2023年12月31日
(つくばFCレディース)2023シーズンのまとめ
気がつけば 開幕まで 2カ月半
ども、少しお久しぶりのこでぞーです。
今年もあと僅かとなっています。
今年もこでぞーなりに2023シーズンを振り返ってみようと思います。
ただし、最初にお伝えしますが、多分相当長くなりますので、時間の余裕がある時に読んでいただけたら嬉しく思います。
さて、なでしこリーグ2部の最終節が終わってからあっという間に2カ月あまりが経ちましたが、その間には、なでしこジャパンのパリ五輪アジア予選やJ1リーグのヴィッセル神戸の初優勝などがありましたが、
応援団であるPEACS的には、やっぱり我らがジョイフル本田つくばFCの「全社→CL予選→CL決勝」と勝ち抜いた快進撃に、まずは触れてみたいと思います。
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歴史を塗り替えた
今シーズンの男子トップチームは、10月の全国社会人サッカー選手権大会から11月の全国地域サッカーチャンピオンリーグ(CL)の予選ラウンド、決勝ラウンドまでの過酷な日程を勝ち上がり、これまでのクラブの歴史を大きく塗り替える、素晴らしい結果をもたらしてくれました。
決勝ラウンドの結果は悔しくも3位だったので、残念ながらJFL昇格の夢は果たせませんでしたが、今シーズンのCL決勝ラウンドでは、最終日に出場した全4チームの勝ち点が全て並ぶという、
史上稀にみる大接戦となったため、現地応援をしていたこでぞーは身震いをするのは当たり前で、決勝ラウンドで感じた、あの場所で戦ったことの尊さが今でも肌感覚で残っています。
それにしても、ジョイフル本田つくばFCと言う、地獄の関東リーグの5位から這い上がってきた、全国にとっては未知のチームは、試合を重ねる度に凄みが増していき、質の高い個人のプレーも相まって、その名を全国に知らしめ、見た者の心を根こそぎ奪っていったのではないかと思います。
どの角度から見ても全国に誇れる素晴らしいチームだったとも思います。
来シーズンこそ、もう一段上の大いなる高見を掴んで欲しいと願っています。
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さてさて、それでは早速レディースの今シーズンを振り返ってみたいと思います。
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山あり、谷あり、平坦あり
今シーズンのレディースは、チーム史上初の開幕3連勝あり、チームワーストの7連敗あり、そしてシーズン2試合を残しての残留決定と、
上がって、下がって、最後はしっかり踏み締めてくれた、そんなシーズンだったように思います。
開幕3連勝の1カ月余り、リーグをてっぺんから見下ろせたのは、何とも言えない爽快感だったし、チームとして戦術意識が統一された戦い方を見ていたら、これから見たこともない、感じたこともないシーズンがやって来るのだと大いに期待をしました。
でも、やはり、なでしこリーグはそんなに甘いリーグではなく、シーズン中盤からは、倍以上のしっぺ返しくらうような連敗を喫して、こんなにも勝ち点が取れないものかと思う時期も経験して、勝負の厳しさと辛さを経験しました。
連敗していた時のこでぞーの目には、相手の徹底したスカウティングなどによって、自分たちが思い描くような試合運びが出来なくなった時に「方向感覚を失い」「自信を揺るがす感覚」も生まれて、戦況に応じた戦い方や戦いのバリエーションを見出すことが出来なかったため、
チーム全体で「大きな迷い」が生じたのではないかと、こでぞーにはそんな風に映っていました。
でも、夏季中断明けは、大幅な改善とまではいかないまでも、戦う気持ちを整えて、限られた時間と労力をどこに注力すべきかが意思統一され、しっかりと残留と言う結果をたもらしてくれたのは、チームの力を感じた一面でもありました。
