2024年06月24日
(つくばFCレディース第16節)気迫溢れるアウェイ戦
やるしかない 覚悟は 人を強くする
ども、こでぞーです。
今節は、SEISA OSAレイア湘南FCとのアウェイ戦です。
6月も下旬に入り、雨模様が多くなる中、今節は前日から当日の朝方まで雨が降っていたにもかかわらず、
試合開始1時間ほど前には雨は止み、またしても、横断幕を濡らすことなく無事に過ごすことができました。
第16節現在、コインランドリーへ行かなくて済んでいる記録は、開幕戦から絶賛、更新中です笑
ところで、今節もいつも通りのアウェイでの応援でしたが、珍しい出来事がありました。
それは
試合会場で行われた来場者プレゼントにこでぞーが当選したこと。
しかも、レイア湘南FCの
「オーセンティックユニフォーム(HOME)」
が当たってしまったこと。


プレゼントには、食べ物やスーパー銭湯の入場券などがある中、よりによってユニフォームが当たりました(汗
アウェイのサポなのに何だか申し訳ない気持ちもありましたが、なでしこの対戦相手のユニフォームを手に入れるなんて、滅多にないことなので、有難くいただくことにしました。(ユニフォームは、後日郵送です。)
ちなみにレイア湘南FCの1stのユニフォームのカラーは。
「ピンク」です(汗
と言うことで、夏季中断期前の最後のアウェイ戦となった、第16節SEISA OSAレイア湘南FCとの戦いを振り返ってみようと思います。
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2024.6.23
プレナスなでしこリーグ2部
第16節 13時キックオフ 曇り
SEISA OSAレイア湘南FC VS つくばFCレディース

レモンガススタジアム平塚@神奈川県平塚市
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試合結果
さて、注目の試合結果ですが
「0-2 ●」(11位)
前半 0-2
後半 0-0
残念ながら負けてしまい、チームワースト更新の8連敗となってしまいました。
順位変わらず、入替戦圏内の11位です。
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あと一歩の戦い
今節の感想は、前節よりも良い戦い方が形作られていたものの、勝つために必要な競争力が不足していると感じた試合でした。
試合は、開始直後から前節の良かったイメージそのままの戦いを表現することが出来ていて、更なる積み重ねを感じましたが、
次第に相手に押し込まれて自陣でのプレーが多くなり、ギリギリのディフェンスシーンも多くなり、
失点自体は、クリアしたボールが運悪く相手に当たって弱くなって、相手にとっていい位置のボールになったり、相手とのディフレクションでの失点と歯痒さが残る失点でしたが、
いずれもディフェンスの裏を狙われ、取られたことが起因していたので、シュート数が0だったことからも、前半は防戦一方な展開だったと思います。
後半は、選手交代によりつくばが優勢の時間帯も多く、ギリギリの攻防の中、今節もあと一歩のところで得点を取ることができなかった、そんな試合だったように思います。
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「勝つための、まとまりと一体感」と「点を取るための、まとまりと一体感」
今節の敗戦により、チームはリーグ参戦以来ワーストの8連敗となりました。
勝ち点をあげられなくなったこの2カ月近くの間、つくばのみんなには、こでぞーには計り知れない、気持ちの嘆きや葛藤、苛立ちが個人にもチームにもあったと想像します。
負けが続いていく途中では、試合中にも関わらず指揮官も選手も試合を斜めから捉えて、集中していない様子も伺えた時もあって、いったいチームはこれからどうなってしまうのかと、とても心配した時もありました。
でも、佐藤監督は、戦う上での柔軟性を捉えて、シーズン途中にも関わらず戦術変更を決断してくれました。
選手個人では、自分に矢印を向け、勝利のために何ができるか、どうやれば点が取れるか、どうやれば勝てるかを必死に体現してくれました。
