福岡には「絶対」に追いつかれてはいけない状況です。
どちらのチームとも直接対決がないため、他力ではありますが、目の前の一戦、一戦を全力で戦って、1点でも多く勝点を掴み上げていくしかありませんね。
どちらもあなどれないチームではありますが、特に福岡は、長年の対戦を通して、ここぞと言う時に強さを発揮してくるチームであることは分かっているので、
つくばも集中力を高めて10位以上でフィニッシュしてくれることを強く期待しています。
大きくジャンプする前は深く沈むものですから、今節から大きく跳ね上がってくれると信じています。
と言うことで、今節の対戦相手である、ディオッサ出雲FCとの戦いを振り返ってみようと思います。
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2024.9.29
プレナスなでしこリーグ2部
第18節 13時キックオフ 晴れ
ディオッサ出雲FC VS つくばFCレディース

島根県立浜山公園陸上競技場@島根県出雲市
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試合結果
さて、注目の試合結果ですが
「0-0 △」(11位)
前半 0-0
後半 0-0
10試合ぶりの勝ち点で、ようやく連敗脱出です。
順位は変わらず、入替戦圏内の11位です。
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5か月ぶりの勝ち点
いや~、何とか暗いトンネルから抜け出すことができました。
長かったぁ。
5/1以来の、ほぼ5か月ぶりの勝ち点だったので
「あぁ、勝ち点ってこんなに有難いんだ」
と、ウラギスさんと共に感慨深くなりました。
前日の試合で福岡がドローとは言え、予想通り勝ち点を積み上げてきただけに、何としても欲しかった勝ち点だったのでホント良かったです。
今節の結果、各チームの勝ち点は、今治 14、つくば 12、福岡 10 となりました。
一つの試合結果で10位にもなれるし、12位に落ちることもある。
何とも胃が痛くなりそうな状況ですが、今節のこの一歩は、この勝ち点は、とても大きかったと思います。
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3週間前とは別のチーム
今節の感想は、「3週間前とは別のチーム」と感じました。
堅守を主体とした戦い方だったとは言え、最後まで全員が集中力を切らさないで戦ってくれた結果の失点0ですからね、この短い期間でよく立て直してくれたと思い、チームの精神的な成長も感じました。
GKで言えば難しいタイミングでのシュートの反応が良く、CKのこぼれ球のごちゃごちゃ感のある時も冷静だったし、
DFラインも的確なラインコントロールでいくつもオフサイドを仕掛けたり、場面に応じた最終ラインでの的確な対応も魅せてくれました。
そして何より印象的だったのが、守備をした時の全員の集中力がハンパなかったこと。
相手との距離を詰めたまま最後まで球際で強くあたれていたり、ボールを取られても2度追いは当たり前で、3度追い、へたしたら4度追いまでする粘りを発揮してくれたので、相手が相当嫌がっていたのも印象的でした。
それと弱気なバックパスが1つも無かったこと。これも良かったですね。
選手間の距離も良く、コンパクトな陣形を常に保っていたので、寄せが早かったことから、決定的な場面は殆どなく、守備に関しては時間が進め進むほど安心感が増していいました。
前回0-3で完敗した相手にここまで出来たことは、大きな自信につながったのではないかと思います。
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次節は得点
一方、攻めの方はと言うと、前半の強い風下だった時は、守備に大半の時間を費やしてしまいましたが、
後半の風上に立った時は、時間を追うごとに右サイドを軸としてつくばの優勢な時間帯が増え、残り10分の頃には、
暑さでバテ気味だった相手に、何度も大きなチャンスメイクができていたと思います。
カウンター攻撃の場面が多く、ラストパスの場面であと一歩及ばすと言ったシーンを作ることができていたので、
次節までには調整・改善してくれて、今度こそ、次こそは「得点」を取ってくれると大きな期待が持てる攻めでした。
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目力が強かった
試合後に選手全員が挨拶に来てくれましたが、どの選手も目力が強かったのもとても印象的でした。
「もっとやれた」「次こそ勝つ」「次は試合に出る」
そんな声が聞こえてくるようでした。
勝ち点を取れたことに安堵する様子が一つもなかったのも、頼もしかったですね。
それにサッカーを楽しんでいる感もあって、ホントよく3週間でここまで持ち直してれたことに、選手、監督、スタッフのみなさんに感謝でいっぱいです。
この強い気概が次節には、より一層積み重なって、チーム全員に伝搬していけば、これから対戦が控えている上位2チームとの戦いにも、悲観することなく強い気持ちと期待感でいっぱいになると思います。
今度こそ勝利の万歳をホームでやりましょう!
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大切な人のお知らせ
ところで、一昨日ではありますが、副島トップチーム強化部長兼ジョイフル本田つくばFC監督と髙橋トップチーム強化担当兼主務・ホペイロの退任がチームより発表されました。
「そっか、やっぱりそうなんだ。。。」と言うのが率直な感想です。
色々伝えたい想いはありますが、個人的な想いは、年末のシーズンのまとめまで取っておこうと思います。
残り4試合一つでも多くお二人の笑顔が見たいですし、最終節の試合終了後で最高の笑顔が見たいですね。
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次の戦い
さて、次節は3日後の10/5(土)になります。
対戦相手は、現在リーグ2位のFCふじざくら山梨です。
リーグ3位の得点力とリーグ2位の守備力を誇るチームなので手ごわいのは承知ですが、臆することなく最後まで強く戦ってくれると信じています。
試合開始時間は、いつもと異なり
「15時キックオフ」
ですので、お間違いなく。
また、バックスタンドが改修中なため、観客席数の少ないメインスタンドのみが入場可となっていますので、お早めの予約をお勧めします。
と言うことで、最後にここのところメンバー入りが出来ていない選手の輝く姿も見れることも願って
頑張れ! 俺たちのつくばFCレディース!
