この経験 後で必ず 実を結ぶ

ども、こでぞーです。

第2節の今節は、アウェイ初戦です。

ここ数年のアウェイ初戦は、近県での試合が組まれることが多かったのですが、今シーズンはいきなり岡山県。

しかも、相手はよりによって『岡山湯郷Belle』

昨シーズンのオフに、えげつないほどの補強がなされて、昨シーズン以上に巨大な戦力を揃えたようなので、強敵であることには間違いありませんが、

強敵であるからこその貴重な経験が、今後のチームの向上にも期待ができるアウェイ初戦です。

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2024.3.24
プレナスなでしこリーグ2部
第2節 13時キックオフ 雨のち曇 
岡山湯郷Belle VS つくばFCレディース

美作ラグビー・サッカー場@岡山県美作市

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試合結果

「4-1 ●」(12位)

前半 1-0
後半 3-1

得点 73分 小西由利恵

残念ながら、敗戦となってしまい、順位は12位のままです。

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やっぱりBelleは強かった

今節は、強敵の前に大差で負けてしまったものの、十分に戦えた時間帯もあり、数字からでは見えない、チームとって貴重な試合だったのではないかなと思いました。

試合開始前は、昨シーズンのこの対戦で2点先制したこともあり、今回も良い入りの試合展開を期待しましたが、

いざ蓋を開けて見ると、昨年と同じ轍は踏まないと言わんばかりに、試合開始直後から全力で向かってくるBelleの気迫が凄まじくて、

ボールを止める技術、パスの正確性、フィジカルの強さ、足の速さなど、優れた能力から繰り出される勢いを前に、

飲み込まれてしまって全体が後ろに引いてしまい、窮屈なプレーを強いられて隙ができたところに、強烈な先制パンチを浴びてしまったという感じでした。

その後もセットプレーからの失点やつくばのディフェンスラインに対する1対1の徹底的な攻めからの2失点と言った、様々な形から失点を重ねてしまい、

終わってみれば、孫子の兵法で言うところの「戦は勝ってから始めるもの」を地でいったようなBelleのプランだったように思います。

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でも、ワンサイドではなかった

こう書いてしまうと、結構なワンサイドゲームだったのでは?と思われそうですが、一進一退な攻防あり、押していた時間帯もありで、表には現れない貴重な収穫があったように思います。

と言うのも、前節の課題であった選手間の距離感は今節ではしっかり修正されていて、連動して前へ運ぶ推進力は時間を追うごとに表現できていたし、

守りにおいても、相手の個の強さに対して、個人でも複数でも2度追い、3度追いでしつこく対応ができていて、

溜まりかねた相手が、苦し紛れのミドルシュートを打ったりなど、総じてつくばの思い描く形があらゆるポジションで表現できていたように思います。

最終的には、終盤に集中力が途切れてしまったり、一瞬の判断の迷いから失点を重ねてしまったので、これは次節に向けての課題かなと思いました。

試合後の挨拶に来てくれた時には、誰1人下を向くことなく真っ直ぐ前を向いていて、

その表情からは悔しさがいっぱいにじみ出ていて、次はやってやる!という目の強い輝きを感じたので、次節は全員できっとやってくれる。その期待感でいっぱいになりました。



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目の前での素晴らしいゴール

さてさて、待望の今季初ゴールですが、我らが副キャプテン #9 小西 由利恵が決めてくれました!

ゴールシーンは、途中交代で出場した今季加入の#18 久永 望生がショートカウンターから左サイドを駆け上がり、そのまま良質なクロスを上げると、

中に詰めてきた由利恵の頭にドンピシャのタイミングでヒットして見事ゴール右隅に決めてくれました。

このゴールは、前節も含めたモヤモヤ感を一気に吹き飛ばしてくれましたね。

更に嬉しかったのが、由利恵と共に#26 古寺 未佳もペナルティエリア詰めていて、その1列後にも選手がいたりして、

もうゴール前に「ドドドッ」という感じで迫った来た圧倒感は、応援していてとても興奮したシーンでもありました。

久しぶりのガッツポーズは気持ちよかったです。(つくばのみんなありがとう!)

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赤嶺 美月選手 リーグ通算150試合出場達成!

そんな今節でしたが、タイトルにもある通り、この試合、赤嶺 美月選手がリーグ通算150試合出場を達成しました。

美月のこの記録は、積み重ねてきた者だけが得られる勲章だと思うので、心から嬉しく思います。

それにしても、この『150』と言う数字は、見れば見るほど、考えれば考えるほど、とてつもない数字ですね。

ここまで積み重ねるには、常に競争に勝ち続けなければならない訳で、その状態を保ち続けるには、人一倍の情熱と、緻密なコンディション作りと、指揮官に合わせた柔軟性があるのかなと勝手に想像します。

更に想像すると、自分では変えられないものと自分で変えられるもの。或いは、自分の弱みと強みを的確に分析・判断をして、限られた時間と労力の中で

自身の進化や成長のために適切なアプローチをしてきた成果なのではないかとも思いました。

それが故にこの150と言う記録は、何年にも渡ってこれらを積み重ねてきた結果だと思うので、とてつもない凄みと尊さを感じます。

岡山では負けてしまったので言葉をかけることは出来ませんでしたが、次節では美月がゴール決めて笑顔でお祝いしたいですね。

とにもかくにも、

赤嶺 美月選手 通算150試合出場おめでとうございます!