でも、結果が付いてこない。
勝ち点が付いてこない。
今節の試合終了後も、気持ちを押し殺して、ゴール裏にいた我々のところにわざわざ挨拶をしに来てくれました。
右から左まで選手全員の顔を1人ずつしっかりと見ましたが、みんな口を真一文字に閉じて、人によっては眉間にしわが寄り、どの表情も悔しさに溢れていて、応援しかできない自分たちのじれったさと胸がしめつけられ想いでいっぱいになりました。
ここまでの連敗は経験がないので、正直何をここで伝えたらよいか分かりません。
でも、今節の戦いで感じたことが一つ。
それは、これまでの勝つためのまとまりや一体感よりも、今節の点を取るためのまとまりや一体感の方が遥かにパワーを強く感じたこと。
抽象的な表現で伝わり辛いかもしれませんが、今節は我々がゴール裏に陣取っていたこともあって、特に後半はプレー中の選手の表情や気迫を正面から感じ取ることができる位置にいたので、つくばのみんなの得点を渇望する気概がもの凄く伝わってきていました。
極端な物言いをすれば、勝利うんぬんよりも得点。とにかく点を取る、この一点への集中力が凄かったと思います。
きっかけは、チームの大黒柱の#14 内藤 夏鈴が前半の終了間際に怪我により欠き、急遽な戦いを強いられることによって、これまでとは違ったまとまり感が必要になったこと。
そして後半に途中出場した、#26 古寺 未佳の気迫溢れるプレーに選手全員が呼応していったことにあったように感じました。
ピッチに居た選手全員がとにかくゴールを奪うこと、この一点に目的を集中していたと思います。
ディフェンス陣もその気迫に呼応するかのように、GKのファインセーブやDFの迷いがないプレーにも表現されていて、
みんなの気迫は相手の焦りを誘発させる場面もあり、終了のホイッスルが鳴るまで続いていたように思います。
残念ながら、数字としての結果には結びつきませんでしたが、今節の戦いにより、途中交代した選手も含めて、今までにはなかったギアが入り、より集中した環境が前節よりも整ったのではないかとも感じました。
ばらばらになりかけたチームが戦術変更によって整いはじめ、点を取ることに集中することで、みんなの気持ちや考えが一つにまとまることが出来ていたのでないかとも感じました。
次節は、このギアを全員の力で最初から強く表現してくれることを切に願いたいと思います。
次節は、先制点を取って勝つ。
それだけを待っています。
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次節は今後を占う大一番
次節、夏季中断期前の最後の一戦は、FC今治レディースとの戦いになります。
順位はつくばより1つ上の10位ですが、勝ち点差なしの状態です。
9位のディアヴォロッソ広島との勝ち点差は6と開いていることから、くらいついていくには絶対に勝たなければいけません。
相手だって当然必死に立ち向かってくると思いますが、前回の対戦では守備がしっかり機能していたので、次節も大きく期待したいと思います。
と言うことで。次節はつくばFCレディースを応援する全ての方達と共に、選手への熱い応援を選手に届け、この長く暗いトンネルから抜け出して、次節こそ心からの勝利の万歳をしましょう!
それでは、次節はみんな笑顔で中断期を迎えられることを切望して
頑張れ!つくFCレディース!
以上、こでぞーでした。
2024年06月19日
(つくばFCレディース第15節)猛暑下での戦い
内向き よりも 外向きに
ども、こでぞーです。
今節でシーズン残り約1/3となりました。
前回ブログでお伝えした、試合当日の天候ですが、今節もジンクス通り雨は降らず、しっかり晴れてくれました。
しかも、猛暑。
ついこの前までそうでもなかっただけに、いきなりのこの暑さは、みなさまははいかがでしたでしょうか?
こでぞーは、当然、選手のように走っている訳ではなく、ただ立って叩いていただけですが、直射日光を浴び、風も無い状況だと、時間を追うごとにダメージを受けますね。
そう、ダメージと言えば、少しでも快適さを求めて、今年から新たなアイテムを調達しました。

makitaのポータブルファン!