今シーズンの良かったこと、辛く悔しかったことが、きっと来シーズンのチームのさらなる成長に繋がってくれる信じて、来シーズンに期待したいと思います。
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来シーズンもなでしこ2部です
今シーズンは一度も危なげなく、しっかりと残留してくれました。
順位は昨シーズンと同じ8位ですが、数字て言うと、得点はリーグ5位タイ、失点はリーグ8位と、これまでチームの成績を上回り、結果7位に近い勝ち点で、シーズンの2試合を残しての残留を決めてくれました。
そんなことをわざわざと言う声が聞こえてきそうですが、これまでの8シーズンでは、常に最終節まで残留できるかどうか、乗るか反るかの戦いばかりだったので、リーグの順位を気になくて良い試合があるという余裕感は、やっぱり嬉しかったですね。
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応援団的採点
今シーズンの応援スタイルは、4年ぶりに声出しが可能となり、新たな応援スタイルが始まりましたが、こでぞー的応援団の採点は良くて60点。赤点ギリギリかちょい落第な感じだったと思います。
やりたいことと準備の実態が伴っていなくて、チグハグ感がいっぱいで、全くもってダメダメでしたね。
特にシーズン前半は、チャントのメロディーは飛ぶし、歌詞は間違えるし、太鼓のリズムが狂うなど、本当に散々で、特にアウェイの三重戦でコールした「いしかわ るみな」は、致命傷とも言うべきミスでした。
チームにも一緒に応援してくれているウラギスさんにも申し訳なくて、言い訳無用の間違いでしたね。
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たくさんの方に声を掛けていただきました
こでぞー的にはダメダメな応援でしたが、5月に入って新型コロナの対応が変わってからは、そんなこでぞーに、たくさんの方から声を掛けていただきました。
相手チームの応援団・サポーターの方、つくば市出身の方、アウェイの現地でたまたま試合を見てくれた方など、いろいろな方とお話をさせていただきました。
中でもレディースの選手のご両親には、本当に多くの方からお声をかけていただき、大切なお嬢さんを好き勝手に呼び捨てにしてるあたりは、恐縮してしまいますが、
みなさんからは、一様に温かい言葉と気持ちをいただき、ご両親の娘のサッカーへの想いや選手個々のつくばでサッカーをする想いにも触れさせていただき、
改めて自分達がしていることの意味や意義、大切さを実感したシーズンでもありました。
それが故にコール間違いは、自分の身に染みてくる訳です。
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28人の選手のみなさんへ
さて、昨年と同様にここまで相当長いので、何人の方がここまで辿り着いてくれているか不安ですが、年末ということもあり構わず進めていこうと思います(汗
と言うことで、シーズン振り返りの締めくくりは、今年もシーズンを戦ってくれた全選手へ、感謝と敬意を込めて、こでぞーの独断と偏見を交えた、メッセージを書いてみたいと思います。
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#1 伊東 美和
今シーズンは美和自身も山あり、谷ありのシーズンだったのではいかなぁと想像してます。
チームが勝てなくなった時期にたくさん責任を感じて、自信も揺らいでいたように見えたので心配をしていましたが、ある意味よい転機として、いい時期にデフのW杯を経験出来たのは、美和にとって大きくプラスに傾いたのではないかなとも感じました。
W杯の試合では、圧倒的な体格を誇る欧米人の容赦ないシュートを全て受けていましたが、画面を通して絶え間なく聞こえてきたチームを鼓舞する声からは、強い意志と可能性を感じたので、きっと来シーズンは、一回り大きく成長した美和の姿が見れるのかなと思っています。今から、ワクワクしますね。
♯2 佐藤 歩夢
