粘った後に 爆発だ!

ども、こでぞーです。

今節は、第5節、そしてアウェイ2連戦の2戦目です。

アウェイ戦と言えば、昨シーズンまでは九州や四国、東北など、大半が遠方だったので、アウェイチーム側のスタンドには、こでぞーとウラギスさん以外に誰もいないことも多く、いても十数名と言う光景が当たり前でした。

ところが、今シーズンは関東圏内での開催ということもあり、前節のアウェイ初戦の早稲田大学戦では、目視で50名近い、ファン・サポーターの方々が現地に駆けつけてくれ、今節も劣らずたくさんの方々が応援に来てくれました。

思い起こせば昨年までは、人のいないアウェイ側スタンドで、即興でチャントを作ったり、昔のチャント懐かしみながら歌ったり、

時には太鼓も止めて、「〇〇いいねー!」なとど声だけで盛り上げたりと、好き放題の「自己満足型応援」を楽しんでいました。

でも、今シーズンは、「皆さんと一体感を持って応援する」が我々応援団のテーマなので、アウェイであっても遊び心は封印して、ホームのようにガチで応援をしています。

とは言うものの、6/7(土)の山梨県での試合は、まぁまぁの遠距離なので、もしかしたら、また自己満足型応援ができるかも?なんて思っています。(汗

さて、長い前置きはこのへんにして、初夏を思わせる暑さの中で行われた、日体大SMG横浜サテライトとの、熱い戦いをさっそく振り返ってみようと思います

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2025.5.11
KLSL 関東女子サッカーリーグ1部
前期・第5節 15時00分キックオフ 晴れ
つくばFCレディース VS 日体大SMG横浜サテライト
(つくばFCレディース 2025第5節)暑くて熱い戦い
日本体育大学 横浜・健志台キャンパスサッカー場@神奈川県横浜市(今節も失念。。。)

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試合結果

注目の試合結果は。

「つ3-1日」(首位キープ)

前半 1-0
後半 2-1

得点
35分 #7 穂谷 颯季 (アシスト記録なし)
              ※こでぞー的にはアシスト #9 冨田 歩花
73分 #16 石黒 璃乙 アシスト #18 中村 真奈
91分 #2 所 千紗登 (アシスト記録なし)

今節もがっちり勝って勝ち点3を獲得し、しっかり首位をキープしてくれました!

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強さと課題が交錯した一戦

今節は、強さと弱さが同居した内容でありましたが、しっかり結果を出してくれた、そんな試合だったように思います。

前半は、これまでにはなかった4-5-1のフォーメンションでスタートしたつくばでしたが、

数的優位を作り出すことがなかなか出来ず、相手の速いパス回しに後手を踏むことが多く、

セカンドボールも拾われ、相手の前からのプレスにより前線へのボールの供給も難しく、前半は苦しい時間帯が続きました。

そんな中でもワンチャンを見逃さず、しっかり点を取れたことには強さを感じました。

そして後半は、ハーフタイムのタイミングで2枚代えて後ろを固めつつ、4-4-2のフォーメーションに変えてからは、これまでの前からの積極的なプレスを中心とした、自分たちの戦いをして、見事に勝利を掴み取ってくれました。

志賀監督は、これまでの試合を通して、戦術やフォーメーション、ポジションチェンジの試行錯誤を重ねながら、

チームや選手個々の適性を実戦のなかでじっくりと見極め、つくばの戦うスタイルを築こうとしているように感じます。

終了間際にあっさりと失点してしまうなど、集中力の面では課題も見えましたが、苦しみながらも結果を手にしたこと、そしてポジティブな変化を確かに感じられたことは、

大きな収穫だったと言えると思います。

今節の実りを、次節にどうつなげていくか、次節が楽しみです。


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粘り強さが生んだ先制点

今節の先制点は、3試合連続で またしても#7 穂谷 颯季が決めてくれました!

ぺナルディエリアやや左側で張っていた#9 冨田 歩花が上手くマイナス方向にボールを落として、後ろから来た颯季が、待ってましたとばかりに狙いすましてシュート。

しっかり左回転をかけたボールはゴールキーパーをかすめて、ゴール左側に突き刺してくれました。

このゴールは、苦しい時間帯にワンチャンをモノにしたつくばの強さを感じたゴールだったと思います。

しっかりとコントロールされた素晴らしいシュートで、今節も完璧なゴールだったと思います。

3試合連続ゴール、めちゃめちゃノッテルし、やや遠い距離でのこの決定力は凄いですね。

#10 鏡 玲菜も控えているし、このレンジからのシュートは今後も見逃せませんね!

