2024年10月30日
(つくばFCレディース第22節)残留が掛かった熱い最終節
戦いの 炎は益々 強くなる
ども、こでぞーです。
3/16(土)に開幕した今シーズンも、とうとう最終節を迎えました。
シーズン前は昨年より4試合も増えるから長く感じるのだろうなぁと思いましたが、いざ終わりに近づくと終盤の残留争いもあってか、あっという間な感じがします。
最終節まで続いている残留争いですが、いつぶりだろうと記憶を遡ってみると、2019年のチャレンジリーグEASTでの新潟医療福祉大学戦以来のことでした。(#7 村上 奈央も出場していました。)
あの時は直接対決で勝って、逆転で残留を決めましたが、今回は直接対決ではなく、勝ち点が同数で他力が必要な争いなので、少なくとも勝ち点1。
もっと言えば勝ち点3を取って残留を決めて欲しいところ。
と言うことで、第22節(最終節)吉備国際大学Charme岡山高梁戦(アウェイ)を振り返ってみようと思います。
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2024.10.26
プレナスなでしこリーグ2部
第22節 13時キックオフ 晴れのち曇り
吉備国際大学Charme岡山高梁 VS つくばFCレディース

神原スポーツ公園多目的グラウンド@岡山県高梁市
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試合結果
さて、注目の試合結果ですが
「吉1-1つ」(11位確定)
前半 1-0
後半 0-1
得点
77分 #17 野沢 真由
引き分けにより、勝ち点1を獲得しました。
最終順位は11位となり、残念ながら入替戦行きとなりました。
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力強いチームになってくれた
今節は、残留が掛かった試合だっただけに、そこに着目しまいがちでしたが、試合そのものは、これまでの4節と同様に、チームの統制が取れた自分たちの戦い方をしてくれて、しっかり勝ち点1を獲得してくれました。
ただ課題は、今節も開始10分以内にDFの背後を取られて失点をしているので、入替戦に向けては、立ち上がりの時間帯の早急な修正が必要に思いました。
今節も早い時間帯に先制を許しましたが、その後は焦ることなく、8連勝中の強敵に対しても、これまでと変わらずにしっかりと対峙して、
失点を重ねない粘り強い守備と、点を取るための積極的な攻撃を繰り返してくれました。
そして一瞬の隙を見逃さずに同点に追いつき、残留の可能性を自分たちの強さで引き寄せてくれました。
途中、陣形が広がって攻め込まれる時間帯もありましたが、守備から戦いのリズムを作り、チャンスと見たら一気にギアを上げて攻め入る戦い方は、試合を重ねる度に自分たちのものになっていることを強く実感させてくれた試合でもありました。
結果として残留はできませんでしたが、この岡山勢2連戦では、強者相手に十二分に戦うことにより、チームの基礎体力を強く押し上げてくれたと思います。
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マーベラスゴール!(素晴らしきゴール)
さて、歓喜のゴールですが、これはもう流れるようなマーベラスゴールでした。
つくばの左サイドでのボールの奪い合いの中で、前線にいた#9小西 由利恵にボールが入ると、すぐさま #13 三浦 晴香が前へ向かって走り出し、
横パスでボール受け取った晴香は、そのままドリブルで相手を何人か引き付けてスペースを作り、そのスペースに走り込んできた #17 野沢 真由にラストパス。
真由は、相手DFを冷静に交わして、見事ゴール右すみに貴重な1点を決めてくれました。
このゴールが決まった瞬間、つくばサイドの応援席のあちらこちらで一斉に
「ウォーーーー!」
と言う、オジサンたちの地響きのような歓声が湧き上がりました笑
あと一歩でゴールのシーンが多かっただけに、メチャクチャ盛り上がりましたね。
そう言えば、前節の試合終了後にチャレスタのメインスタンドから出たところで、ばったりと真由に会いましたが、
その試合で積極的なミドルシュートを打ってくれていたので、「次こそゴールね!」とお願いしたところ、おおきく頷いてくれてからの今回のゴールだったので、ものすごく嬉しかったですね。
由利恵 → 晴香 → 真由の流れるようなゴールは、緊張感でいっぱいだったスタンドを大きく湧かせてくれた見事なゴールでした。
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キーポイントはアウェイゴール数
さて、ここからは、入替戦の勝敗の決定ルールについて、確認してみようと思います。
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(試合の勝敗の決定)
1,試合は1試合90分(前後半各45分)とする。
2.2試合が終了した時点で、勝利数が多いチームを勝者とする。
3.2試合が終了した時点で、勝利数が同数の場合には、次の各号の順序により勝者を決定する。
・2試合の得失点差
・アウェイゴール数
・2試合目終了時に、20分間(前後半10分間)の延長戦
・PK戦(各チーム5人ずつ)
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注目すべきポイント「3」のアウェイゴール数。