歩夢と言えば、「今シーズンよくぞ公式戦に復帰してくれた。」もう、この一言に尽きますね。
ここ数年、試合前の横断幕張りで一番身近に見てきたのが歩夢だったので、コンディションの状態は気になりつつも、いつも大した話はしなかったけれど、常に気にかけていました。
だから、今シーズン、歩夢が一歩ずつ復帰への階段を登っていく度に、ウラギスさんと確認しあって復帰を待っていたので、アウェイの福岡戦で公式戦に復帰した時は、本当に嬉しかったですね。
それと、プレーで印象的だったのは最終戦で見せてくれた、#4 藤井 志保とのレフティーコンビ。これはなかなか味のあるもので、この2人だからこそ相手が嫌がるプレーが出来るんじゃないかなと感じましたね。
#3 石井 有紗
昨シーズンの開幕戦、一緒に横断幕張りをしてくれた有紗が、今シーズンはセンターバックの一角としてチームのために戦ってくれたのは感慨深かったですね。
出来たこと、出来なかったことが数多くあっただろうし、苦しいこともあっただろうけれど、でも、どんな試合展開でも、わずかな出場時間でもあっても、常に強い気持ちで戦うことを表現してくれたのは、心から頼もしさを感じていました。
一番のハイライトはやっぱり、アウェイ山梨戦ですかね。山梨戦の前の試合で鼻骨を骨折したにも関わらず、ヘディングで決勝点を決めましたからね。
あれはマジでかっこよかったです。
#4 藤井 志保
今シーズンは、例年とは違った形でその存在感を示してくれたシーズンだったと思います。
藤井志保と言う名が、私的所用やコンディション不良以外で試合のメンバー表から外れていたことに、驚きと違和感が覚え、見通しの暗さと不安を感じました。
でも、シーズン後半のチームの未来が係る大切な場面では、しっかりとその存在感を見せてくれたことに、やっぱりしぽりんは、しぽりんなんだなと強く感じたシーズンでもありました。
チームの形や方向性に変化が生じても、そこに合わせて自分を輝かせる、それが藤井志保と言う選手なんだと改めて感じました。
来シーズンは、いい意味で若者を蹴散らして、壁となって、更に進化、成長して欲しいですね。
#5 梓 玲奈
今シーズンは、出場機会こそ昨シーズンと比べると減ったけれど、その存在感はやっぱり強く感じたシーズンでしたね。
途中出場であっても、自分の役割を理解してチームに安定感をもたらしてくれたのは、相変わらず質の高さを感じたし、やっぱり玲奈のロングフィードは、戦況を打開する力を持っているのでいつも魅力に感じています。
そうそう、玲奈と言えば瞬発力が抜群なのも魅力で、試合前の練習で若手よりダッシュが勝っているのを見ると、毎回「それ、それ」って一人こでぞーは思っていました。
#6 山口 恵実
今シーズンも怪我と付き合わなければいけなかったですね。こでぞー的にはやっぱりもっとプレーする姿、試合を通して進化する姿が見たかったシーズンでした。
出場できた試合は少なかったけれど、今シーズンの中で、最も印象的で素晴らしかったプレーは、やっぱりホームの宮崎戦ですかね。
今シーズン得点王となったヴィアマテラス宮崎の斎藤夕眞選手とのマッチアップでは、完璧なまでに相手を封じ込め。得点を許さず、相手にポジションチェンジをさせたのは流石だなと思いましたね。
本当にもっと、もっと、もっとプレーが見たかったですね。
#8 小林 和音
今シーズンも、前、中盤、後ろと、あらゆるポジションでチームのために戦ってくれました。
シーズン終盤では後ろでプレーすることが多かったけれど、こでぞー的には、やっぱり前でプレーする姿が見たかったですね。
今シーズンは、つくばでの初得点も決めてくれて、満面の笑顔が見れたのも嬉しかったし、相変わらずの絶妙なポジショニングと滅多に倒されない強靭なフィジカルも最高でしたね。
和音がいることの安心感は、やっぱり何事にも変えられないですね。
本当につくばにいてくれることに感謝です。
そして、こでぞー的にある意味心に残ったのが、シーズン序盤のコール間違いの原因となった
「どっちが和音でどっちが美月なのか?」の双子ちゃん現象。