購入してさっそく先発出場しました。
90分間フル稼働でしたが、足元から絶え間なく降り注ぐ 「恵みの風」 は、素晴らしくよかったですよ。だいぶ助けられました。
と言うことで、いきなりの猛暑の中で行われた、第15節 JFAアカデミー福島との戦いを振り返ってみようと思います。
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2024.6.16
プレナスなでしこリーグ2部
第15節 14時キックオフ 晴れ
つくばFCレディース VS JFAアカデミー福島

セキショウ・チャレンジスタジアム@茨城県つくば市
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試合結果
さて、注目の試合結果ですが
「0-5 ●」(11位)
前半 0-1
後半 0-4
残念ながら負けてしまい、チームワーストタイの7連敗となってしまいました。
順位は1つ下がり、入替戦圏内の11位です。
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どうにも抜け出せなかった
今節の感想は、攻撃陣はペナルティエリアまでは運べるものの、最後の精度に欠け、
守備陣はここ最近の同じパターンでの失点を重ねてしまい、かんじがらめの悪循環から抜け出せなくなっているように感じた試合でした。
シュート数は互いに10本ずつで前回の対戦と比べると、よく戦えてはいましたが、枠に入っていたのは2本程度だったので、得点が入る確率は低かったように思います。
守備においては、相手が徹底的につくばの右サイド、相手で言うところの左サイドを攻めあげてきて、
最終ラインでの1対1の局面では、人にもボールにも行けず、瞬間的な加速にも対応できずに追いていかれて、
相手のノンプレッシャーのシュートを何度も見せられ、最初の2失点は共に飲水タイム直後で一瞬の隙をしっかり狙われてしまったりと、いいようにやれてしまったように思いました。
つくばの時間帯も多かっただけに、精度の高さとゲーム中の修正力の差に大きな隔たたりを感じた試合でした。
それにしても、いくらエリート集団とは言え、同じ相手に2試合合計で11失点はしんどいですね。
出場していた選手の中には中学生もいた訳で、そんな選手に自分の持っている技術を伸びやかに披露されてしまったのは、焦燥感よりも虚無感を多く感じた試合でもありました。
まぁ、多連敗中の大量失点で無得点ですから、いいところを思い起こすのが難しいところですが、
つくばのみんなには、次節も堂々と胸を張って、攻撃陣はシュートは正面であっても、気迫と強さを込めたシュートを打ってもらいたいですし、
守備陣には、試合に出れなくてくすぶっている選手からの大きな揺さぶりによって、より強い競争を促し、出場した選手には、何が何でも0点に抑える意地を見せて欲しいと強く願うばかりです。
こういう時だからこそ、ベンチにいる選手からもモチベーションを高めて欲しいなとも思います。
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大きく変わろう!
さて、7連敗の結果、とうとう入替戦圏内に入ってしまいました。
毎年のように多連敗が続いているイメージなので、コロナ禍明けはどれくらい負けが続いたのか、改めて調べてみたところ、以下の通りでした。
2021年 6連敗
2022年 2連敗
2023年 7連敗
2024年 7連敗
「ん?2022年」と思い返してみたら、2022年は、元々所属する選手が今年より少ないことに加えて、怪我人が続出した年でした。
特に9月以降は、毎試合10人のフィールドプレーヤー+3人ぐらいしか揃えられず、ユースの選手の力を何人も借りて、何とか試合を成立させていた状態でもありました。
じゃ、そんな年は散々だったかと言うと、2連敗は何度もしたものの、次の試合で何度も引き分けをもぎ取り、最終戦も引き分けて、僅か勝ち点差1で逃げ切ったシーズンでした。
しかも、大きく輝いた時もあって、全てが嚙み合った皇后杯関東予選では、あの日テレ・メニーナに1-0で勝つという快挙をやってのけたシーズンでもありました。
思い起こすと、チームの状態としては今年とさほど変わらないものの、人数が少ないこともあって、
攻撃陣はなんとかして点を取って勝ち点を、
守備陣は前が点を取れないなら0点に押さえて勝ち点を、
とお互いが補完し合う気持ちと気概が強かったように思います。
負け続けていると「攻めが」「守りが」「監督が」と内向きで他者に対する思考を強く持ってしまいがちですが、
あと7試合しかない今の状況で、上位との対戦も控えている中で、勝ち点3を取るためには、出場が叶っていない選手も含めた、縦、横の全方位で勝つための切磋琢磨が行われることを期待したいです。
そうでなければ、個人単独でどんなに気概を持って戦っても、一枚岩になることが出来なければ、結局は入替戦に行ってしまうことは、これまでの歴史が証明していますし、下手したら降格だってあるかも知れません。
「流石にそこまではいかないでしょ?」と思う人がいるかも知れませんが、
入替戦に何度も行った経験を持つ #4 藤井 志保や #5 梓 怜奈はよく分かっていると思いますし、
降格することがどれだけ辛く悲しいことなのかは、 #32 澤田 法味が深く感じていることだと思います。
現状では、得失点が大きいため、得失差によってギリギリ脱出することもほぼ無いわけですから、
ここからの7試合は、まさに生き残りを賭けた1点でも多く勝ち点を積み上げていくサバイバルゲームです。
色々言いましたが、勝負の世界に身を置いているみんなならば、苦しい時はどうすべきかなんて、こでぞーなんかに言われなくとも、しっかり心得ているのだと思います。
ただ、どうしてもみんなの笑顔が見たいので、今一度自分たちの足元を見直して一枚岩となって、次節こそ先制点を取って勝ってくれること心から待ち望んでいます。
5年後、10年後、15年後の自分に後悔することがないよう闘ってくれることを願うばかりです。
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祝50試合達成!
