2024年06月04日
(つくばFCレディース第13節)上昇するきっかけとしたい大切な試合
真剣勝負だからこそ 皆が魅了される
ども、こでぞーです。
リーグ戦2巡目となる今節は、大和シルフィードをホームに迎えての第13節になります。
今節は、試合前日に関東の海上を台風が通る天気予報だったので、その影響が心配されましたが、特段問題もなく台風一過の気持ちの良い晴れになりました。
しかも当日は、今シーズン最初で最後の男女アベック開催と言うことで、普段は家庭の事情で現地応援出来ないこでぞーも、今日は男子の試合も現地応援できるのでワクワクしながらの会場入りでした。
アベック開催と言えば、スピード感と臨場感のある男子の試合と、選手同士の連動やチームの戦術を時差なく自分の目で見つけることができる女子の試合がいっぺんに見れるのは、男女トップチームを持つ、我らがつくばFCならではの醍醐味ですね。
と言うことで、連敗続きの重苦しい雰囲気を吹き飛ばしてくれることを期待した、第13節を振り返って見ようと思います。
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2024.6.1
プレナスなでしこリーグ2部
第13節 1時キックオフ 晴れ
つくばFCレディース VS 大和シルフィード

セキショウ・チャレンジスタジアム@茨城県つくば市
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試合結果
さて、注目の試合結果ですが
「0-1 ●」(10位)
前半 0-1
後半 0-0
残念ながら負けてしまい、5連敗となりました。順位は変わらず10位です。
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明るい兆しと改善急務
今節の印象は、戦う気持ちが全面に出ていて、自分たちのサッカーをより研ぎ澄ませていくきっかけとなった試合だったように感じました。
フォーメーションは前節に続いて「4-1-4-1」が採用されましたが、今節はこれが相手にビッタリとハマって、久しぶりにつくばのみんなが躍動する姿を最後まで見ることもできました。
両サイドが敵陣奥深く攻め入る攻撃や中央での縦パス一本の攻撃など、公式記録のシュート数(3本)より明らかに多くのチャンスを作っていたように思います。
しかも、前節まで見られた苦し紛れのバックパスはなく、声掛けも絶え間なく出ていて、攻撃でも守備でも全員の意識が統一され、たとえボールが奪われても直ぐにカバーが入るなど、前から行く意識と人とボールが動く戦い方が出ていて、見ている者を引き付けていたように思います。
それにしてもこの「4-1-4-1」のフォーメーションで、DFの前に1人配置された #20 今井 新那のハードワークには、目を見張るものがありましたね。
こんなにタフだったんだと改めて知りましたし、#14 内藤 夏鈴とコンビネーションもより高まりを魅せてくれたのも嬉しかったですね。
それと終盤のFW3人によるパワープレイも迫力があって、数字として残る結果にはなりませんでしたが、次節に大きく期待が抱ける攻撃だったように思います。
一方で、試合には負けてしまったので、攻撃では、大きなチャンスがいくつかあったにも関わらず決めきることが出来なかったですし、
守備では、またしても背後を取られての失点を喫し、更には個によるミスであわや失点となるシーンがいくつかあったので、勝つための更なる改善が攻守共に急務と感じた試合でもありました。
たった1度のミスが敗戦につながってしまう危険性は厳しいところではありますが、#20 今井 新那が試合後の選手挨拶で勝つために必要な言葉を伝えてくれたように、次節では、チームとしても個人としても、より貪欲なプレーで勝ってくれることを大いに期待したいと思います。
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晴香が帰ってきた
いい戦い方ができたとは言え、負けは負けなのでモヤっとして悔しさが募るところですが、今節はそれを吹き払うかのようなとても嬉しいことがありました。
それは、#13 三浦 晴香がチャレスタのピッチに帰って来てくれたこと。
晴香のプレーする姿は、昨年の筑波大とのプレーシーズンマッチ以来なので、実に1年と3ヵ月ぶりでした。
昨シーズンから何人もの選手の復帰のシーンを見てきて毎回嬉しかったのですが、とうとう晴香まで復帰してくれたのは、心から嬉しかったですね。
今シーズン1巡目の後半に晴香が試合後の練習で細かい動きをしているのを見かけてはいましたが、前回のホーム戦の試合後のミニゲームで晴香の姿を発見してからは、
「いよいよですかね!」
とウラギスさんと話していました。
そして今節のメンバー表に
「三浦 晴香 13 FW」
の名を見つけた時には、一気にテンションが上がり
「晴香がメンバーに入ってる!!!」
「いよいよ来るねーー!」
とウラギスさんと小躍りしながらたくさん喜びました。
そしていよいよの登場で、晴香がタッチライン中央に立っている姿を見た時、そして、ピッチに入って#8 小林 和音や#11 赤嶺 美月たちとハイタッチをしている姿を見た時は、思わず太鼓叩くの止めて見入ってしまいましたね。
こでぞー的には、試合前の横断幕張りでいつも手伝ってくれていた選手が復帰する姿は、本当に感慨深いものがあります。
試合勘や試合体力はこれからだと思うけれど、相手を背負いながらワンタッチで相手の背後にボールを運んで、一瞬にしてビックチャンスに結びつけられるテクニックを見た時には、改めて晴香の持っているものに感銘を受けました。
とにもかくにも、復帰おめでとう!
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最高の準備を
前節までは失点した途端、ちびまる子ちゃんで言うところの青ざめた顔に縦線が入る様子が伺えたチームでしたが、
今節は失点しても気持ちが切れることなく、見違える程の一体感と躍動感を魅せてくれたと思います。
そしてその光景を見て、改めてつくばのみんなはたくさんの経験を経ていて、しかも選ばれたアスリートなんだなと改めて感じました。
太鼓叩きのおじさんのいらぬ心配を他所に、自分達でこの困難な状況を打破するよう盛り上げて、自分の持っているテクニックを限界まで懸命に発揮してくれている姿に改めて感銘を覚えました。
まだ、結果には結びついてはいませんが、この戦う姿勢が強く出来てきたチームは、きっと目標に向かって強く挑んでくれると思います。
今節はたくさんの強さを魅せてくれましたが、これまでなかなか試合に絡んでいけていない選手も、気持ちを切らすことなく、来たるチャンスに向けて最高の準備をしてくれることを強く願うばかりです。
そして、誰が出てもつくばの強いサッカーを魅せてくれる、そんなチームになってくれるたら嬉しいですね。
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次節は何かが起こる?
次節は、6/8(土)13時より三重県東員町のLA・PITA東員スタジアムでヴィアティン三重レディースとの戦いになります。
今回も恐らく、前つくば所属の高田莉緒や山崎香を使った、いつものほど良い煽りのバナーがX(旧Twitter)に出ると思いますが、受けて立ってしっかり勝って帰りたいと思います。
過去の三重とのアウェイ戦では、2年前の#23 松田 留光那のゴールによるつくばFC史上初の逆転勝ちや昨年の大雨での泥んこ試合など、大味な何かが起きているので、次節は、これまでのうっ憤を払うかのような素晴らしい連敗脱出をしてくれること願っています。
と言うことで、今シーズン初の新幹線での移動にはなりますが、雨は降らず、今度こそ、つくばのみんなと勝利の万歳ができることを願って
頑張れ!つくばFCレディース!
以上、こでぞーでした。
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