ご両親ですら見分けがつかないとのお話だったので、あれは魔界に引き込まれたような感じでしたね。
一時期イップス気味になっていて、安全を期してどちらの名前もコールせずにいたのは、今では良い思い出です笑(シーズン途中でシューズの色が変えてくれたのは本当に助かりました笑)
#9 小西 由利恵
今シーズンは、最初は出場機会が限られていたけれど、終盤では右サイドバックに起用されて、慣れないポジションであってもチームの残留に向けて、大きく貢献してくれたのは流石だなあと思いました。
でもですね。
やっぱり由利恵は一番先頭に立って、相手の背後を上手く取ってからの裏へ抜け出し、そしてシュート→ゴールと、その姿がやっぱり見たいですね。
由利恵のゴールは見ていて、「いけ、いけ」「そこだ」「よっしゃー!」と言う展開が多いので、自然と気分が上がるのですよ。
なので、来シーズンはぜひともよろしくお願いします。
#10 大岩 みつば
今シーズンは、シーズン当初からピッチで元気な姿が見れたのは、やっぱり嬉しかったですね。
背番号10の後ろ姿を試合で見たときは、嬉しさとやっと来た感がいっぱいになったのを今でも覚えています。
久しぶりに見たみつばのプレーは、パスも魅力的だけれど、強烈なシュートも印象に残っていて、持っているモノの質の高さも改めて感じたシーズンでした。
まだまだ高みを目指せるプレーヤーだと思うし、みつばらしい進化と成長を期待するし、今度はみつばのゴールで勝つ試合が見てみたいですね。
#11 赤嶺 美月
ウラギスさんとの間では、お仕事ネームの「みねちゃん」呼ばわりをして馴れ馴れしくさせていただいていますが、正直言うと、
「よくぞつくばFCに来てくださいました。」
もう、これしかないですね。
美月は公式戦を130試合以上経験しているだけあって、サッカーの隅々まで熟知しているし、何よりサッカーをすることの覚悟を感じるプレーヤーだなといつも思っています。
試合ではありとあらゆるところをカバーしている姿を見ると、視野の広さをはもちろんのこと、ここまで献身的にプレーしている選手は、今まで見たことがなくて、for the teamを体現してくれる選手だと思います。
FWも良いのですが、サイドハーフのプレーももっと見たかったのは、本音のところです。
そうそう、こでぞー的には。ゴールを入れた時のしてやったりの笑顔が結構お気に入りだったりします笑
#13 三浦 晴香
今シーズン、唯一プレーする姿が見れた、筑波大学とのプレシーズンマッチがこでぞーにはとても目に焼き付いています。
「あぁ、この選手は違うな」と直ぐに分かるくらいの、質の高いプレーを見せてくれました。
こでぞーが想像するに、晴香のような選手は、コンディションが100%でなくとも、その経験と才能から、ピッチに立って存在するだけでも勝負に優位をもたらせ、たとえ決定的な仕事がワンプレーしかなくても、それがチームの勝利につなげられる、そんな選手だと思っているので、
来シーズンは、心技体が整えて、ピッチで躍動する姿がぜひとも見たいですね。
#14 岸川 りな
先日、引退のリリースがされましたが、とうとうその日が来てしまったという感じです。
こでぞー的に岸川りなと言う選手は、強く記憶に刻まれるそんな選手だったなと思います。
移籍してくれたこの4年は、決して順風満帆ではなかったと思うけれど、ゴリゴリの縦への突破は、一つの形として、誰もが認めるプレースタイルであったし、それに魅了された人も多くいたんじゃないかなと思います。
こでぞー的に最も記憶に刻まれているのは、昨シーズンのアウェイの岡山湯郷Belle戦ですね。
あの日は30℃を超える直射日光の中、攻撃の突破口であったこともあって、90分間ほぼスプリント続けていた状態で、同点のアシストを決めたアディショナルタイムの頃は肩で息をしながらのプレーでしたが、
見た目でも相当疲労しているのが伝わっていて、同点弾を確認した後に、一瞬動けない様子があって心配をしましたが、正座して首をもたげ、一度大きく深呼吸して、すぐさま自分のポジションへと走って戻った姿は、プレーヤーとしてもその試合に賭ける気概を強く感じたし、なにより、カッコよさを感じたシーンでもありました。