(もしかしたら今回も本人が気づいていないかもしれませんが)
#7 村上 奈央が、リーグ通算50試合を達成しました!(めでたい!)
前節の#8 小林 和音に続いての記録達成ですが、つくばには昨年新卒で入団してくれた奈央が、なぜ50試合?と思われる方もいるかもしれませんが、
実は新潟医療福祉大で当時のチャレンジリーグに出場経験があるため、今節での達成となりました。
奈央と言えば、スピードとハードワーク、そしてサッカーを良く知っていると言うのがこでぞーの印象です。
奈央のプレーはアグレッシブで質が高いの大きな魅力です。
前回のデミーとの対戦では、裏を取られてやれてしまう盤面があったりもしましたが、今節はしっかり対応できていたあたりは流石だなと、改めて思いました。
連敗脱出には、奈央の力も大きく必要です。
今シーズン最後の試合まで、これからも奈央の気迫あるプレーにも大きく期待しています。
とにもかくにも、おめでとう!
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可能なら次節も現地で共に応援しましょう!
今回は、チームの危機を大きく感じてしまったので、とても長いブログになってしまいましたが、ここまで辿り着いてくれた方はいるでしょうか笑
次節は、前回の対戦では1-0の「藤井マジック(オウンゴール)」で勝った、SEISA OSAレイア湘南FCと、レモンガススタジアム平塚で6/23(日)13時より戦います。
試合会場は、J1湘南ベルマーレのホームスタジアムで行われます。
中断期まで残り2試合、つくばFCレディースに関わる全ての方の力を結集して、必ず勝ち点3をもぎ取って帰ってきましょう!
と言うことで、つくばのみんななら勝ってくれると強く願って!
頑張れ!つくばFCレディース!
以上、こでぞーでした。
2024年06月11日
(つくばFCレディース第14節)次なる一歩へ
このチーム この先必ず 花開く
ども、こでぞーです。
今節はヴィアティン三重レディースとのアウェイ戦です。
今節で第14節となりますが、今シーズンここまで、例年にはない珍しいことが続いています。
それは、
「横断幕を乾かしに1度もコインランドリーへ行っていない!」

なんの話?と思われるかもしれませんが、応援団の横断幕は布製なので、一度雨に降られるとそのまま放置ができないので、コインランドリーへ乾かしに行きます。
特に飛行機じゃないと行けないようなアウェイでは、重量オーバーの壁もあって、試合後にコインランドリーへ直行するのが必須になっています。
ところが今シーズンは、例年だと前半で2回くらいは降られるのに、
試合が土曜日だったら日曜日に雨、日曜日だったらその逆、そして試合会場に着くまでは降っていた、雨雲をギリギリ回避したなど、
奇跡とも思えるようなことが続いているので、これから到来する梅雨や雷雨をどうかいくぐれるか、ある意味注目なシーズンです。
そう言えば、コインランドリーで横断幕を乾燥機から出して畳んでいると、たまに強い視線を感じることがあります。
まぁおじさんが女性の名前ばかりが書かれた謎の布を何枚も畳んでいますからね、不思議がられるのも仕方がないことです笑
と言うことで、今節も晴れの下で行われた、第14節ヴィアティン三重レディースとの戦いを振り返ってみようと思います。
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2024.6.8
プレナスなでしこリーグ2部
第14節 13時キックオフ 晴れ
ヴィアティン三重レディース VS つくばFCレディース

LA・PITA東員スタジアム@三重県弁郡東員町
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試合結果
さて、注目の試合結果ですが
「0-1 ●」(10位)
前半 0-0
後半 0-1
残念ながら負けてしまい、6連敗となりました。順位は変わらず10位です。
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あとちょっと