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次節は福岡戦

さて、次節は、これまでつくばが1度も勝てていない、福岡J・アンクラス戦です。

通算成績が2分5敗と、なかなかの相性の悪さですが、次こそ、勝ち点3を取ってくれるよう、しっかり応援していこうと思います。

次節は 3/31(日) 12時にチャレスタでキックオフです。

試合開始がいつもより1時間早い、12時からですので、お間違えないようにしてください。

と言うことで、次節は勝ってみんなと一緒に万歳ができることを願って

頑張れ!つくばFCレディース!

以上、こでぞーでした。  

開幕戦 準備不足で 反省だ

ども、お久しぶりのこでぞーです。

今年もゆるりと観戦記を書いていこうと思いますので、よろしかったらお付き合いください。

と言うことで、なでしこリーグ2部 2024シーズンが開幕しました!

毎年この時期は、学校でいうところの新学期のようなワクワク感でいっぱいになるものですが、今年は全然様相が違ってしまいました。

と言うのも、開幕戦が例年より早いのもあって、ちょうど仕事の繁忙期と重なってしまい、とにかく準備する時間が全くなくて酷すぎました。

体調が万全ではなく、新加入選手の横断幕は間に合わず、発声練習し忘れ、チャレスタの到着も遅れ。。。

ほんと色々なことがダメダメで、開幕戦だと言うのに、情けなさと申し訳なさがいっぱいで反省しきりでした。

そう言えば、バックスタンド側入口にみんなの笑顔が飾られていましたね。

この笑顔が見られるよう、次節までにしっかり準備をして、全力応援できるよう臨みたいと思います。

ダメダメな気持ちを救ってくれた運営の方には感謝です!





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今シーズンの変わったところ

さて、観戦記に入る前に、今シーズンもいくつかの変化があったので、最初にサラッと紹介してみたいと思います。

変化その1
◆2チーム増えて、全12チームに増えました。

昨シーズンまでは、リーグは10チーム制でしたが、今シーズンは、なでしこも2部も1部と同じように12チーム制になりました。

リーグのチーム構成は。昇格と降格が入り乱れ、結局、ヴィアマテラス宮崎とノルディーア北海道が抜け

大和シルフィードが1部から降りてきて、新たにSEIA OSAレイア湘南、ディオッサ出雲、FC今治レディースが入替戦から加わることになりました。

どこのチームも侮れないので、しっかり戦って1つでも多くの勝利を共に分かち合いたいと思います。

変化その2
◆ホーム戦が全試合『無料開催』になりました。

今シーズン途中からチャレスタが補修工事に入るのもあって、チームが大きな決断をしてくれました。

男女の公式戦が無料と言うのは、嬉しい限りです。

せっかくの無料開催ですから、たくさんの方にチャレスタへ足を運んでもらえるよう、我々応援団もより盛り上げていこうと思います。

変化その3
◆新戦力6名と新監督

今シーズンは残ってくれた選手が例年よりも多くてとても嬉しいですが、今シーズンも新たに6名もの選手が加わってくれました。

中でも注目は、FW #26 古寺 未佳で、チーム初のカムバック選手として、3シーズンぶりにストライカーが帰ってきてくれました。

なでしこ1部仕込みの質の高い経験を結果と言う形でどう披露してくれるか、今からとても楽しみです。

そして、新監督には佐藤 誠一郎氏を迎えて新たなスタートを切りました。

佐藤監督は長らく高校の男子チームを指導されていて、定年退職を期につくばFCレディースで新たな挑戦をしていただけるとのことで、

佐藤監督と選手みんなとの化学反応がどうなるか、これからとっても楽しみです。

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2024.3.16
プレナスなでしこリーグ2部 第1節 13時キックオフ
つくばFCレディース VS 吉備国際大学Charme岡山高梁

セキショウチャレンジスタジアム@茨城県つくば市

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試合結果

さて、注目の試合結果ですが

「0-3 ●」(12位)

前半 0-2
後半 0-1

残念ながら、敗戦となってしまいました。

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ミスが招いた敗戦

今節の感想は、いただけないミスでの3失点は相当痛かったし、決められる時に決められなかったのも反撃の勢いをつけることができなかった、そんな風に感じました。

GKの不用意なミス、バックパスのミス、GKが前に出てボールロストと、上手くまわらない時はこんな感じになりがちですが、ミスがミスを呼ぶ展開は、悔しさが倍増する感じでもありましたね。