以上、こでぞーでした。
2024年09月11日
(つくばFCレディース)皇后杯関東予選
現実は やっぱり 容赦なかったな
ども、ちょっとお久しぶりのこでぞーです。
残暑厳しい毎日ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
2カ月余りの中断期を経て、皇后杯関東予選を皮切りに、いよいよシーズンのラストスパートに入っていきます。
中断期間中は、毎年シーズン再開に備えて家族サービスに徹する期間なのですが、今年はXで割とトレーニングマッチのお知らせが流れていたせいか、
「観に行きたい!」
と言う強い衝動にかられつつも、グッとこらえる日々が続いておりました(汗)
そんなわけで、この2カ月間のチームの化学変化や積み上げを期待しつつ「今年こそ本戦へ行きたい!」という熱い強い想いも重なった皇后杯関東予選を振り返ってみようと思います。
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2024.9.7
皇后杯JFA第46回全日本女子サッカー選手権大会関東予選(2回戦)14時30分 キックオフ(40分ハーフ)
つくばFCレディース VS 日本女子大学女子サッカー部

IFAフットボールセンターB@茨城県水戸市
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試合結果
「0-4 ●」
前半 0-2
後半 0-2
残念ながら予選敗退となりました。
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試合で一番感じたこと
結果は見ての通り、大きく負けてしまいました。
昨年と同じ相手に2年続けての4失点、しかもこちらは無得点。
4失点の内容は、前半は不用意なタックルとスライディングによる2つのPKにより失点、後半はコーナーキックのこぼれ球とディフェンスラインのバックパスがショートになって拾われての失点でした。
試合の感想は、ほぼ自滅による失点だったので、ただ得点差を認識するだけで、不思議と去年のような怒りや悔しさの感情は湧きませんでした。
たぶんその理由は、戦うために一番必要な「チームとして必要な心の準備」が整っていなかったことを目の当たりしたからだと思います。
勝てない試合が続いている時だからこそ、チーム状態が低い位置からスタートする時だからこそ、最悪を想定した強い心が戦う土台には必要だと思うのですが、
蓋を開けてみると、PKによる2失点目の後に、まだボールがゴールネットにあるにも関わらず誰もそれを取りに行かず、全員がセンターサークルへ向けて淡々と歩いて行く様があり、
後半、点差があるにも関わらず、攻めの気持ちを持った選手と保守的な気持ちを持ち続ける選手が入り混じっていて、戦う心持ちの違いから、点を取るための推進力を感じなかったからだと思います。
メンタル的な話をされてもね、と思われる方もいるかもしれませんが、どんな試合経過であっても、今一番チームに必要な「ゴールを全員で取りに行く」そんな気概溢れるプレーをこでぞーは見たかったです。
これから向かうシーズンの後半戦は、とても厳しい戦いが待ち受けているだけに、動じない強い心が必要に思いました。
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ポジディブに感じたこと
シーズンの戦いとは別の強い想いがあったせいか、何とも言えない心境にはなりましたが、個々のプレーに目を移すと、「おっ!」と目に止まる変化があったように思います。
気概溢れる気持ちを持っている選手は今まで以上に強く戦ってくれていましたが、特に印象的だったのは、国体に出場した選手に自信がみなぎっていたこと。
「あれ?同じ選手?」と思うくらい、活き活きとしたプレーを魅せてくれていたので、きっと国体で何か得るものがあったのはと感じさせてくれました。
それと後半に点差が開いて、気持ちが落ち込んでしまう時間帯に起用された選手の、ドリブル突破からのシュートやクロスは、「それだよ~!」と乾いた気持ちを潤わせてくれましたね。
やっぱり気持ちが前向きになるプレーが見たいです。
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リーグ再開は3週間後
さて、リーグ戦が3週間後に再開されますので、ここで順位と勝ち点を整理してみようと思います。
残り5節で残留に関わるチーム順位は以下の通りです。
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9位 ディアヴォロッソ広島 勝ち点 20
10位 FC今治レディース 勝ち点 14
11位 つくばFCレディース 勝ち点 11
12位 福岡J・アンクラス 勝ち点 9
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現時点での残留争いは、今治、つくば、アンクラスの3つ巴の様相です。
今シーズンの入替戦行きは11位と12位なので、つくばが残留するには、今治との勝ち点差3を超えなければいけないので、数字的には最低でも勝ち点4が必要ですが、現実的には最低でも勝ち点6の2勝が必要になります。
今後の残り5節の対戦相手は、ディオッサ出雲FC → FCふじざくら山梨 → ディアヴォロッソ広島 → 岡山湯郷Belle → 吉備国際大学Charme岡山高梁の順での戦いになります。
今シーズンは、この5チームからは勝ち点をあげることができておらず、今治と福岡との直接対決はもうないので、なかなか厳しい現実が待っていると思います。
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最後に
ここまでの公式戦10試合、引き分けすらなく、得点は僅かに2。直近7試合は無得点。
こんなに負けるとも思っていなかったし、これほど負け続けるチームじゃないはずなのに、どうしても勝てない、どうしても勝ち点が取れない。
あの戦術が、あのプレーが、あの判断が、、、と直接的な原因は色々あると思うけど、
ただ一つ望むのは、どんな形でもいい、泥臭くてもいいから全員で点を取る姿が見たいです。
このブログで語ったところで、試合結果に影響しないことも分かっているけれど、
もうね、みんなの苦しい顔を見るのは本当にたくさんなんですよ。
サッカーの神様はつくばのみんなにどこまで試練を与えれば気が済むのかとも思ってしまうけれど、何とかこの苦しい状況を乗り越えて欲しいと切に願っています。
10/26(土)アウェイでの吉備国際大学Charmeとの試合後は、勝利の万歳と笑顔のハイタッチで締めくくりましょう!
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リーグ戦の再開は、9/29(日)アウェイでディオッサ出雲FCとの対戦です。(キックオフ13時)
前回の対戦では、つくばの弱点を突かれて、3失点での敗戦でしたが、今度はリベンジです!
と言うことで、兎にも角にも先制点!次こそ笑顔の万歳ができることを信じて
頑張れ!俺たちのつくばFCレディース!
