歓喜と課題の 熱い 90分

ども、こでぞーです。

今節は、開幕ホーム3連戦のラスト。

そしてゴールデンウイーク真っただ中に行われた第3節です。

この時期、例年だとひたちなか市の国営ひたち海浜公園に咲く「ネモフィラ」を目当てに、朝から高速道路は結構な渋滞。

そのため、いつもなら試合よりずっと早く、1時間くらい前倒しで自宅を出るのが恒例なのですが、

今年は試合開始が17時ということもあり、渋滞にも巻き込まれず、むしろスムーズにチャレスタに到着しました。

こんなに余裕を持って現地入りできるのは久しぶりで、移動も気持ち的にすごく楽でした。

なでしこリーグではだいたい13時キックオフが多いのですが、関東女子サッカーリーグは16時、17時、時には18時と、少し遅めの時間帯に試合開始ですが

この時間帯の試合は、交通状況を考えると意外とありがたいなと実感しましたね。

さて、今節の相手は、昨シーズン関東大学女子リーグ1部を制した実力校・東洋大学。

これまでの2節とは一味違う、タフな試合になるだろうと覚悟して臨んだ一戦です。

しかも、晴れ渡る空の下、我らがつくばFCレディースは、またしても熱い戦いを繰り広げてくれました。

それでは、今節の戦いを振り返っていこうと思います。

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2025.4.27
KLSL 関東女子サッカーリーグ1部
前期・第3節 17時00分キックオフ 晴れ
つくばFCレディース VS 東洋大学

セキショウチャレンジスタジアム@茨城県つくば市

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試合結果

さて、注目の試合結果ですが

「つ2-2東」(1位keep)

前半 1-1
後半 1-1

得点
13分 #16 石黒 璃乙 アシスト #9 冨田 歩花
53分 #7 穂谷 颯季 (記録なし)