引退後は指導者の道を歩むとのことですが、これまでの様々な経験がきっと良い指導者になれる礎となるのではと、こでぞーは思います。
4年間共に戦ってくれてありがとう。
#15 工藤 古都子
今シーズンの古都子は、リーグ戦で得点を取り、数多くのアシストも決めて、元々持っている積極性に経験がプラスされて、この3年間でチームの中心選手として大きく飛躍してくれたのは、嬉しい限りです。
今シーズンのプレーで印象的だったのが、シーズン中盤以降、チームが劣勢に立つ場面が多かった時に、3-4人に囲まれても、果敢に(中に向けて)ドリブル突破を図って、戦況を打開しようとするプレーを見たときは、古都子の強い意志と気持ちが伝わってきて、応援により熱がこもったのを覚えています。
それと古都子らしいなぁと思うのは、試合の前半は「今日いたっけ?」と思う状況であったしても、後半になると「存在感爆上がり」の試合もあって、これも魅力の一つですね。
4年目の古都子にも期待しかないです。
#16 村上 奈央
今シーズンから加入してくれた奈央ですが、経験値が高いのは一目瞭然で、スピードあり、スタミナあり、絶妙なロングフィードあり、と本当に魅力が詰まった選手だなと言うのが率直な印象です。
今シーズンは開幕から左サイドを任されて、奮闘している姿は頼もしい限りですが、高校の後輩の古都子との阿吽の呼吸とも言うべき、絶妙なポジションチェンジは、来シーズン相手チームにとって「あれ、厄介なんだよなぁ」と、より思わせるものに進化させてくれたら嬉しいですね。
#17 野沢 真由
今シーズンの真由は、開幕戦からスターティングメンバーとして起用され、質の高いプレーを見せてくれて、こでぞーは「スゲー新人が現れた」そんな強い印象を持ちましたね。
中でも「1対1」の無類の強さはホントに秀逸で、試合で真由のボールを奪いに行くシーンを見る度に、
「うちの野沢からは、ボールを奪うことはできませんよ」
「ほーらね!」
と言うシーンが何度あったことか。
あと、一番印象的だったのが、やっぱりアウェイのBelle戦でのミドルシュートですね。
以前のブログでも触れましたが、豪快な弾丸シュートが決まった瞬間、スタジアム全体が無音になったのは、本当に鳥肌ものでしたよ。
おじさん世代には有名な、元ブラジル代表のロベルト・カルロスのように(検索してみてください)来シーズンは、遠目からでも隙あらばガンガン狙って欲しいですね。
#18 富井 寿里菜
今シーズン、開幕当初から復帰がいつなのか、常に気にかかっていました。
なので、アウェイの広島戦で実戦復帰してくれたのは、昨シーズンの開幕戦の悪夢があっただけに、待ちに待っていたので、とても嬉しかったですね。
今シーズンは、途中出場が多かったけれど、決定的な場面を演出したり、自らのテクニックよって状況を打開するプレーがあったりと、相変わらずの魅力溢れる寿里菜のプレーは最高でしたね。
後で自宅に帰ってプレーを見返した時に、「おぉー流石」とか「やっぱり上手いな」と思うシーンがたくさんありました。
何かやってくれる選手、寿里菜はそういう選手とこでぞーにはインプットされている選手です。
#19 中西 萌衣
今シーズン新卒でつくばFCに加入してくれた萌衣ですが、萌衣も開幕戦からスターティングメンバーとして起用され、質の高いプレーを披露してくれました。
こでぞー的には
「今年の新卒たちはヤバイ!」
そう思ったのを記憶しています。
開幕戦から目に止まった萌衣のプレーは、やっぱり足さばきで、競り合いになると上手く身体を入れて、相手より一歩先にスッと足先を入れて、幾度となくチームのピンチを救ってくれたのがとても印象的でした。
シーズン終盤は、出場する機会が減ってしまったけれど、持っているものは素晴らしいので、この1年間で得たものを、来シーズンに活かされて、よりパワーアップした萌衣が見れると信じているし、大いに期待しています。がんばれ萌衣!