以上、こでぞーでした。
2024年07月05日
(つくばFCレディース第17節)中断前の大事な一戦
ここまできたら 腹を括って やるしかない
ども、こでぞーです。
夏季中断期を待っていたかのように、週明けからとてつもなく忙しくなってしまい、ブログの更新が大幅に遅れてしまいました。 m(_ _)mスミマセン・・・
試合が終わってから5日も経っているので、今さら感が否めないですが、遅ればせながら書きたいと思います。
と言うことで、日曜日に行われた今節は、夏季中断期前の最後の一戦でした。
試合開始前の午前中に、小学生以下の女子チームのサッカーイベントがあったようで、そのままたくさんの子供たちがバックスタンで観戦してくれました。

観客数が久しぶりの300人超えとなりましたが、やはりスタジアムには、人が入ってこそですね。
試合後のサイン会では、照れていたり、目をキラキラさせている女の子達を見ていて、改めてなでしこリーグで戦うお姉さん達は、憧れの存在なんだろうなと感じ、なんだかとても前向きな気持ちになれました。

と言うことで、たくさんの子供たちの前で戦った、FC今治レディースとの戦いを振り返ってみようと思います。
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2024.6.30
プレナスなでしこリーグ2部
第17節 13時キックオフ 曇り
つくばFCレディース VS FC今治レディース

セキショウ・チャレンジスタジアム@茨城県つくば市
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試合結果
さて、注目の試合結果ですが
「0-2 ●」(11位)
前半 0-1
後半 0-1
残念ながら、今節も敗戦でした。未だ抜けられない9連敗です。
順位は変わらず、入替戦行き圏内の11位です。
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どうにも抜け出せない
9連敗になりました。
流石に想定外でしたが、どうにもこうにもこの悪循環からは抜け出せないですね。
正直、どうして入らないの?と言うシーンばかりで、本当にゴールが遠いです。
今節の戦いは、前半に先制はされたものの、つくばのボール保持率も高く主体的に戦えていましたが、
後半に入ると相手主導の時間が多くなり、反撃の勢いを取り戻せぬままに試合が終わってしまったように思います。
この悪い流れは、頑固汚れのように相当こびりついているようで、ちょっとやそっとのことでは払拭できないですね。
失点シーンも女子GKの泣き所のクロスバー付近のフワッとしたシュートが入ってしまったり、
セットプレーから押し込まれての失点だったりと、つくばも同じようなセットプレーがあっても、ゴールポストですからね。
サッカーの神様はつくばのみんなに、何をどこまで高めることを望んでいるのか。
ただ、見ていて気になったのは、今節だけの話ではないですが、試合の前半と後半において、
自分たちのリズムで戦えている時とそうでない時の落差が激しいように感じます。
今節で言うと、前半はボール保持率も高く自分たちのリズムで戦う時間帯が多かったものの、
後半になるとその良かったリズムを加速させることができずに、返って失速させてしまいっているかのようでした。
戦術を変えてから月日があまり経っていないことから、熟成度と言うか落とし込みや浸透に時間が必要なのかも知れませんね。
ただ、ゴールまであと半歩と言うところで足踏みしているのは、戦うリズムと共に相手への精神的なプレッシャーをかけ続けることが出来ていないことも、悪い流れを経ちきれない要因の一つと感じました。
まぁ、連敗中ですからどうしても暗くなりがちですが、顔上げて現状を俯瞰して見てみると、
9連敗もしていて最下位でないことは、僅差とは言え前向きなことの一つと捉えて良いと思うし、
今シーズから試合数が4試合増えたおかげで、挽回できる機会がまだ5試合も残っているのも、再浮上できる可能性の一つとして捉えられるのかなとも思います。
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今、つくばFCレディースに必要なこと
どうしたらこの悪循環から抜け出せるものかと、色々と思いを馳せてみた時に、最近読んだ一つのブログが頭に浮かびました。
それは、なでしこ2部のライバルチームで、実際に戦ったディアヴォロッソ広島の一井美咲選手のブログ(https://stak.tech/news/22261)
ここには、勝てない時のマインドや、勝つことで得られるものについてが選手目線で書かれています。
これがつくばのみんなに合致することではないとは思うけれど、勝つための自分たちのマインドを作るヒントがあるようにも思います。
ひと口にマインドと言っても時間がかかるものだとは思うけれど、戦うことの意味や意義を改めて見直してみるのもアリなのかなとも思いました。
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今シーズンのキーパーズを見て想うこと
ところで、今年のつくばFCレディースのGKは、4人が所属してくれています。
過去にこれほど所属していたチームは無いように思いますが、このキーパーズの普段の振る舞いを見ていると、
使い古された言葉ではありますが、「one for all」「all for one」と言う言葉が浮かびます。
お互いを高め、支え合うことの意味や意義を強く感じます。
明日香が試合後の挨拶で言っていたように、今シーズンの明日香は、全く試合に絡んでいません。
もっと言えば、#21 西川 絵理菜と共に2人ともこれまで試合出場はありません。
しかもご存知の通りGKは、控えに選ばれたとしても、フィールドプレーヤーと違って滅多に交代はありませんし、
ましてや、3番目、4番目になると試合に出場するチャンスすらありません。
そんな状況だと、シーズンが進むにつれてモチベーションが下がっても仕方がないように思いますが、
今シーズンのキーパーズは、試合を追うごとに結束を深め、毎試合4人で戦っているように思います。
メンバーに選ばれなくとも、試合前のアップでは出来るだけのサポートをしているように見えますし、チームのためにもサポートをしています。
今節で言えば、明日香はフィールドプレーヤーのアップまで手伝っていました。
明日香を変に取り上げるつもりはないですが、こういう選手がいるチームは、必ず浮上できると信じることができます。
そして、今節の試合後の明日香の挨拶は、ファン・サポーターを大切に想ってくれていることが伝わってきて、こんな時だからこそ余計に心に刺さりました。
別に言葉が欲しくて毎試合応援している訳ではないですが、世代も性別も違うおじさん達も共に戦う同志として捉えてくれているところが、とても嬉しかったです。(ありがとう)
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キャプテン 大岩みつば
今節の試合終了後、恒例のミニゲームを観戦していましたが、ふと気が付くと、少し離れてところに、#10 大岩 みつばがポツンと佇んでいました。
今年からフルシーズンのキャプテンになってくれたみつばですが、後ろ姿を見ていると、総勢30人いる選手達をどうまとめていけばいいのか、深く考えているようにも見えました。
こでぞーも職場ではそれなりに部下がいて、個性をまとめ上げるのはなかな大変ですから、ましてや大人数となるとね。
大変なのは容易に想像できます。
上に立つ者はみなの視線を受けるものですから、そこに遠慮があっては、大勢を同じ方向に向けるのは難しいのかなとも思いますが、
でも、みつばなら、しっかりとした信念でこの苦境を乗り越えて、みんなを勝つ集団へとまとめてくれると思っているし、信じていますよ。

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祝100回
誰かまた100試合達成したの?とお思いでしょうか?