今節は引き分けでしたが、勝ち点1を獲得しました。

3戦連続で勝ち点を獲得したチームがなかったことから、単独首位となりました。

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勝てた試合ではありました

今節も、つくばFCレディースは幸先よく、前半序盤に先制点を奪い、試合の主導権を握る展開に持ち込むことができました。

ところが、前半終了間際、ハンドによるPKを献上してしまい、悔しい同点で前半を折り返し、

後半に入ると、8分に再びリードを奪い、流れを引き寄せたかに思えましたが、そのわずか9分後、今度は痛恨のオウンゴールによる失点。

結局、スコアは動かないまま、2-2のドローで試合終了となりました。

失点はいずれもPKとオウンゴールという不運な形だっただけに、得点経過を見れば「勝てた試合だった」とも言える内容でした。

それでも、勝ち点1をしっかり積み重ねたことは、次につながる一歩だったように思います。

試合を通して、自分たちが優位に進める時間帯があったものの、相手に攻め込まれた場面では少しバタつきも見えました。

このあたりの落ち着きと対応力をさらに磨いていけば、もっと強く、もっと頼もしいチームになれると思います。

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攻めの形

これまでの3戦を通して、つくばFCレディースの攻めの形がはっきりと見えてきたように思います。

今節も複数得点を挙げることができましたが、特に印象的だったのは、ボールを奪ってから攻撃へ転じる際のスムーズな連携。

前線へボールを運ぶときに、イメージがしっかりと共有されていて、全員の意思が一つになっているのがよく分かりました。

だからこそ、無駄のない、流れるような動きが今節でもしっかりと表現されていたのだと思います。

中でも、クロスへの入り方には確かな意思統一が見られ、日頃からしっかり練習を積み重ねているのが伝わってきました。

また、前線で一度ボールを収めてから、後ろからのミドルシュートやスルーパスにつなげる動きもとてもスムーズでした。

さらに、今節はFWに#9 冨田 穂花を配置したことで、#10 鏡 玲奈、#7 穂谷 颯季との間に絶妙な関係性が生まれ、

特に1点目は、狙い通りの形から生まれた得点だったように思います。

あとは、中央からの攻撃パターンがさらに増えてくれば、このチームはもっともっと強くなれる、そんな期待を感じさせる今節の戦いぶりでした。

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ディフェンスの課題

今節は、不運なかたちで2失点を喫してしまいましたが、それでもしっかり勝ち点1を積み上げられたのは大きな収穫だったと思います。

やはり、負けと引き分けでは、精神的にも順位的にも大きな差がありますからね。

とはいえ、これまでの2試合と比べると、攻め込まれる時間が長かった印象でした。

特に相手の縦パスに対する対応が難しく、自陣深くまで押し込まれる場面が目立ち、

また、サイドを駆け上がられてからのクロスにも手を焼いており、「クロスを上げさせない守備の意識」が、今後の課題の一つとして見えてきた試合でもあったよに思います。

それでも、失点を最小限に抑えられたのは、選手たちの粘り強い守備があったからこそだとも思います。

相手にスペースを与えないポジショニング、クロスに対して逆サイドのケアを怠らなかった#8 林 里咲の献身的な守備、そして後半終盤、決定的なピンチを未然に防いだ#21 松原 ゆきの対象でした。

さらに、#4 斎藤 久瑠美の読みの鋭いポジショニング、#5 野口 ひかりの足元の強さ、#6 小河原 彩花の対人の強さも健在で、何より、ゴールを守る#1 伊東 美和の安定したセービングと落ち着きが、チーム全体に安心感をもたらしていたように感じました。

今節は押される展開の中でも、守備陣の集中力とチーム全体の粘りを感じた試合でもありました。

次節も、この守備陣の踏ん張りに大きな期待が持てそうです。

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うマーベラスなゴール2連発

さて、今節も歓喜の2ゴールが炸裂しました。

まずは先制点。

この1点目は、まさに鮮やかすぎるパスワークから生まれた、スタンド全体がどよめいたゴールでした。

#10 鏡 玲奈が相手のパスをカットすると、すかさず #9 冨田 穂花にボールを預け、再び玲奈へ戻し、そこから #7 穂谷 颯季へとつなぎ、さらに穂花が至極のクロス!

最後は絶妙なポジショニングを取っていた#16 石黒 璃乙が頭でピタリと合わせてネットを揺らしました。

ボール奪取からシュートまで、すべてがスムーズで鮮やかで、そりゃ、どよめきますよね!と言いたくなるほどの、美しいゴールでした。

そして続く2点目は、#7 穂谷 颯季の右足から生まれた圧巻の一撃でした。

スローインから#4 野口ひかり、#8 林里咲とつなぎ、里咲からのふわっとしたパスに対して、颯季が上手く身体を入れて前を向いた瞬間、迷わず右足を振り抜き、ゴール右サイドネットへズドンと決めてくれました。

もうね、見ていて本当に気持ちがいいゴールでした。

観客席も、一瞬息を飲んだあとに大爆発!

応援団からも、思わず「スゲー!」の声が上がる、そんな会心のゴールでした。

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次節も日曜日

さて、次節は今シーズン初のアウェイ戦で、5月4日(日)16:00キックオフの早稲田大学との対戦です。

どんな戦いを仕掛けてくる相手かはまだ未知数ですが、大学チームは毎年メンバーが大きく変わることもあり、強さも流動的なので、決して侮れない相手だと思います。

今節で見えた課題をしっかりクリアして、さらにパワーアップしたつくばFCレディースの姿を見せてくれることを期待したいですね!

ちなみに今回の試合開始は夕方16時。

個人的には、高速道路を使わなくても行ける距離で、しかもチャレスタに行くときの半分以下の時間で到着できるのが、かなり嬉しいポイントです。

時間にも財布にも優しい今シーズン、ありがたさを噛み締めながら応援に向かいたいと思います(汗

というわけ、次節は勝って、首位キープできることを願って

頑張れ! つくばFCレディース!