#20今井 新那
今シーズン、ディアヴォロッソ広島から加入してくれた新那ですが、昨シーズンの広島とのホーム戦で、抑えたの効いた先制ゴール決められてしまったのは、未だに記憶に新しいしところです。
そんな新那が、今シーズンつくばFCに加入してくれて、味方になってくれるたのは嬉しい限りでしたね。
新那のプレーをひと言でいうと「上手い」それが一番に頭に浮かびます。
パスにしても、キックしてもその能力は凄く高くて、特にコーナーを蹴るときには、「どうやって蹴ってくるか」と、いつもワクワクしていました。
今シーズンは、思い描いたようなシーズンではなかったかも知れないけれど、来シーズンは、もっと新那の上手さが光るプレーを見たいですね。
#21 西川 絵理菜
今シーズンの絵理菜は、怪我の影響でトレーニングマッチを含めてもプレーする姿が見れなかったのは残念だったけれど、アウェイの福岡戦でのメンバー表に絵理菜の名前を見つけた時は、「おぉー、いよいよキタかぁ!」と言うのが、率直な感想でした。
なかなか辛抱を強いられるシーズンだったと思うけれど、この1年間、客観的にサッカーを見れたことはきっとこれからのプレーに大きな影響を与えてくれるように思うので、来シーズン絵里菜がどんなプレーを魅せてくれるのか、期待しかないですね。
#22 松原 ゆき
ゆきの今シーズンはと言うと、必ずしも思い描いたシーズンではなかったのだろうと想像します。
シーズン途中でメンバーに入れない時期が続きましたが、気持ちを切らさずに、心を強く、技術を高めることに努力した結果、夏季中断明けにスタメンに名を連ねていたのを見て嬉しかったし、やっぱり来てくれたかと強く思ったのを思い出します。
こでぞーはゆきの挑戦する気概に大いに期待しているし、この先、絶対に大きな華を咲かせてくれると心から信じていますよ。だから、ほんと頑張ってほしいですね。
そうそう、それとゆきと言えば、サッカーとは直接関係ないですが、SNSで美味しそうでセンスある盛り付けを披露してくれている「松の台所」がありますが、こでぞー実は結構楽しみにしています。またアップされるのを期待していますね。
#23 松田 留光那
留光那も復帰をするのを今か今かと待っていた選手ですが、開幕戦からしっかりスターターに名を連ねていたのは、留光那の今シーズンに賭ける想いの結果だったと感じたこでぞーは「よし、よし」と思ったのを思い出します。
シーズンが進むにつれて途中出場で起用されることもあったけれど、たとえ数分でも自分の求められている役割をきちんとこなそうとする姿は、とても記憶に残っています。
留光那がゴールを決めて勝つ、ルミナデー、来シーズンこそみたいでね。
だって、昨シーズンのアウェイ三重戦で魅せてくれたゴールは、未だに脳裏から離れることないし、これからも同じようなシーンを何度も見たいですからね。
#24 荒川 くるみ
今シーズンの最初の頃はトレーニングマッチでプレーを見ること多かったけれど、シーズンが進むに連れてしっかりメンバーに入るあたりは、持っている基本技術の高さもそうだけど、サッカーをよく知っているのが伝わってくるプレーヤーだと感じました。
大学女子サッカー全米王者と言う異色の経歴を持つくるみですが、一番の魅力はこでぞー的には、対人戦にめちゃくちゃ強いところ。
相手とのマッチアップのシーンでは、「いやぁ、うちのくるみ強いっすよ」と、いつもそう思いながら応援していました。
来シーズンは、やっぱりもっともっと進化したくるみが見たくなりますね。
#26 石川 朋萌
今シーズンの朋萌は、シーズン当初からメンバーに選ばれていたけれど、なかなか数字と言う結果は残せませんでしたが、常に裏を狙う姿勢は、チームメイトとの呼吸がもっと合ってくれば、これからモノ凄い武器になると、こでぞーは予感しています。