そして、お次は2006年生まれの同級生が奪ってくれたゴール。

これも見事でしたね。

後半の途中から、右サイドハーフを任された#18中村 真奈は、相手がスピードについて来れないと判断するとそのまま、右サイドを縦へ突破して

中央に詰めていた#16 石黒 璃乙に渡り、難しい体勢ながらもグラウンダーのシュートをゴール左隅に決めてくれました。

追加点が欲しい時間帯に、このコンビであっという間に取ってくれたのは、嬉しかったですね。(素晴らしいゴールでした)。

そして、締めは、 #2所 千紗登が入団後初ゴールを決めてくれました。

3点目と同じように#18中村 真奈がスピードに乗って右サイドを駆け上がり、クロスをいれ、少しゴチャゴチャとなったところをゴール左側にいた

千紗登がゴール右側に豪快に蹴り込んで、相手の戦意を完全に挫く素晴らしいゴールを決めてくれました。

2点先制し、後半の終盤に失点し、相手が勢いづく時に、しっかり追加点を取れたことは、戦術的にも精神的にも強さを感じた試合だったように思います。

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体を張り続けた守備陣の底力

今節のディフェンスではは、特に前半、自陣で耐える時間帯が続きました。

相手に押し込まれ、苦しい展開が続くなか、それでも誰一人あきらめることなく、全員で身体を張り続け、

その粘りがあったからこそ、流れを手繰り寄せ、先制点を生むことができたのだと思いました。

ゴールキーパーと4人のディフェンス陣は、ギリギリの局面で踏ん張り、フィニッシュを許さない守備を続けてくれました。

また、#14 高橋萌々香もいつものように絶妙なポジショニングで、相手の芽を摘むシーンが随所に見られ、

後半からは、センターバックに #10 鏡玲奈を入れて、守備に落ち着きをもたらすと同時に、攻撃にも人数をかけて押し返す場面も印象的でした。

課題として、後半の終盤につくばの左サイドからフリーでクロスを上げられ、最後はドフリーの選手に頭で押し込まれて失点。

89分でのゴール、ロスタイムでの得点の2点差があったことで勝敗には直結しませんでしたが、「もしも」を想定して最後まで気を抜かない準備の大切さを、改めて思い知らされた場面でもあったように
思います。

少しバタつく場面もあった今節ですが、それでもこのチームは確かに一歩一歩、守備に厚みを増してきていると思います。

来週のホーム戦に向けて、もっと逞しく、もっと頼もしい守備を見せてくれることを、楽しみにしています。

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次節はホーム戦

さて、次の試合は──
5月18日(日)17:00キックオフ。
我らがホーム、セキショウ・チャレンジスタジアムに帰ってきます。

キックオフは少し遅めの時間帯ですが、そのぶん日差しも和らぎ、きっと絶好の観戦日和になると思いますので、

お友達、ご家族、ご親戚と予定を合わせて、心地よい夕暮れのスタジアムで、熱い戦いを一緒に応援してみませんか?

対戦相手は、FC十文字Mare。
現在は最下位に沈んでいるとはいえ、もともとはなでしこリーグ1部で戦っていた「十文字VENTUS」に連なるチーム。
実力を秘めたチームだけに、今節と同様、決して気を抜けない相手です。

次節は久しぶりのホーム戦なので、プレーする選手たちも、応援する私たちファン・サポーターも、心から楽しくなるような、「Enjoy Football!」な試合を期待したいですね。

と言うことで、この流れを絶対に止めることなく、しっかりと勝って、ガッチリと首位をキープしてくれることを信じて

頑張れ! つくばFCレディース!

以上、こでぞーでした。


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あとがき

今節も、試合終了後に選手たちがファン・サポーターのもとに挨拶をしに来てくれました。

いつも感じることですが、どの時代であっても整列してくれた選手たち全員が、ただ一様に笑顔になっている光景を見ることは、ほとんどありません。

2025年チームもまた、充実感にあふれた笑顔、悔しさを滲ませる表情、もっとできたはずだと自分を責めるような険しい表情。

それぞれが試合直後に抱くリアルな感情が、そのまま表れています。

活躍した選手の輝くような表情を見ると、こちらも心から嬉しくなります。

一方で、思うようなプレーができず、終始険しい表情のままの選手を見ると、自然と「次こそは!」とエールを送りたくなります。

個々の選手が持つポテンシャルが、悔しさの中にしっかりと見えてくるようにも思います。

まだ5試合しか経っていませんが、毎試合ごとに見せてくれるいろんな表情から、選手たち一人ひとりのサッカーへの想いが、ひしひしと伝わってきます。

その真剣な眼差しを見ていると、

「この選手たちなら、願いを託せる」

そんな気持ちが自然と湧き上がってくる今節でした。

このチームには、本物の結束力と強さがある。きっと一緒になでしこの舞台へ戻っていける。

そんな確信にも似た想いが、胸の奥に芽生えています。

忙しなく過ぎていく毎日のなかで、レディースの選手たちと共に歩めることを、心から誇りに思います。


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