以上、こでぞーでした。


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あとがき

応援団を続けていると、毎年あらためて感じるのは、選手のご両親が子供に注ぐ想いの深さ、そしてその想いの一つひとつが、本当に感慨深いということです。

今節も、新加入選手のお父様とお話させていただく機会がありました。

これまでどんな道を歩んできたのか、どんな困難を乗り越えてきたのか。

そして今、このチームで自分は何を果たそうとしているのか、そんな話を丁寧に聞かせてくださいました。

これまでにも何人かのお父様とお話させていただいてきましたが、どの方にも共通しているのは、

たとえ厳しい言葉を口にしていても、その根底には深くて温かな愛情が確かにあるということです。

今回のお父様も、「娘が戦う姿を見せたい」と言ってくれて、つくばへの加入を決めたことを、とても嬉しそうに語ってくださいました。

応援団として、ただ自分たちが盛り上がりたいから応援するのではなく、選手のご家族がどれほどの想いを込めてこの場所に送り出しているのか。

その背景にも思いを馳せながら、これからも心を込めて熱く応援していこうと思います。  

気がつけば あっという間の 90分


ども、こでぞーです。

今節も男女共催での開催でした。

12時キックオフの男子の試合が終わり、ひと息つこうとチャレスタ奥のヘルスプラザへ向かって歩いていると、

見えてきたのは、今シーズンもゴール裏に掲げられた、レディース全選手の「のぼり旗」。



思わず足が止まり、「おっ!」と声が出てしまいましたね。

今シーズンも選手たちを後押ししてくれるのぼり旗を用意してくれた、スポンサーの皆様には、感謝しかないですね。

そう言えば、昨年のぼり旗には選手一人ひとりのサインが入っていたので、もし今年もお願いできたら…なんて、ちょっと期待してしまいます。

そんなこんなで迎えた第2節。

今節の対戦相手は、前節、日体大SMG横浜サテライト相手に 2-0 で快勝した神奈川大学です。

空はあいにくの曇り空でしたが、雨は降らず、気温もちょうどよくて、ピッチ上には集中できる最高の環境が整っていました。

そんな中で熱く盛り上がった、我らがつくばFCレディースの戦いを、早速振り返ってみようと思います。

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2025.4.20
KLSL 関東女子サッカーリーグ1部
前期・第2節 16時30分キックオフ 曇り
つくばFCレディース VS 神奈川大学

セキショウチャレンジスタジアム@茨城県つくば市

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試合結果

さて、注目の試合結果ですが

「つ3-0神」(1位↑)

前半 1-0
後半 2-0

得点
29分 #19 諸富 愛莉 アシスト #2 所 千紗登
56分 #19 諸富 愛莉 アシスト #8 林 里咲
81分 #16 石黒 璃乙 アシスト (記録なし)


今節も勝利し、開幕2連勝と言う幸先のよいスタートが切れました。

勝ち点は東京国際大学に並んでいますが、得失点は僅差であるものの、堂々の首位に立ちました。 

まだ始まったりのシーズンとはいえ、チームの勢いと、選手たちの気迫を体感した熱い戦いを振り返ってみようと思います。

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見応えのある90分

前半29分、先制ゴールで試合の主導権を握り、中押し ダメ押しと理想的に得点を重ね、結果は無失点での完勝。

シュート数もつくば12本、神奈川大学わずか4本と、数字の上でも強さを感じさせる試合内容でした。

試合を優位に進めていたこともあってか、90分間があっと言う間に過ぎていったような、濃密な試合だったと思います。

特に印象的だったのが、前線からのプレスでボールを奪ってからの一連の動き。

全体でしっかりと共有されていて、前線へボールを動かす時に意思統一が図られているため、無駄のない動きが表現されていたと思います。

そして何より、メンバーが少ないながらも、適材適所と言うか、比較優位と言うか、選手それぞれの個性を上手く活かせる配置になっている点も、しっかりデザインされた戦いだったポイントだったと思います。

FWの10代コンピの強烈なプレスと倒れないフィジカル、中盤の両サイドウイングのスピードとテクニック、痒い所に手が届く経験豊富なボランチ2人、経験豊富なDF陣

これらが見事に噛み合って、ピッチ上で一つの「チーム」として機能しているのが、今のつくばFCレディースの強さだと感じます。

昨シーズンは高い戦力があるもののそれを活かす戦いの形に苦しんでいたのもあって、

今シーズンのつくばFCのサッカーは、見ていて気持ちがいいし、自然と心にすっと入ってくる、そんな納得感のある戦いぶりでした。

今の完成度と、選手達の一体感は、まだまだシーズン序盤ですが、今後に大きな期待を抱かせる一戦だったと思います。

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凄いぞ10代!