違います。
こでぞーのレディースブログが100回を迎えました。
正確にいうと102回目ですが、この前ブログの通算本数を確認したら100回を超えていたという訳です笑
まぁ、選手の通算出場と比べたら価値の薄いものですが、一つのものごとを100回続けるのって、一つの成果ではあると思うので自画自賛しています笑
しかし、最初の頃のブログを読みましたが、ヒドイですね。
アウェイグルメと称して自分が食べた物の紹介をしていますが、誰がそんなの読みたいねん!と突っ込みを入れたくなる酷さです。
とは言え、ここまで続けることが出来た理由は、少しでもつくばFCレディースのことを知ってもらいたい、選手のみんなに頑張って欲しいと言う想いが一番ですが、
それと共に、家族がいるにも関わらず、毎試合現地応援できているのは、家族の理解あってこそでもあります。
ブログを書くことで、自分のしていることに意味や意義を持たせ、それをこでぞーの人生で必要なこととして、家族が容認してくれていることも大きくあるとも思っています。
シーズンに入ると毎週末のどちらかは自宅にいないので、他者からは理解されにくいことだけに、感謝しかないですね。
それと、近頃では対戦相手の応援団の方やサポーターさんもこのブログを読んでくれているので、その面でも続けて来れた理由ですし、良かったなと思っています。
これからも110、120と続けられるよう頑張っていけたらと思います。
と言うことで、自画自賛でした汗
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次の戦い
今節は、ある種、殴り書きのようなブログになっていますが、どれだけの方がここまで読んでいただけているのでしょうか笑
まぁ構わず続けます。
さて、つくばFCレディースは、7月に入りしばしの中断期間を迎えました。
次の公式戦は、9月上旬の皇后杯関東予選になります。
毎年言っていますが、今年こそ2017年以来の本戦出場を願っています。(とても強く。)
今年の中断明けの理想は、勝って勝って入替戦とは無縁になり、皇后杯本戦に出場してシーズンが終わる。
これが理想です!(ホントお願いしますm(_ _)m)
と言うことで、こでぞーのブログもしばし休憩となりますが、つくばのみんなは、ここまで17戦の心と身体の疲れを取ってもらって、
2か月後の皇后杯予選では、もの凄くパワーアップをしたみんなになってくれることを願っています。
さぁて、気を取り直して、2カ月後に大いに期待したいと思います。
マジで頼むぞ!
頑張れ!つくばFCレディース!
以上、こでぞーでした。
(時間があったら今シーズンここまでの振り返りを書いてみようかとも思います。)
2024年06月24日
(つくばFCレディース第16節)気迫溢れるアウェイ戦
やるしかない 覚悟は 人を強くする
ども、こでぞーです。
今節は、SEISA OSAレイア湘南FCとのアウェイ戦です。
6月も下旬に入り、雨模様が多くなる中、今節は前日から当日の朝方まで雨が降っていたにもかかわらず、
試合開始1時間ほど前には雨は止み、またしても、横断幕を濡らすことなく無事に過ごすことができました。
第16節現在、コインランドリーへ行かなくて済んでいる記録は、開幕戦から絶賛、更新中です笑
ところで、今節もいつも通りのアウェイでの応援でしたが、珍しい出来事がありました。
それは
試合会場で行われた来場者プレゼントにこでぞーが当選したこと。
しかも、レイア湘南FCの
「オーセンティックユニフォーム(HOME)」
が当たってしまったこと。


プレゼントには、食べ物やスーパー銭湯の入場券などがある中、よりによってユニフォームが当たりました(汗
アウェイのサポなのに何だか申し訳ない気持ちもありましたが、なでしこの対戦相手のユニフォームを手に入れるなんて、滅多にないことなので、有難くいただくことにしました。(ユニフォームは、後日郵送です。)
ちなみにレイア湘南FCの1stのユニフォームのカラーは。
「ピンク」です(汗
と言うことで、夏季中断期前の最後のアウェイ戦となった、第16節SEISA OSAレイア湘南FCとの戦いを振り返ってみようと思います。
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2024.6.23
プレナスなでしこリーグ2部
第16節 13時キックオフ 曇り
SEISA OSAレイア湘南FC VS つくばFCレディース

レモンガススタジアム平塚@神奈川県平塚市
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試合結果
さて、注目の試合結果ですが
「0-2 ●」(11位)
前半 0-2
後半 0-0
残念ながら負けてしまい、チームワースト更新の8連敗となってしまいました。
順位変わらず、入替戦圏内の11位です。
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あと一歩の戦い
今節の感想は、前節よりも良い戦い方が形作られていたものの、勝つために必要な競争力が不足していると感じた試合でした。
試合は、開始直後から前節の良かったイメージそのままの戦いを表現することが出来ていて、更なる積み重ねを感じましたが、
次第に相手に押し込まれて自陣でのプレーが多くなり、ギリギリのディフェンスシーンも多くなり、
失点自体は、クリアしたボールが運悪く相手に当たって弱くなって、相手にとっていい位置のボールになったり、相手とのディフレクションでの失点と歯痒さが残る失点でしたが、
いずれもディフェンスの裏を狙われ、取られたことが起因していたので、シュート数が0だったことからも、前半は防戦一方な展開だったと思います。
後半は、選手交代によりつくばが優勢の時間帯も多く、ギリギリの攻防の中、今節もあと一歩のところで得点を取ることができなかった、そんな試合だったように思います。
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「勝つための、まとまりと一体感」と「点を取るための、まとまりと一体感」
今節の敗戦により、チームはリーグ参戦以来ワーストの8連敗となりました。
勝ち点をあげられなくなったこの2カ月近くの間、つくばのみんなには、こでぞーには計り知れない、気持ちの嘆きや葛藤、苛立ちが個人にもチームにもあったと想像します。
負けが続いていく途中では、試合中にも関わらず指揮官も選手も試合を斜めから捉えて、集中していない様子も伺えた時もあって、いったいチームはこれからどうなってしまうのかと、とても心配した時もありました。
でも、佐藤監督は、戦う上での柔軟性を捉えて、シーズン途中にも関わらず戦術変更を決断してくれました。
選手個人では、自分に矢印を向け、勝利のために何ができるか、どうやれば点が取れるか、どうやれば勝てるかを必死に体現してくれました。
でも、結果が付いてこない。
勝ち点が付いてこない。
今節の試合終了後も、気持ちを押し殺して、ゴール裏にいた我々のところにわざわざ挨拶をしに来てくれました。