今節の感想は、攻撃も、守備も前節よりも形が出来ていただけに惜しい試合だったと同時に、
”ちょっとだけ” ズレている歯車が噛み合いさえすれば、結果は大きく変わっていた、そんな風に感じた試合でもありました。
試合全体としては、開始直後からつくばが優勢に戦う時間帯が多く、左右からのクロス、スルーパス、カットインによる攻撃と、いつ得点が生まれてもおかしくない状況でしたが、
前半に幾度もあった得点チャンスをモノにできなかったのが響いて、後半、風下に立ってからは相手に押し込まれる時間帯が多くなり、
次第にチーム全体が ”なんとしても得点を” の気持ちが強くなったためか、守備陣の一瞬の意思疎通の齟齬から失点をしてしまい、
反撃を試みるも悔しくもタイムアップ。そんな試合だったようにも思います。
多連敗中はどうしても、不安定な部分が下地に眠っているので、目に見えないところでの精神的な切迫感に苛まれてしまったのかなとも感じました。
結果としては得点できずに負けてはしまいましたが、個々の内容を見ると、手ごたえがあったのではないかなとも感じました。
治めるプレー、前へ押し上げるプレー、中へ切り込んでいくプレー、ボールを奪い取る位置、ラインコントロールなど、それぞれの有益な特徴が見て取れたシーンが多かっただけに
返す返すも、あともう一歩、もう一歩だけ大きく踏み越えれば、次こそ待ち望んでいる勝利を掴むことができると感じた試合でもありました。
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敗戦から学んだこととは
前々節よりつくばの戦い方(フォーメーション)が大きく変わりました。
過去、シーズン途中にこれほどまでに大きく戦い方が変わった記憶はなく、しかもその結果、戦いの光景、空気感、選手の戦う表情も変わり、何より(負けてはいますが)応援していて、今の戦い方はとても楽しいです。
でも一つの疑問として、これまでの歴代の監督が実行しえなかったことを、なぜ佐藤監督は実行したのか、そんなことが頭に浮かんだところ、
たまたま試合後に佐藤監督にお話を少し伺える機会があったので、率直に疑問をぶつけてみました。
その答えをこでぞーなりに解釈すると、自身が持たれているサッカー感や理想の拘りを捨て、
男子のサッカーをベースに考えるのではなく、女子サッカーは似て非なるモノと理解し、一度頭をリセットしてから、女子選手の特性とつくばFCレディースの選手の個性と向き合った結果の答えだと感じました。
シーズン半ばを越えての戦い方の変更は、熟成までに時間が限られていることから、結果が出るまでに時間が掛かるかもしれませんが、
この戦い方に監督は想いを一つにしているので、あとはチーム全員でこの戦い方の深みを追求して、元々つくばのみんなが持っている大きなポテンシャルと合わせれば、確実な勝利の形として表れるように思います。
この戦い方を通じて選手の新たな適性も発見したとも話されていたので、これからのつくばFCレディースの戦いはより目が離せないように思います。
あと一歩、今、重くのしかかっている殻を破って、次節こそ、みんなで笑顔になりましょう!
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祝50試合達成!
(もしかしたら今回も本人が気づいていないかもしれませんが)
#8 小林 和音が、リーグ通算50試合を達成しました!
この50と言う数字を改めて想うに、やはり人一倍の情熱と緻密なコンディション作り、思考の柔軟性がないと達成できない数字だなと感じます。
そして元々持っているポテンシャルをしっかり発揮する能力にも、改めて尊さを感じますね。
こでぞーの和音の印象は、和らかな外見からは想像がつかない、かなりのファイターだと感じますし、負けない強い心も人一倍だと感じます。
結構なラフプレーに遭っても、何ごともなかったようにすくっと立ち上がってプレーする様は、見ていてカッコいいし頼もしさも感じますね。
そうそう、こでぞーには和音に一つの大きな想いがあります。
それは、
「和音と一緒に皇后杯の本戦へ行くこと」
今年こそ、是が非でも、本戦へ行きましょう!