あと、記憶に残っているプレーとしては、囮になるプレーがとても上手くて、細かいところの精度がもっと上がってきたら、必ずブレイクする選手だと感じました。
来シーズンもっと朋萌の笑顔がたくさん見れることをたくさん期待しています。(コール間違い本当ごめんなさいでした(汗)
#28 内藤 夏鈴
今シーズンつくばFCに加入してくれた夏鈴ですが、攻撃に守備に正に八面六臂の活躍で、チームを勝利へと導いてくれました。
開幕前の筑波大学のトレーニングマッチで、初めて夏鈴のプレーを見た時に、今シーズンは、この選手を中心として戦っていくんだなと強く感じたのを覚えています。
夏鈴の魅力は、左右どちらも正確に蹴れる技術と積極的なドリブルにあるけれど、こでぞー的には、サッカーのために己に課した質を常に拘っているのも魅力の1つですね。
と言うのも、一番印象的だったのが、アウェイの広島戦に逆転勝ちした試合。
勝利で整列では選手みんなの笑顔が溢れていたのだけど、夏鈴は整列の端で1人険しい顔をしていました。
きっとその試合で、早い段階で途中交代になってしまったので、チームの勝利に貢献できていない不甲斐なさがあったのかなぁと想像しましたが、より高見を目指す姿勢は心強いです。
来シーズンは、群馬時代に一緒にプレーをした、古寺美佳選手がつくばに復帰してくれるので、前後関係のこの2人にどんな化学反応が起こるのか、今からとっても楽しみですね。
#29 岡村 悠花
初めて悠花のプレーを見たとき、「この選手上手いな」と感じて、すぐさまプロフィールをチェックしたのを覚えています。
今シーズン、アンジュヴィオレ広島から加入してくれたけれど、それ以前も強いチーム、質の高いチームでプレイしていたことを見て、すごく納得したのも覚えています。
絶妙なロングフィードで何度もチャンスメイクをしてくれたり、ピンチの場面をスッと防いでくれたりとそのプレーは、見ていて心強くて、本当に加入してくれてよかった。そう思っています。
今シーズンのつくばFCのDF陣は才能と気概溢れる選手ばかりなので、その競争は厳しいものだっただろうと想像するけれど、しっかりとDF時の一角を担ってくれたのは、頼もしい限りでした。
#30 河野 美優
今シーズンの美優は、数試合のトレーニングマッチでプレーを見ることが出来たけれど、いつも積極果敢でしっかりと自分の役割をこなし、やりたいことを表現する姿勢が記憶に残っています。
もっとプレーが見たかった選手の1人なので、学業との両立は大変なのかも知れないけれど、来シーズンもそのプレーが見たいですね。
#31 辻 明日香
今シーズン明日香は、第12節の宮崎戦で初めて先発出場してくれたけれど、7連敗の真っ只中での起用で勝利と言う結果が伴わなかったことに苦慮したのではないかなと勝手に想像します。
チーム全体が厳しい状況であったけれど、最後の砦でもあるから、何としても頑張って欲しくて、毎試合「0点ね」と声を掛け続けていましたが、果たしてそれが良かったのかどうか。。。
こでぞー的に「おぉっ!!」と思った転機は、地元に凱旋した第17節の福岡戦で、地元の大応援が明日香を高見に導いてくれたようで、試合には負けたけれど、見ていて、これはいけると確信が持てた試合でもありました。
事実、最終節の広島戦では、相手の強烈なシュートを左手一本で弾いたビックプレーは、真後ろから見ていたこともあって、今でも鮮明に覚えています。
来シーズンは、より自信を持った明日香のプレーを心待ちにしています。
#33 犬伏 柊萌子