この試合でつくばFCレディースが挙げた3得点は、共に10代の #16 石黒 璃乙と#19 諸富 愛莉の2人が挙げてくれました。

つい先月まで高校生だったのかと思うと、正直、そのプレーぶりには驚きしかありませんね。

#16 石黒 璃乙のプレスバックは、とにかく速い!

相手が嫌がっている様子がハッキリと見えるほどですし、それに得点を欲するギラツキ感は、やはりハンパないですね。

一方の#19 諸富 愛莉は、ゴールセンスは抜群で、相手に身体を当てられも動じないし、前線でボールをしっかり抑えて、攻撃の起点としても存在感を放っていました。

2人ともマーベラスな戦いぶりだったと思います。

さらに、3点目は、こちらも10代の#22 中川 名奈美が前線で素早いプレスをかけ、相手GKのミスを誘発し、ルーズになったボールを璃乙が冷静に仕留めたシーンでした。

これまで「10代はトレーニングマッチで経験を積んでから公式戦に」というイメージがありましたが、もうその固定観念は捨てないといけませんね。

こんな逸材たちがつくばFCレディースに来てくれたこと、本当に嬉しいです。感謝しかありませんね。

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ディフェンスの強さ

今節も、つくばFCレディースは無失点で試合を終えました。

いくつか危ないシーンになりそうな時はありましたが、危なげなく全て対応してくれていました。

今シーズンのつくばの強みの1つに、守備のクオリティの高さがあるのも見逃せないですね。

DF陣で言えば、#4 齋藤久瑠美、#5 野口ひかり、#6 小河原 彩花はなでしこで戦ってきた実力者で、#2 所 千紗登は海外のプレー経験もあり、

そこに経験豊富な#10 鏡 玲菜怜奈と#14 高橋 萌々香が加わる訳ですからね。

それと我らが守護神の #1 伊東 美和の安定したプレーがあるからこそ、後ろに安定感が生まれ、前線の選手たちの好プレーにつながっていると思います。

後は相手の縦への攻撃の対応が的確にできるようになれば、更に手強い守りが形成されるように思います。

守りも期待しかないですね。

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次節は3日後

次の試合は、4月27日(日)17:00キックオフ。相手は、昨シーズンの関東大学女子サッカーリーグ1部を制した東洋大学です。

間違いなくタフな相手になると思いますが、だからこそ、今のつくばFCレディースの「真の力」が試される絶好の機会でもあると思います。

試合開始は少し遅めの夕方17時ですが、ぜひ現地チャレスタ、あるいはYouTube配信で、選手たちへ熱いエールを送ってください。

と言うことで、今節も旬が大幅に過ぎた、アップが遅いブログになってしまいましたが、次節は火曜日あたりにアップできるかなと思います。

それでは、3連勝を願って

頑張れ! つくばFCレディース!

以上、こでぞーでした。


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あとがき

今節、10代の選手たちが見せてくれたプレーには、心を動かされるものがありました。

彼女たちの姿を見ていると、「挑戦すること」の尊さを思い知らされます。

無駄は減り、選択はどんどん最適化されていく..それは大きな強みであり、成熟の証でもありますが、

それと同時に、「失うこと」への怖さが芽生えて、歳を重ねるごとに、手堅くなり、知らず知らずのうちに、守りを意識することが多くなったように思います。

そんな中で10代の選手の、迷いなくゴールを目指し、前へ突き進むプレーで、結果も出している姿を目の当たりにすると、

いくつになっても挑戦することの必要性を思い起こさせてくれますし、挑み続けることは、人生を前へ進めてくれるものだと改めて感じました。

これまでになかった「とても若いチーム」は、1人の応援団のおじさんの意識も変えてくれる力を持っているようです。  

雨が降り 身体冷えても 心は熱い


ども、お久しぶりのこでぞーです。

今シーズンも観戦記をゆるりと書いていこうと思いますので、よろしかったらお付き合いください。

と言うことで、いよいよ2025シーズンが開幕しました!

ようやく開幕したので、早速ブログを書かねば!

と思いましたが、忙しすぎて大幅にアップが遅くなりました(スミマセン...)

