2024年10月09日
(つくばFCレディース第19節)熱すぎる戦い
トンネルを 抜けた先は 凄かった
ども、こでぞーです。
夏季中断期間を挟んで、約3か月ぶりのホーム戦です。
今節は珍しく15時からの試合だったので、いつもよりだいぶ遅くに会場に到着しましたが、
チャレスタに入って最初に目に留まったのが
コレ↓

選手の「のぼり旗」は、何年も前からサポーターズミーティングで要望していたので、ようやく叶ってとても嬉しくなりました。
しかも全選手のサイン付きですからね、ズラッと並ぶと壮観で、試合の雰囲気が出てきてワクワクしてきます。
他のチームでは、

こういうのだったり(FCふじざくら山梨)

こんな風に飾られています。(ヴィアティン三重レディース)
ただ、1つ気になったのが、何でバックスタンド側の駐車場の道路沿いに7本だけ飾られ、残りはホームのゴール裏の道路側の網に張られていたのか?

もしかしたら、旗を刺す土台の数に限りがあったのかもしれないですが、次はホーム側入場口あたりに集約してもらって並べるのもありかなとは思いました。
「のぼり旗」を用意してくださったスポンサー様には、感謝しかないです。
「素敵なのぼり旗をありがとうございました」
こんな感じで始まった第19節ですが、今節の対戦相手は、現在リーグ2位で1部と2部の入替戦行きが掛かっているFCふじざくら山梨です。
つくばとの共通したワードが「入替戦」なので、戦前からどちらも譲れないガチンコな戦いになると予想された試合ですが、
試合当日は雨模様でしたが、ふじざくらのサポーターさん達がバスツアーで大挙して駆けつけてくれたおかげで、会場は早くから熱気に包まれていました。
これぞ、サッカースタジアム!と言った雰囲気になり、試合前からテンションが爆上げとなった熱い戦いを振り返ってみようと思います。
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2024.10.5
プレナスなでしこリーグ2部
第19節 15時キックオフ 雨
つくばFCレディース VS FCふじざくら山梨