右から左まで選手全員の顔を1人ずつしっかりと見ましたが、みんな口を真一文字に閉じて、人によっては眉間にしわが寄り、どの表情も悔しさに溢れていて、応援しかできない自分たちのじれったさと胸がしめつけられ想いでいっぱいになりました。
ここまでの連敗は経験がないので、正直何をここで伝えたらよいか分かりません。
でも、今節の戦いで感じたことが一つ。
それは、これまでの勝つためのまとまりや一体感よりも、今節の点を取るためのまとまりや一体感の方が遥かにパワーを強く感じたこと。
抽象的な表現で伝わり辛いかもしれませんが、今節は我々がゴール裏に陣取っていたこともあって、特に後半はプレー中の選手の表情や気迫を正面から感じ取ることができる位置にいたので、つくばのみんなの得点を渇望する気概がもの凄く伝わってきていました。
極端な物言いをすれば、勝利うんぬんよりも得点。とにかく点を取る、この一点への集中力が凄かったと思います。
きっかけは、チームの大黒柱の#14 内藤 夏鈴が前半の終了間際に怪我により欠き、急遽な戦いを強いられることによって、これまでとは違ったまとまり感が必要になったこと。
そして後半に途中出場した、#26 古寺 未佳の気迫溢れるプレーに選手全員が呼応していったことにあったように感じました。
ピッチに居た選手全員がとにかくゴールを奪うこと、この一点に目的を集中していたと思います。
ディフェンス陣もその気迫に呼応するかのように、GKのファインセーブやDFの迷いがないプレーにも表現されていて、
みんなの気迫は相手の焦りを誘発させる場面もあり、終了のホイッスルが鳴るまで続いていたように思います。
残念ながら、数字としての結果には結びつきませんでしたが、今節の戦いにより、途中交代した選手も含めて、今までにはなかったギアが入り、より集中した環境が前節よりも整ったのではないかとも感じました。
ばらばらになりかけたチームが戦術変更によって整いはじめ、点を取ることに集中することで、みんなの気持ちや考えが一つにまとまることが出来ていたのでないかとも感じました。
次節は、このギアを全員の力で最初から強く表現してくれることを切に願いたいと思います。
次節は、先制点を取って勝つ。
それだけを待っています。
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次節は今後を占う大一番
次節、夏季中断期前の最後の一戦は、FC今治レディースとの戦いになります。
順位はつくばより1つ上の10位ですが、勝ち点差なしの状態です。
9位のディアヴォロッソ広島との勝ち点差は6と開いていることから、くらいついていくには絶対に勝たなければいけません。
相手だって当然必死に立ち向かってくると思いますが、前回の対戦では守備がしっかり機能していたので、次節も大きく期待したいと思います。
と言うことで。次節はつくばFCレディースを応援する全ての方達と共に、選手への熱い応援を選手に届け、この長く暗いトンネルから抜け出して、次節こそ心からの勝利の万歳をしましょう!
それでは、次節はみんな笑顔で中断期を迎えられることを切望して
頑張れ!つくFCレディース!
以上、こでぞーでした。
2024年06月19日
(つくばFCレディース第15節)猛暑下での戦い
内向き よりも 外向きに
ども、こでぞーです。
今節でシーズン残り約1/3となりました。
前回ブログでお伝えした、試合当日の天候ですが、今節もジンクス通り雨は降らず、しっかり晴れてくれました。
しかも、猛暑。
ついこの前までそうでもなかっただけに、いきなりのこの暑さは、みなさまははいかがでしたでしょうか?
こでぞーは、当然、選手のように走っている訳ではなく、ただ立って叩いていただけですが、直射日光を浴び、風も無い状況だと、時間を追うごとにダメージを受けますね。
そう、ダメージと言えば、少しでも快適さを求めて、今年から新たなアイテムを調達しました。

makitaのポータブルファン!
購入してさっそく先発出場しました。
90分間フル稼働でしたが、足元から絶え間なく降り注ぐ 「恵みの風」 は、素晴らしくよかったですよ。だいぶ助けられました。
と言うことで、いきなりの猛暑の中で行われた、第15節 JFAアカデミー福島との戦いを振り返ってみようと思います。
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2024.6.16
プレナスなでしこリーグ2部
第15節 14時キックオフ 晴れ
つくばFCレディース VS JFAアカデミー福島

セキショウ・チャレンジスタジアム@茨城県つくば市
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試合結果
さて、注目の試合結果ですが
「0-5 ●」(11位)
前半 0-1
後半 0-4
残念ながら負けてしまい、チームワーストタイの7連敗となってしまいました。
順位は1つ下がり、入替戦圏内の11位です。
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どうにも抜け出せなかった
今節の感想は、攻撃陣はペナルティエリアまでは運べるものの、最後の精度に欠け、
守備陣はここ最近の同じパターンでの失点を重ねてしまい、かんじがらめの悪循環から抜け出せなくなっているように感じた試合でした。
シュート数は互いに10本ずつで前回の対戦と比べると、よく戦えてはいましたが、枠に入っていたのは2本程度だったので、得点が入る確率は低かったように思います。
守備においては、相手が徹底的につくばの右サイド、相手で言うところの左サイドを攻めあげてきて、
最終ラインでの1対1の局面では、人にもボールにも行けず、瞬間的な加速にも対応できずに追いていかれて、
相手のノンプレッシャーのシュートを何度も見せられ、最初の2失点は共に飲水タイム直後で一瞬の隙をしっかり狙われてしまったりと、いいようにやれてしまったように思いました。
つくばの時間帯も多かっただけに、精度の高さとゲーム中の修正力の差に大きな隔たたりを感じた試合でした。
それにしても、いくらエリート集団とは言え、同じ相手に2試合合計で11失点はしんどいですね。
出場していた選手の中には中学生もいた訳で、そんな選手に自分の持っている技術を伸びやかに披露されてしまったのは、焦燥感よりも虚無感を多く感じた試合でもありました。
まぁ、多連敗中の大量失点で無得点ですから、いいところを思い起こすのが難しいところですが、
つくばのみんなには、次節も堂々と胸を張って、攻撃陣はシュートは正面であっても、気迫と強さを込めたシュートを打ってもらいたいですし、
守備陣には、試合に出れなくてくすぶっている選手からの大きな揺さぶりによって、より強い競争を促し、出場した選手には、何が何でも0点に抑える意地を見せて欲しいと強く願うばかりです。
こういう時だからこそ、ベンチにいる選手からもモチベーションを高めて欲しいなとも思います。
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大きく変わろう!