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次節は久しぶりの独り太鼓
次節は、6/16(日)にホームチャレスタでJFAアカデミー福島との戦いになります。
試合開始時刻は、14時ですので、お間違いならないようにお願いします。
そして、この試合は、いつも隣りにいてくれるウラギスさんが、昨シーズン男子が大きく飛躍した、全国社会人サッカー選手権大会の関東予選の決勝でひたちなかへ行くので、こでぞーは今シーズン初の独り太鼓になります。
男子は全国社会人サッカー選手権大会の本大会への出場、女子は連敗脱出をして、6/18はつくばFCデーしてみたいと思います!
と言うことで、前回の対戦では、1-6とコテンパンにやられたデミー相手に、気持ちがスカッとするような勝利を上げてもらうことを願って
頑張れ!つくばFCレディース!
以上、こでぞーでした。
2024年06月04日
(つくばFCレディース第13節)上昇するきっかけとしたい大切な試合
真剣勝負だからこそ 皆が魅了される
ども、こでぞーです。
リーグ戦2巡目となる今節は、大和シルフィードをホームに迎えての第13節になります。
今節は、試合前日に関東の海上を台風が通る天気予報だったので、その影響が心配されましたが、特段問題もなく台風一過の気持ちの良い晴れになりました。
しかも当日は、今シーズン最初で最後の男女アベック開催と言うことで、普段は家庭の事情で現地応援出来ないこでぞーも、今日は男子の試合も現地応援できるのでワクワクしながらの会場入りでした。
アベック開催と言えば、スピード感と臨場感のある男子の試合と、選手同士の連動やチームの戦術を時差なく自分の目で見つけることができる女子の試合がいっぺんに見れるのは、男女トップチームを持つ、我らがつくばFCならではの醍醐味ですね。
と言うことで、連敗続きの重苦しい雰囲気を吹き飛ばしてくれることを期待した、第13節を振り返って見ようと思います。
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2024.6.1
プレナスなでしこリーグ2部
第13節 1時キックオフ 晴れ
つくばFCレディース VS 大和シルフィード

セキショウ・チャレンジスタジアム@茨城県つくば市
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試合結果
さて、注目の試合結果ですが
「0-1 ●」(10位)
前半 0-1
後半 0-0
残念ながら負けてしまい、5連敗となりました。順位は変わらず10位です。
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明るい兆しと改善急務
今節の印象は、戦う気持ちが全面に出ていて、自分たちのサッカーをより研ぎ澄ませていくきっかけとなった試合だったように感じました。
フォーメーションは前節に続いて「4-1-4-1」が採用されましたが、今節はこれが相手にビッタリとハマって、久しぶりにつくばのみんなが躍動する姿を最後まで見ることもできました。
両サイドが敵陣奥深く攻め入る攻撃や中央での縦パス一本の攻撃など、公式記録のシュート数(3本)より明らかに多くのチャンスを作っていたように思います。
しかも、前節まで見られた苦し紛れのバックパスはなく、声掛けも絶え間なく出ていて、攻撃でも守備でも全員の意識が統一され、たとえボールが奪われても直ぐにカバーが入るなど、前から行く意識と人とボールが動く戦い方が出ていて、見ている者を引き付けていたように思います。
それにしてもこの「4-1-4-1」のフォーメーションで、DFの前に1人配置された #20 今井 新那のハードワークには、目を見張るものがありましたね。
こんなにタフだったんだと改めて知りましたし、#14 内藤 夏鈴とコンビネーションもより高まりを魅せてくれたのも嬉しかったですね。
それと終盤のFW3人によるパワープレイも迫力があって、数字として残る結果にはなりませんでしたが、次節に大きく期待が抱ける攻撃だったように思います。
一方で、試合には負けてしまったので、攻撃では、大きなチャンスがいくつかあったにも関わらず決めきることが出来なかったですし、
守備では、またしても背後を取られての失点を喫し、更には個によるミスであわや失点となるシーンがいくつかあったので、勝つための更なる改善が攻守共に急務と感じた試合でもありました。