今シーズンは、所属リーグが変わり、選手、監督、コーチ、スタッフも新しい顔ぶれになり、

例年にはないほどの大きな変化と共にシーズンを迎えました。

いつものシーズンなら、学校で言うところの新学期のようなワクワク感で胸が高鳴りますが、

今シーズンはそれに加えて、「なでしこリーグへの1年での復帰」と言う明確なチーム目標がある分、気の引き締め感が強くなります。

ゼロから再スタートを切った我らがつくばFCレディースですが、ファン、サポーターの皆さんと共にチームを大きく盛り上げて、全力で後押ししていこうと思っています。

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今シーズンの変わったところ

さて、試合結果の模様に入る前に、今シーズンの様々な変化を最初にご紹介したいと思います。

変化その1
◆所属リーグが「なでしこリーグ2部」から「関東女子サッカーリーグ1部」に変わりました

昨シーズンのなでしこリーグからの降格を経て、今シーズンは、関東女子サッカーリーグ1部という新たな舞台での戦いになります。

リーグは全8チームで構成されていて、つくばFCを除く7チームはすべて大学の女子サッカーチームとなっています。

これまで大学チームとはあまり現地観戦経験が少ないため、リーグのレベル感は正直分からないのですが、

1つ言えることは、昨年、なでしこリーグへ昇格した2チームの「VONDS市原FCレディース」と「南葛SC WINGS」は、このリーグから昇格をしているので、

なでしこリーグ2部入替戦予選が行われる9月までには、昇格できる力をリーグで示せるレベルになっていることを願っています。


変化その2
◆残ってくれた4名と新戦力16名と新監督

なでしこリーグからの降格は、チーム編成において大きな影響を及ぼすことは覚悟の上でしたし、

女子選手が現役でいられる期間は、男子選手よりも短く、選手としていられる時間が限られているので、可能な限り高いレベルに身を置くことは、至極当たり前なことだとこでぞーは思います。

なので、正直いって、4名もの選手が残ってくれたことは意外なことで、それと同時にとても嬉しく思いました。

そして、価値が大きく下がったチームの未来を信じて、16名もの選手が加入してくれたのも、とても嬉しことでしたね。

ほんとよくぞ残ってくれて、よくぞ来てくれました。感謝しかないですね。

そして、新監督には、2017シーズンにつくばで選手登録をされていた、志賀 みう監督を迎え、これまでつくばFCレディースの弱点の1つと言えた、女子選手目線でチームをまとめてくれることを期待しています。

変化その3
◆応援のスタイルを一部変更しました

あえてお伝えしなくてもいいことかなとは思いますが、変化の多いシーズンだからこそ、応援団も新しい取り組みをしようと言うことで、

今シーズンから試合開始前にチャレスタのバックスタンドの中央エリアで、ファン・サポータの皆さんに向けて応援団からご挨拶をするようにしました。

いつも応援団がいるサイドのエリアとは、階段があるせいか、常々隔たたりを感じていたので、

今シーズンは、皆さんと一体となって選手を後押ししようと思い、新たな取り組みとして始めてみました。

まぁ、テレビ番組で言うところの、前説みたいな感じなのですが、応援団目線の話をして選手をより身近に感じてもらえたら嬉しいなと思います。

チャレスタに来られた際は、僕らの話にも耳を傾けてくれると嬉しいです。

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これまでと変わらぬこと


それは

いつもどおりの「選手全員の横断幕」が用意できたこと。



この横断幕は、家庭の都合などで現地応援できない応援団のメンバーが手分けして、毎年全て手作りで作ってくれています。

今シーズンのように、男女ともに例年を大きく上回る枚数の横断幕が必要な状況であっても、開幕までに全員分を揃えてくれました。

今シーズンは、チームにとっても応援団にとっても、一つの節目と捉えられるようなタイミングだったので、横断幕の制作を見送るという選択肢も考えられましたが、

変わらず仲間が作ってくれたことは、横断幕の作成に携われないこでぞーとしては、もう感謝しかありません。

だからこそ、仲間の想いも携えて、今シーズンも男女トップチームの選手を熱く応援しようと思っています。

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2025.4.6
KLSL 関東女子サッカーリーグ1部
前期・第1節 16時30分キックオフ 雨
つくばFCレディース VS 山梨学院大学