さて、7連敗の結果、とうとう入替戦圏内に入ってしまいました。
毎年のように多連敗が続いているイメージなので、コロナ禍明けはどれくらい負けが続いたのか、改めて調べてみたところ、以下の通りでした。
2021年 6連敗
2022年 2連敗
2023年 7連敗
2024年 7連敗
「ん?2022年」と思い返してみたら、2022年は、元々所属する選手が今年より少ないことに加えて、怪我人が続出した年でした。
特に9月以降は、毎試合10人のフィールドプレーヤー+3人ぐらいしか揃えられず、ユースの選手の力を何人も借りて、何とか試合を成立させていた状態でもありました。
じゃ、そんな年は散々だったかと言うと、2連敗は何度もしたものの、次の試合で何度も引き分けをもぎ取り、最終戦も引き分けて、僅か勝ち点差1で逃げ切ったシーズンでした。
しかも、大きく輝いた時もあって、全てが嚙み合った皇后杯関東予選では、あの日テレ・メニーナに1-0で勝つという快挙をやってのけたシーズンでもありました。
思い起こすと、チームの状態としては今年とさほど変わらないものの、人数が少ないこともあって、
攻撃陣はなんとかして点を取って勝ち点を、
守備陣は前が点を取れないなら0点に押さえて勝ち点を、
とお互いが補完し合う気持ちと気概が強かったように思います。
負け続けていると「攻めが」「守りが」「監督が」と内向きで他者に対する思考を強く持ってしまいがちですが、
あと7試合しかない今の状況で、上位との対戦も控えている中で、勝ち点3を取るためには、出場が叶っていない選手も含めた、縦、横の全方位で勝つための切磋琢磨が行われることを期待したいです。
そうでなければ、個人単独でどんなに気概を持って戦っても、一枚岩になることが出来なければ、結局は入替戦に行ってしまうことは、これまでの歴史が証明していますし、下手したら降格だってあるかも知れません。
「流石にそこまではいかないでしょ?」と思う人がいるかも知れませんが、
入替戦に何度も行った経験を持つ #4 藤井 志保や #5 梓 怜奈はよく分かっていると思いますし、
降格することがどれだけ辛く悲しいことなのかは、 #32 澤田 法味が深く感じていることだと思います。
現状では、得失点が大きいため、得失差によってギリギリ脱出することもほぼ無いわけですから、
ここからの7試合は、まさに生き残りを賭けた1点でも多く勝ち点を積み上げていくサバイバルゲームです。
色々言いましたが、勝負の世界に身を置いているみんなならば、苦しい時はどうすべきかなんて、こでぞーなんかに言われなくとも、しっかり心得ているのだと思います。
ただ、どうしてもみんなの笑顔が見たいので、今一度自分たちの足元を見直して一枚岩となって、次節こそ先制点を取って勝ってくれること心から待ち望んでいます。
5年後、10年後、15年後の自分に後悔することがないよう闘ってくれることを願うばかりです。
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祝50試合達成!
(もしかしたら今回も本人が気づいていないかもしれませんが)
#7 村上 奈央が、リーグ通算50試合を達成しました!(めでたい!)
前節の#8 小林 和音に続いての記録達成ですが、つくばには昨年新卒で入団してくれた奈央が、なぜ50試合?と思われる方もいるかもしれませんが、
実は新潟医療福祉大で当時のチャレンジリーグに出場経験があるため、今節での達成となりました。
奈央と言えば、スピードとハードワーク、そしてサッカーを良く知っていると言うのがこでぞーの印象です。
奈央のプレーはアグレッシブで質が高いの大きな魅力です。
前回のデミーとの対戦では、裏を取られてやれてしまう盤面があったりもしましたが、今節はしっかり対応できていたあたりは流石だなと、改めて思いました。
連敗脱出には、奈央の力も大きく必要です。
今シーズン最後の試合まで、これからも奈央の気迫あるプレーにも大きく期待しています。
とにもかくにも、おめでとう!
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可能なら次節も現地で共に応援しましょう!
今回は、チームの危機を大きく感じてしまったので、とても長いブログになってしまいましたが、ここまで辿り着いてくれた方はいるでしょうか笑
次節は、前回の対戦では1-0の「藤井マジック(オウンゴール)」で勝った、SEISA OSAレイア湘南FCと、レモンガススタジアム平塚で6/23(日)13時より戦います。
試合会場は、J1湘南ベルマーレのホームスタジアムで行われます。
中断期まで残り2試合、つくばFCレディースに関わる全ての方の力を結集して、必ず勝ち点3をもぎ取って帰ってきましょう!
と言うことで、つくばのみんななら勝ってくれると強く願って!
頑張れ!つくばFCレディース!