たった1度のミスが敗戦につながってしまう危険性は厳しいところではありますが、#20 今井 新那が試合後の選手挨拶で勝つために必要な言葉を伝えてくれたように、次節では、チームとしても個人としても、より貪欲なプレーで勝ってくれることを大いに期待したいと思います。
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晴香が帰ってきた
いい戦い方ができたとは言え、負けは負けなのでモヤっとして悔しさが募るところですが、今節はそれを吹き払うかのようなとても嬉しいことがありました。
それは、#13 三浦 晴香がチャレスタのピッチに帰って来てくれたこと。
晴香のプレーする姿は、昨年の筑波大とのプレーシーズンマッチ以来なので、実に1年と3ヵ月ぶりでした。
昨シーズンから何人もの選手の復帰のシーンを見てきて毎回嬉しかったのですが、とうとう晴香まで復帰してくれたのは、心から嬉しかったですね。
今シーズン1巡目の後半に晴香が試合後の練習で細かい動きをしているのを見かけてはいましたが、前回のホーム戦の試合後のミニゲームで晴香の姿を発見してからは、
「いよいよですかね!」
とウラギスさんと話していました。
そして今節のメンバー表に
「三浦 晴香 13 FW」
の名を見つけた時には、一気にテンションが上がり
「晴香がメンバーに入ってる!!!」
「いよいよ来るねーー!」
とウラギスさんと小躍りしながらたくさん喜びました。
そしていよいよの登場で、晴香がタッチライン中央に立っている姿を見た時、そして、ピッチに入って#8 小林 和音や#11 赤嶺 美月たちとハイタッチをしている姿を見た時は、思わず太鼓叩くの止めて見入ってしまいましたね。
こでぞー的には、試合前の横断幕張りでいつも手伝ってくれていた選手が復帰する姿は、本当に感慨深いものがあります。
試合勘や試合体力はこれからだと思うけれど、相手を背負いながらワンタッチで相手の背後にボールを運んで、一瞬にしてビックチャンスに結びつけられるテクニックを見た時には、改めて晴香の持っているものに感銘を受けました。
とにもかくにも、復帰おめでとう!
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最高の準備を
前節までは失点した途端、ちびまる子ちゃんで言うところの青ざめた顔に縦線が入る様子が伺えたチームでしたが、
今節は失点しても気持ちが切れることなく、見違える程の一体感と躍動感を魅せてくれたと思います。
そしてその光景を見て、改めてつくばのみんなはたくさんの経験を経ていて、しかも選ばれたアスリートなんだなと改めて感じました。
太鼓叩きのおじさんのいらぬ心配を他所に、自分達でこの困難な状況を打破するよう盛り上げて、自分の持っているテクニックを限界まで懸命に発揮してくれている姿に改めて感銘を覚えました。
まだ、結果には結びついてはいませんが、この戦う姿勢が強く出来てきたチームは、きっと目標に向かって強く挑んでくれると思います。
今節はたくさんの強さを魅せてくれましたが、これまでなかなか試合に絡んでいけていない選手も、気持ちを切らすことなく、来たるチャンスに向けて最高の準備をしてくれることを強く願うばかりです。
そして、誰が出てもつくばの強いサッカーを魅せてくれる、そんなチームになってくれるたら嬉しいですね。
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次節は何かが起こる?
次節は、6/8(土)13時より三重県東員町のLA・PITA東員スタジアムでヴィアティン三重レディースとの戦いになります。
今回も恐らく、前つくば所属の高田莉緒や山崎香を使った、いつものほど良い煽りのバナーがX(旧Twitter)に出ると思いますが、受けて立ってしっかり勝って帰りたいと思います。
過去の三重とのアウェイ戦では、2年前の#23 松田 留光那のゴールによるつくばFC史上初の逆転勝ちや昨年の大雨での泥んこ試合など、大味な何かが起きているので、次節は、これまでのうっ憤を払うかのような素晴らしい連敗脱出をしてくれること願っています。
と言うことで、今シーズン初の新幹線での移動にはなりますが、雨は降らず、今度こそ、つくばのみんなと勝利の万歳ができることを願って
頑張れ!つくばFCレディース!
以上、こでぞーでした。