今シーズンは、怪我の影響もあってプレーをする姿が見られず、途中から姿すら見られなくなって心配したけれど、チームブログから復帰に向けての階段を一歩ずつ登っていることを知ってとても安心しました。
まだ、実戦までの道のりは遠いのかもしれないけれど、柊萌子のドリブルはまた絶対に見たいですね。ホントに。復帰を心から待っています。
# 原嶋 祐芽
祐芽のニュージーランドのオークランド ユナイテッドFCへの移籍は正直驚いたし、祐芽のいない試合はやっぱり寂しいというのが本音でした。
でも、一度しかないサッカー人生で、個人昇格したり海外でサッカー道を極めて欲しい願いもあるので、そういう意味では、祐芽の海外挑戦は嬉しいことだし、もっと強くなった祐芽になって欲しいと思いますね。
嬉しいことと言えば、オークランド ユナイテッドFCの試合で祐芽のゴールが見れたこと。攻撃的な祐芽のゴールを見たのは初めてだったけど、マジカッコよかったです。それと、オークランドFCが、リーグ優勝を決めたときのセレモニーでは、祐芽らしく控え目なリアクションだったけれど、満面の笑みが見れたのも嬉しかったですね。
つくばFCの時の強い意志でチームを引っ張ってくれた祐芽は頼もしかったけれど、海外で羽ばたいている祐芽も最高だなと思いました。
もし、来シーズンつくばの試合を見に来ることがあったら、(遠目でもいいので)笑顔を見せてくれると、こでぞーとウラギスさんは大喜びします。
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と言うことで、選手全員へのメッセージを今年も書いてみました。きっと実際の想いとは違うのだろうと思うけれど、こでぞーの勝手な想いと思って受け流してくれたら幸いです。
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最後に
今シーズンをもって引退する選手、他チームへ移籍する選手、つくばに残ってくれる選手、いろいろだと思いますが、2023シーズンチームもこでぞーには心に残るチームの一つになりました。
他チームから追われることの厳しさ、不甲斐なさで苦慮する姿、チームとして最多の勝ち点を取ってくれたこと、若い選手の躍動する姿、経験豊富な選手の円熟味を増したプレーなど、色々とありましたが、どれをとっても感動と感謝と嬉しさばかりです。
引退する選手、移籍する選手は、もう会えなくなりそうですが、去年も言いましたが、もしどこかの会場でこでぞーとウラギスさんを見かけたら、ひと言で良いので声をかけてくれたら嬉しいです。
さて、来シーズンの開幕日は既に発表されていて、3/16もしくは3/17になっており、リーグのチーム数は、いよいよ最多の12チームになります。
Belleや福岡、三重はからは、続々となでしこ1部からの選手の加入が発表されていて、更に厳しさが増すリーグになると思われますが、今シーズンの経験とこれから加入してくれる選手との化学変化がどうなるのか、今からとても楽しみです。
そして、来シーズン2チーム増えるということは、試合が4試合増える訳で、結果シーズンが1カ月長くなるので、現地応援することで、より家族に負担をかけてしまいますが、
何とか折り合いをつけて、来シーズンもウラギスさんと手分けして、可能な限り全試合を現地応援をしていきたいと思いますので、選手の皆さん、監督、コーチ、スタッフ、関係者の方々、来シーズンもPEACSをどうぞよろしくお願い致します。
そしてここまで長々と書いたこのブログを、大晦日になってまで(奇跡的に)最後まで読んでくれた方も、心から感謝申し上げます。
こでぞーのブログは来シーズンも続くと思うので、また、2024シーズンもお付き合いいただけたら幸いです。
みなさま 良いお年を。