以上、こでぞーでした。
2024年06月11日
(つくばFCレディース第14節)次なる一歩へ
このチーム この先必ず 花開く
ども、こでぞーです。
今節はヴィアティン三重レディースとのアウェイ戦です。
今節で第14節となりますが、今シーズンここまで、例年にはない珍しいことが続いています。
それは、
「横断幕を乾かしに1度もコインランドリーへ行っていない!」

なんの話?と思われるかもしれませんが、応援団の横断幕は布製なので、一度雨に降られるとそのまま放置ができないので、コインランドリーへ乾かしに行きます。
特に飛行機じゃないと行けないようなアウェイでは、重量オーバーの壁もあって、試合後にコインランドリーへ直行するのが必須になっています。
ところが今シーズンは、例年だと前半で2回くらいは降られるのに、
試合が土曜日だったら日曜日に雨、日曜日だったらその逆、そして試合会場に着くまでは降っていた、雨雲をギリギリ回避したなど、
奇跡とも思えるようなことが続いているので、これから到来する梅雨や雷雨をどうかいくぐれるか、ある意味注目なシーズンです。
そう言えば、コインランドリーで横断幕を乾燥機から出して畳んでいると、たまに強い視線を感じることがあります。
まぁおじさんが女性の名前ばかりが書かれた謎の布を何枚も畳んでいますからね、不思議がられるのも仕方がないことです笑
と言うことで、今節も晴れの下で行われた、第14節ヴィアティン三重レディースとの戦いを振り返ってみようと思います。
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2024.6.8
プレナスなでしこリーグ2部
第14節 13時キックオフ 晴れ
ヴィアティン三重レディース VS つくばFCレディース

LA・PITA東員スタジアム@三重県弁郡東員町
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試合結果
さて、注目の試合結果ですが
「0-1 ●」(10位)
前半 0-0
後半 0-1
残念ながら負けてしまい、6連敗となりました。順位は変わらず10位です。
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あとちょっと
今節の感想は、攻撃も、守備も前節よりも形が出来ていただけに惜しい試合だったと同時に、
”ちょっとだけ” ズレている歯車が噛み合いさえすれば、結果は大きく変わっていた、そんな風に感じた試合でもありました。
試合全体としては、開始直後からつくばが優勢に戦う時間帯が多く、左右からのクロス、スルーパス、カットインによる攻撃と、いつ得点が生まれてもおかしくない状況でしたが、
前半に幾度もあった得点チャンスをモノにできなかったのが響いて、後半、風下に立ってからは相手に押し込まれる時間帯が多くなり、
次第にチーム全体が ”なんとしても得点を” の気持ちが強くなったためか、守備陣の一瞬の意思疎通の齟齬から失点をしてしまい、
反撃を試みるも悔しくもタイムアップ。そんな試合だったようにも思います。
多連敗中はどうしても、不安定な部分が下地に眠っているので、目に見えないところでの精神的な切迫感に苛まれてしまったのかなとも感じました。
結果としては得点できずに負けてはしまいましたが、個々の内容を見ると、手ごたえがあったのではないかなとも感じました。
治めるプレー、前へ押し上げるプレー、中へ切り込んでいくプレー、ボールを奪い取る位置、ラインコントロールなど、それぞれの有益な特徴が見て取れたシーンが多かっただけに
返す返すも、あともう一歩、もう一歩だけ大きく踏み越えれば、次こそ待ち望んでいる勝利を掴むことができると感じた試合でもありました。
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敗戦から学んだこととは
前々節よりつくばの戦い方(フォーメーション)が大きく変わりました。
過去、シーズン途中にこれほどまでに大きく戦い方が変わった記憶はなく、しかもその結果、戦いの光景、空気感、選手の戦う表情も変わり、何より(負けてはいますが)応援していて、今の戦い方はとても楽しいです。
でも一つの疑問として、これまでの歴代の監督が実行しえなかったことを、なぜ佐藤監督は実行したのか、そんなことが頭に浮かんだところ、
たまたま試合後に佐藤監督にお話を少し伺える機会があったので、率直に疑問をぶつけてみました。
その答えをこでぞーなりに解釈すると、自身が持たれているサッカー感や理想の拘りを捨て、
男子のサッカーをベースに考えるのではなく、女子サッカーは似て非なるモノと理解し、一度頭をリセットしてから、女子選手の特性とつくばFCレディースの選手の個性と向き合った結果の答えだと感じました。
シーズン半ばを越えての戦い方の変更は、熟成までに時間が限られていることから、結果が出るまでに時間が掛かるかもしれませんが、
この戦い方に監督は想いを一つにしているので、あとはチーム全員でこの戦い方の深みを追求して、元々つくばのみんなが持っている大きなポテンシャルと合わせれば、確実な勝利の形として表れるように思います。
この戦い方を通じて選手の新たな適性も発見したとも話されていたので、これからのつくばFCレディースの戦いはより目が離せないように思います。
あと一歩、今、重くのしかかっている殻を破って、次節こそ、みんなで笑顔になりましょう!
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祝50試合達成!
(もしかしたら今回も本人が気づいていないかもしれませんが)
#8 小林 和音が、リーグ通算50試合を達成しました!
この50と言う数字を改めて想うに、やはり人一倍の情熱と緻密なコンディション作り、思考の柔軟性がないと達成できない数字だなと感じます。
そして元々持っているポテンシャルをしっかり発揮する能力にも、改めて尊さを感じますね。
こでぞーの和音の印象は、和らかな外見からは想像がつかない、かなりのファイターだと感じますし、負けない強い心も人一倍だと感じます。
結構なラフプレーに遭っても、何ごともなかったようにすくっと立ち上がってプレーする様は、見ていてカッコいいし頼もしさも感じますね。
そうそう、こでぞーには和音に一つの大きな想いがあります。
それは、
「和音と一緒に皇后杯の本戦へ行くこと」
今年こそ、是が非でも、本戦へ行きましょう!
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次節は久しぶりの独り太鼓
次節は、6/16(日)にホームチャレスタでJFAアカデミー福島との戦いになります。
試合開始時刻は、14時ですので、お間違いならないようにお願いします。
そして、この試合は、いつも隣りにいてくれるウラギスさんが、昨シーズン男子が大きく飛躍した、全国社会人サッカー選手権大会の関東予選の決勝でひたちなかへ行くので、こでぞーは今シーズン初の独り太鼓になります。
男子は全国社会人サッカー選手権大会の本大会への出場、女子は連敗脱出をして、6/18はつくばFCデーしてみたいと思います!
と言うことで、前回の対戦では、1-6とコテンパンにやられたデミー相手に、気持ちがスカッとするような勝利を上げてもらうことを願って
頑張れ!つくばFCレディース!