これは入替戦がホーム&アウェイの計2試合で行われるがために、勝利数と得失点差が同数の場合に、アウェイゴール数で勝敗が決するという、普段のリーグ戦にはないルールです。
これは、例えば、初戦の結果が「0-0」、2戦目の結果が「1-1」だった場合に、延長戦になるのではなく、2戦目のアウェイチームのゴール数が勝敗のジャッジに適用されるため、アウェイチームが勝者になります。
この状況を今回のつくばFCからの目線で見た場合には、初戦はアウェイ戦、2戦目はホーム戦となるので、つくばFCとしては、今週末のアウェイ戦で得点を取ることがとても重要で、その後のホーム戦での戦い方を有利に運ぶことができます。
つくばのみんなには、1つでも多くゴールを取って2戦目を有利に進めてもらいたいと思います。
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勝つためには
リーグ終盤の驚異的な巻き返しはありましたが、残念ながら入替戦行きとなってしまいました。
それにしても、あの独特なピリピリ感に包まれた特別な試合を、久しぶりに経験するんですね。
かつて4年連続(2015~2018)経験したことがありますが、あの「喰うか喰われるか」、「やるかやられるか」の非常にシビアなホーム&アウェイの戦いがまた来るのかと思うと、久しぶりに全身が身震いします。
通常のリーグ戦や皇后杯関東予選とは全く異なり、チームのこれまでの歴史や関わる人の全ての想いも意識することになるため、思ってる以上に試合の重圧を感じるかもしれません。
シンプルに言えば「絶対に負けられない戦い」な訳で、勝つために必要なことを考えると、たどり着くのは、かついて4度の入替戦を経験し勝利してきた #4 藤井 志保の言葉が思い出されます。
「死ぬ気で戦う選手の気持ち」 と
「いろんな気持ちを抱えている選手も含めて、みんなで同じ方向を向くこと」
こでぞーもこれしかないんだと思います。
過去に4回も勝ち抜いているんだし、直近も好調なら大丈夫でしょうと思われるかもしれませんが、相手は失うモノがない状態で挑んできて、
こちらは負けたらなでしこリーグからつくばFCレディースの名が消えてしまう訳だから、それに打ち勝つためには、選手全員が一枚岩となって今持っているものをこの2戦で出し切る。
これ以外にはないように思います。
「隙を見せたら負け」「下を少しでも向いたら負け」どんな状況であっても愚直に「自分たちのサッカーを最後までやり続ければ」必ず残留と言う成果を獲得することができると思います。
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#9に期待
と言うことで、運命の入替戦の対戦相手は、入替戦予選を勝ち抜いてきた南葛SC Wingsです。
試合は、11/2(土)10時から 千葉県フットボールセンターでキックオフです
そう言えば、中断期明けの5人の得点の内、3人が古巣から得点を取ってくれました。
1人目は、FCふじざくら山梨から得点をしてくれた#22 松原 ゆき。
2人目は、ディアヴォロッソ広島から得点をしてくれた#11 赤嶺 美月。
そして3人目は、岡山湯郷Belleから得点をしてくれた#26 古寺 未佳。
では、今回の南葛SC Wingsではと言うと、
4人目は、古巣対決となる我らが副キャプテン
「#9 小西 由利恵」
世間では2度あることは3度あると申しますが、ここまで来たら3度あることは4度あるということで、
由利恵のゴールに大きく期待したいと思います。
こでぞーはですね、DFの裏を抜け出して置き去りにする「ゆりえクスプレス」からのゴールがお気に入りの1つなので、
入替戦では、ぜひとも由利恵のエクスプレスゴールが見たいですし、マジで期待をしています!
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お願いごと
そして、最後に重要なお願いを一つ。
今週末は大事な入替戦初戦となりますから、いつもの通りウラギスさんとの応援を予定していましたが、
ウラギスさんはお住いの地域の重要な用事で応援に来れないことになってしまったので、こでぞーの1人応援となってしまいました。
2人で熱く応援しようと思っていましたが、こればっかりは仕方のないのことなので、ウラギスさんの分までしっかり応援しようと思います。
でも、今回はお願いがあります。
ご存知のとおり、今週末はつくばFCにとって重要な戦いとなります。
ですので、つくばFCの中の人、ファン・サポーターの方、朝とっても早いですが、こでぞーと一緒につくばのみんなを応援していただけないでしょうか。
移動には少しお時間を要しますが、何卒お願い申し上げます m(_ _)m
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勝つしかねぇ!
絶対残留を旗印に決して油断してはならない戦いですが、少しでもつくばのみんなの後押しできるよう精一杯応援してこようと思います。
残念ながらネット配信はありませんが、つくばのみんなへ熱い応援を送っていただけたらと思います。
最後に、選手、監督、スタッフの皆さんへ
全力全進 魅せてやりましょう つくばの底力を
そして、最後は全ての人と勝利の万歳をチャレスタでしましょう!
絶対残留!
頑張れ!俺たちのつくばFCレディース!
以上、こでぞーでした。
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