セキショウ・チャレンジスタジアム@茨城県つくば市
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試合結果
さて、注目の試合結果ですが
「2-1 〇」(10位↑)
前半 0-1
後半 2-0
得点
65分 #30 小田川 真奈
73分 #22 松原 ゆき
11試合ぶり、第8節以来の勝利を飾りました。
順位は1つ上がって、入替戦圏外の10位です。
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魂が震えた逆転勝ち
どの言葉からこの感動を伝えればいいのかたくさん考えましたが、でも、やっぱりシンプルに
「勝った!勝った!勝った!最高に嬉しい!」
勝った瞬間の感情は、これに尽きますね。
後半のロスタイムでのドキドキ感はしばらく味わっていなかったけれど、主審の笛が鳴った瞬間、腹の底から「よおぉぉーし!!!」と雄叫びをあげてしまいました。
特につくばFCレディース史上2度目、2シーズンぶりの逆転勝ちですからね。これでも感動です。
ゴールが決まるたび、大ピンチで守りきるたびに、つくばの応援席全体の一体感が増していき、勝利の瞬間、スタンド全体が大きな歓喜の拍手に包まれたのは、感動で鳥肌ものでした。
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セットプレーで2点
と言うことで、歓喜に沸いた至極の得点シーンを振り返ってみようと思います。
つくばの得点は8試合ぶり、勝利は11試合ぶりだったので、勝った時のブログってどう書いていたっけ?と思わず見返してしまいましたが、
今節はセットプレーから2人のDFが魅せてくれました。
まずは、1点目
#9 小西 由利恵がつくばの右サイドのペナルティエリア横で倒されて得たセットプレーからスタート。
キッカーは#14 内藤 夏鈴。夏鈴の左足から放たれたセンタリングは、相手GKにパンチングで弾かれ、ペナルティエリア内の外へ流れしまいそうなところを
近くいた#8 小林 和音がキャッチアップし、和音はすかさずボレーシュート。
一瞬「入った!」と思われたもののクロスバーに弾かれ、更に#30 小田川 真奈の目の前にこぼれてきたところ、真奈は迷わず右足を振りぬいて見事ゴール右に突き刺してくれました。
こでぞーは、ゴールが決まった瞬間、待ちに待ったものがようやく現実となった喜びに、ただ声をあげて手をグーにするだけでしたね。
そして、運命の2点目
つくばの右サイドのバイタルエリア付近で#14内藤 夏鈴が倒されて得たセットプレーを今度は我らがキャプテン#10 大岩 みつばキッカーとなり、完璧なセンタリングがペナルティエリア内で待つ #22 松原 ゆきの足元へ、
まるで吸い込まれるかのようにゆきの足元に渡り、ゆきは一瞬の迷いもなく右足を出し、ボールはゴール左上に突き刺さりました。
ゴールが決まった瞬間、みんながゆきに駆け寄り、熱い祝福の輪が出来ていたのは最高でした。
そして、バックスタンドの改修工事のため入場者数が制限されコンパクトになったつくばの応援席全体が歓喜の渦に包まれたのも最高でした!
これがあるから応援団はやめられないですね。サッカーって楽しい!
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サッカーはメンタルが大切
今節は、試合の入りが悪くて、開始わずか10分で相手に先制されたものの、今節は、中断期前ののようなもろさを見せることなく、選手全員が一枚岩となって相手に挑み続けたことが勝因だったように思います。
そして、闘い続ける気持ちがそれを支えてくれたと思うので、改めてサッカーはメンタルが大切なスポーツなんだなと感じました。
公式戦10連敗中は、1点取られる度に気迫や集中が薄れていき、試合に対する向き合い方が選手によってバラバラになっていくのを感じましたが、
今節は、先制点を取られても誰一人動じず、勝ちたいと言う強い想いが、選手個々の役割・やるべきことを粘り強く一途にやり続けられたのだとも感じました。
数字的なことでは、前回の対戦でのシュート数だけを見ても「山梨20 - つくば2」だったのが、今節は「山梨7 - つくば8」の互角でしたからね。
この数字だけでも、攻撃に、守備に全選手が奮闘し続けたのが分かります。
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選手たちの成長
それにしても、先月上旬の皇后杯関東予選のチーム状態から、よくぞここまで立て直して、更に成長してくれたのは、はっきり言って驚きしかなかったです。
中断期明け後の目的が残留と言うことも戦い方に変化を付けたのかもしれませんが、この2節を通じて、先発メンバー、サブ、メンバー外の選手個々の成長を感じています。
特に皇后杯関東予選でのブログでも書きましたが、国体出場選手の著しい成長は目を見張るものがあるし、経験豊富な選手は、経験とい言う引き出しからベストプレイを次から次へと引き出してくれて、チャンスメイクやピンチを救ってくれました。
サブやメンバー外の選手も公式戦後のトレーニングマッチで時間にしたら僅か30分程度でしたが、自分の特徴を存分に発揮してくれていたので、現在のチーム内の競争が高いレベルにあるとも感じました。
更に言えば、試合後のハイタッチでは、全体が勝利の雰囲気に包まれる中でも、試合に絡めない己の不甲斐なさを戒めるかのような険しい表情の選手がいたり、サイン会後にシュート練習をする選手もいたりして、これが競争のある闘う集団なんだというところを見せてくれました。
ここまで色々あった2024チームですが、やっぱり闘う心は、チームや個人を輝かせるもので、こんな選手たちを身近で応援できることの幸せを改めて感じた試合でもありました。
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まだ何も決まっていない
さて、今節、第19節を終了した時点でのつくばFCを中心とした順位をおさらいしてみましょう。
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9位 ディアボロッソ広島 勝点 21
10位 つくばFCレディース 勝点 15
11位 FC今治レディース 勝点 14
12位 福岡J・アンクラス 勝点 13
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ご覧のとおり、近年稀にみる大・大・大激戦です。
前回のブログにも書いた通り、アンクラスはしっかり勝利をあげて勝ち点を延ばしてきましたね。
勝ち点差1ずつって「ホントに!?」と思ってしまいますが、
現状、重要な事実は、3チームの中でつくばFCだけが自力で入替戦圏外の10位になれるということ。
これは、他チームより勝ち点をあげさえすれば、落ちることがないし、一気に突き放すこともできます。
この2戦で放ってきた輝きを、次節では更に強いものにして欲しいと心から願っています。
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次なる戦い
さて、次節は3連休のなか日、10/13(日)でアウェイで13時キックオフです。
対戦相手は、前回の対戦で1-3と敗れたディアヴォロッソ広島です。
順位的には1つ上で、勝ち点差は6ありますが、一気に詰め寄ることができるので、今後の結果次第によっては9位になれる可能性もあります。
どうやら、次節は今のところ天気予報も良く秋空の中のベストコンディションでプレーすることができそうなので
つくばのみんなの思いっきり闘う姿と勝って満面の笑みでの勝利の万歳をしてこようと思います。
と言うことで、次節は勝ち点3を持ち返って連勝でホーム最終戦を迎えてくれることを願って
頑張れ! 俺たちのつくばFCレディース!
以上、こでぞーでした。
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