以上、こでぞーでした。
2024年06月04日
(つくばFCレディース第13節)上昇するきっかけとしたい大切な試合
真剣勝負だからこそ 皆が魅了される
ども、こでぞーです。
リーグ戦2巡目となる今節は、大和シルフィードをホームに迎えての第13節になります。
今節は、試合前日に関東の海上を台風が通る天気予報だったので、その影響が心配されましたが、特段問題もなく台風一過の気持ちの良い晴れになりました。
しかも当日は、今シーズン最初で最後の男女アベック開催と言うことで、普段は家庭の事情で現地応援出来ないこでぞーも、今日は男子の試合も現地応援できるのでワクワクしながらの会場入りでした。
アベック開催と言えば、スピード感と臨場感のある男子の試合と、選手同士の連動やチームの戦術を時差なく自分の目で見つけることができる女子の試合がいっぺんに見れるのは、男女トップチームを持つ、我らがつくばFCならではの醍醐味ですね。
と言うことで、連敗続きの重苦しい雰囲気を吹き飛ばしてくれることを期待した、第13節を振り返って見ようと思います。
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2024.6.1
プレナスなでしこリーグ2部
第13節 1時キックオフ 晴れ
つくばFCレディース VS 大和シルフィード

セキショウ・チャレンジスタジアム@茨城県つくば市
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試合結果
さて、注目の試合結果ですが
「0-1 ●」(10位)
前半 0-1
後半 0-0
残念ながら負けてしまい、5連敗となりました。順位は変わらず10位です。
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明るい兆しと改善急務
今節の印象は、戦う気持ちが全面に出ていて、自分たちのサッカーをより研ぎ澄ませていくきっかけとなった試合だったように感じました。
フォーメーションは前節に続いて「4-1-4-1」が採用されましたが、今節はこれが相手にビッタリとハマって、久しぶりにつくばのみんなが躍動する姿を最後まで見ることもできました。
両サイドが敵陣奥深く攻め入る攻撃や中央での縦パス一本の攻撃など、公式記録のシュート数(3本)より明らかに多くのチャンスを作っていたように思います。
しかも、前節まで見られた苦し紛れのバックパスはなく、声掛けも絶え間なく出ていて、攻撃でも守備でも全員の意識が統一され、たとえボールが奪われても直ぐにカバーが入るなど、前から行く意識と人とボールが動く戦い方が出ていて、見ている者を引き付けていたように思います。
それにしてもこの「4-1-4-1」のフォーメーションで、DFの前に1人配置された #20 今井 新那のハードワークには、目を見張るものがありましたね。
こんなにタフだったんだと改めて知りましたし、#14 内藤 夏鈴とコンビネーションもより高まりを魅せてくれたのも嬉しかったですね。
それと終盤のFW3人によるパワープレイも迫力があって、数字として残る結果にはなりませんでしたが、次節に大きく期待が抱ける攻撃だったように思います。
一方で、試合には負けてしまったので、攻撃では、大きなチャンスがいくつかあったにも関わらず決めきることが出来なかったですし、
守備では、またしても背後を取られての失点を喫し、更には個によるミスであわや失点となるシーンがいくつかあったので、勝つための更なる改善が攻守共に急務と感じた試合でもありました。
たった1度のミスが敗戦につながってしまう危険性は厳しいところではありますが、#20 今井 新那が試合後の選手挨拶で勝つために必要な言葉を伝えてくれたように、次節では、チームとしても個人としても、より貪欲なプレーで勝ってくれることを大いに期待したいと思います。
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晴香が帰ってきた
いい戦い方ができたとは言え、負けは負けなのでモヤっとして悔しさが募るところですが、今節はそれを吹き払うかのようなとても嬉しいことがありました。
それは、#13 三浦 晴香がチャレスタのピッチに帰って来てくれたこと。
晴香のプレーする姿は、昨年の筑波大とのプレーシーズンマッチ以来なので、実に1年と3ヵ月ぶりでした。
昨シーズンから何人もの選手の復帰のシーンを見てきて毎回嬉しかったのですが、とうとう晴香まで復帰してくれたのは、心から嬉しかったですね。
今シーズン1巡目の後半に晴香が試合後の練習で細かい動きをしているのを見かけてはいましたが、前回のホーム戦の試合後のミニゲームで晴香の姿を発見してからは、
「いよいよですかね!」
とウラギスさんと話していました。
そして今節のメンバー表に
「三浦 晴香 13 FW」
の名を見つけた時には、一気にテンションが上がり
「晴香がメンバーに入ってる!!!」
「いよいよ来るねーー!」
とウラギスさんと小躍りしながらたくさん喜びました。
そしていよいよの登場で、晴香がタッチライン中央に立っている姿を見た時、そして、ピッチに入って#8 小林 和音や#11 赤嶺 美月たちとハイタッチをしている姿を見た時は、思わず太鼓叩くの止めて見入ってしまいましたね。
こでぞー的には、試合前の横断幕張りでいつも手伝ってくれていた選手が復帰する姿は、本当に感慨深いものがあります。
試合勘や試合体力はこれからだと思うけれど、相手を背負いながらワンタッチで相手の背後にボールを運んで、一瞬にしてビックチャンスに結びつけられるテクニックを見た時には、改めて晴香の持っているものに感銘を受けました。
とにもかくにも、復帰おめでとう!
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最高の準備を
前節までは失点した途端、ちびまる子ちゃんで言うところの青ざめた顔に縦線が入る様子が伺えたチームでしたが、
今節は失点しても気持ちが切れることなく、見違える程の一体感と躍動感を魅せてくれたと思います。
そしてその光景を見て、改めてつくばのみんなはたくさんの経験を経ていて、しかも選ばれたアスリートなんだなと改めて感じました。
太鼓叩きのおじさんのいらぬ心配を他所に、自分達でこの困難な状況を打破するよう盛り上げて、自分の持っているテクニックを限界まで懸命に発揮してくれている姿に改めて感銘を覚えました。
まだ、結果には結びついてはいませんが、この戦う姿勢が強く出来てきたチームは、きっと目標に向かって強く挑んでくれると思います。
今節はたくさんの強さを魅せてくれましたが、これまでなかなか試合に絡んでいけていない選手も、気持ちを切らすことなく、来たるチャンスに向けて最高の準備をしてくれることを強く願うばかりです。
そして、誰が出てもつくばの強いサッカーを魅せてくれる、そんなチームになってくれるたら嬉しいですね。
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次節は何かが起こる?
次節は、6/8(土)13時より三重県東員町のLA・PITA東員スタジアムでヴィアティン三重レディースとの戦いになります。
今回も恐らく、前つくば所属の高田莉緒や山崎香を使った、いつものほど良い煽りのバナーがX(旧Twitter)に出ると思いますが、受けて立ってしっかり勝って帰りたいと思います。
過去の三重とのアウェイ戦では、2年前の#23 松田 留光那のゴールによるつくばFC史上初の逆転勝ちや昨年の大雨での泥んこ試合など、大味な何かが起きているので、次節は、これまでのうっ憤を払うかのような素晴らしい連敗脱出をしてくれること願っています。
と言うことで、今シーズン初の新幹線での移動にはなりますが、雨は降らず、今度こそ、つくばのみんなと勝利の万歳ができることを願って
頑張れ!つくばFCレディース!
以上、こでぞーでした。