セキショウチャレンジスタジアム@茨城県つくば市

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試合結果

さて、注目の試合結果ですが

「つ1-0山」

前半 1-0
後半 0-0

得点
35分 #19 諸富 愛莉 アシスト #7 穂谷 颯季

開幕戦は、幸先よく勝利を飾ってくれて、勝ち点3を獲得しました。

順位は得失点の差で3位となっています。

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想像よりしっかりと戦えていた

今シーズンは、シーズン前のトレーニングマッチが開催されなかったことから、ぶっつけ本番でつくばの皆の戦いをみましたが

想像していたレベルよりかなり上の戦いをしてくれた印象です。

事前に練習試合では負けがないとは聞いていましたが、応援していてワクワク感が湧いてくるチームだなと言うのが率直な感想です。

もちろん今すぐなでしこへ行ける状態ではないですが、これから半年が楽しみなチームですね。

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走って、走って、しっかりカバー

フォーメンション的には、3-5-2を基本として、場面によっては、4バックを敷いていたように思いますが、

選手間の距離感もよく、パスミスはあるものの、選手同士の意識の統一を感じる戦い方だったように思います。

そして、まず最初に印象に残ったのは、みんなよく走ると言うこと。

特に印象的だったのが、#11 加登 友佳と#16 石黒 璃乙.。

友佳は交代する87分までずっとチームのために走り続けてくれて、最後までそのスピードが落ちることはなかったのは流石だと思いました。

特に斜めへのプレーは、縦と幅を広く使えるプレーなので、攻めでも守りでもかなり有効な武器だと感じました。

そして、璃乙は、FWながら中盤までディフェンスバックをしたと思ったら、次の瞬間には前線まで戻り、点を狙いに行こうとしていて

特に印象的だったのが、何としても点を取りにいってやろうとする、ギラツキ感がハンパなかったように思います。

あのギラツキ感は、一発で気にいりました、こでぞーの応援魂を揺さぶらましたね。

そして、もう1人印象的だったのが、#10 鏡 玲菜。

元々はつくばFCレディースのユース出身で、今シーズンは、オーストラリアのPerth RedStarから加入してくれた玲菜ですが、

振り向けば鏡、気が付けば鏡、と言った感じで、その危険察知能力はお見事といった印象でした。

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マーベラスなゴール

そして、新生つくばFCレディースの記念すべき公式戦初ゴールを決めてくれたのは、これまた今シーズン加入してくれた #19 諸富 愛莉。

バイタルエリア前の中央、やや右寄りのエリアで、これまた新加入の #7 穂谷 颯季から競り合いの中パスを受けた愛莉は、GKの位置を確認して

ループ気味のシュートをゴール左側にしっかり決めてくれました。

愛莉も2006年生まれの選手ということで、10代が活躍できる新生つくばFCレディースは、伸び代感が無限にあるようにも感じましたね。

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身体を張った守備

ディフェンスについては、なでしこや海外サッカーを経た経験豊富な #2 所 千紗登、#4 齋藤 久留美、#5 野口 ひかりでしっかり固めて、危なげない守備だったと思います。

途中、危険な場面でも、しっかり身体を張って守りきってくれたので、終始安定したと思います。

そう言えば、#6 小河原 彩花の相変わらずのディフェンス力の高さも印象的でしたね。

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次節は3日後

次節は、4/20(日)は、今節と同じ16時30分にキックオフで神奈川大学との対戦です。

次節も男女共催なので、こでぞー的には1日で2試合太鼓はなかなかのヘビー級ですが、しっかりと応援していこうと思います。

天気予報は、数日前の雨予報から曇り予報に変わっていたので、少なくとも雨は降らないようにして欲しいなと思いますね。

今節は、夕方から寒さが増して、太鼓を叩いていないと、声を出し続けていないと、凍えてしまうくらい寒かったので、

次節は絶対晴れが欲しいです!

と言うことで、初っ端から誰も読んではくれない、旬が大幅に過ぎた、アップが遅いブログになってしまいましたが、

今後は、今回紹介できなかった選手のプレーにも触れていこうと思いますので、よろしかったら次節もお付き合いください。

それでは、2連勝を願って

頑張れ! つくばFCレディース!

以上、こでぞーでした。  
PEACS
PEACS
サッカーチーム「ジョイフル本田つくばFC」(関東サッカーリーグ1部)および「つくばFCレディース」(プレナスチャレンジリーグ)の応援団・サポーターグループです。
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