それと、攻撃面では、ボールを奪ってもパスの受け手が遠すぎてボールが繋がらず、そのうち奪われるシーンがとても多くて、

FWの #26 古寺 未佳のシュートが0(ゼロ)であることからも、ボールがつながっていないのが伺える展開でした。

後半の途中からは、敵陣深く攻め入ってCKを得る場面が多くなりましたが、勢いを付ける展開に発展させることもできなかったので、全体的には盛り上がりに欠ける試合展開でもありました。

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次に活かして欲しい

今回の失点、崩されての失点ではなかったので、ディフェンス全体では、安定していたと思うので、個のミスは原因を把握してしっかり改善してくれることを願っています。

そして、今回の失点はいずれもGKがらみだったので、#1 伊東 美和のプレーがクローズアップされてしまいましたが、

今節の美和のプレーは、今までだったら待ってしまって危険な場面に発展していたプレーも、積極的に前へ出ることで危険な場面を未然に防いでいたプレーもあったので、

この変化は、きっと今季からGKコーチに就任した、ジョイフル本田つくばFCで現役GK阿久津 大輝選手の指導による良い影響かなと思えるので、美和には、これからもブレずに戦ってくれることを期待しています。

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三つ子ちゃんになっちゃった

タイトルから何のこっちゃ?と思われた方もいると思いますが、

昨シーズン、こでぞーの選手コールを大いに惑わせた

「どっちが和音で、どっちが美月なのか」

の双子ちゃん現象と言うのがありましたが、

今シーズンは

「どっちが和音で、どっちが望生(みお)なのか」

の新双子ちゃん現象が新たに加わりました(汗

#18 久永 望生は、左サイドハーフのポジションでプレーしていますが、ひとたび内側に入ってくると、

背格好同じ、髪型同じ、ヘアバンド同じ、シューズも白で同じ、ストッキングの長さも膝上で同じ、

と、「和音&美月」よりも更に難易度が上がって、今節なんとか判別できた唯一の手掛かりが、望生の太ももからチラッと見えていた黒いサポーターだけで、ホントに惑わされてしまいました。

その影響でワンテンポどころかスリーテンポ、いや、フォーテンポぐらい遅れて慎重にコールをしてました(汗

アウェイの観客席からピッチが遠い会場でこの3人を見たら果たしてどうなるか。。。

ほんと視力が2.5ぐらいは欲しいですね笑

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トレーニングマッチも面白い

今シーズンも開幕からトレーニングマッチが組まれていて、今回は関東一部の南葛SC WINGSとの対戦でした。

開幕仕立てと言うのあったのか、全体としては昨シーズンのようなガツガツ感が少なかったようにも感じましたが、

公式戦と遜色ないメンバーでもあったので、開幕からたっぷりつくばのみんなの応援をすることが出来て楽しかったです。

特にこでぞーが印象的だったのが、今季ノルディーア北海道から移籍してきてくれた GK #32 澤田 法味。

言わずと知れた200戦練磨の、もの凄く経験豊富な選手で、この界隈で当たり前に有名な選手ですが、

いざ味方につけると何とも頼もしくて、技術はもちろんのこと、コーチングも的確で、よくぞつくばFCに来ていただきました。

ほんと嬉しくも頼もしくもあります。

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次節はBelle戦

さて、次節は、このオフシーズン、えげつないくらいに1部からわんさか選手が加入した岡山湯郷Belleとのアウェイでの戦いです。

昨シーズンのアウェイ戦は2点先制するも、そこから横山久美選手のハットトリックを始め、怒涛の5連続失点をくらった因縁の地でもあるので、

次節はぜひともリベンジを果たして欲しいですね。

特に今節のトレーニングマッチで調子が良かった#17 野沢 真由は、去年のあの弾丸ゴールを決めた地でもあるので、再び輝いて魅せて欲しいなと思います。

と言うことで、次節は3/24(日)13時にキックオフです。

今季初のアウェイ戦は勝って帰って来てくることを願って

頑張れ!つくばFCレディース!

以上、こでぞーでした。  

気がつけば 開幕まで 2カ月半


ども、少しお久しぶりのこでぞーです。

今年もあと僅かとなっています。

今年もこでぞーなりに2023シーズンを振り返ってみようと思います。

ただし、最初にお伝えしますが、多分相当長くなりますので、時間の余裕がある時に読んでいただけたら嬉しく思います。

さて、なでしこリーグ2部の最終節が終わってからあっという間に2カ月あまりが経ちましたが、その間には、なでしこジャパンのパリ五輪アジア予選やJ1リーグのヴィッセル神戸の初優勝などがありましたが、

応援団であるPEACS的には、やっぱり我らがジョイフル本田つくばFCの「全社→CL予選→CL決勝」と勝ち抜いた快進撃に、まずは触れてみたいと思います。

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歴史を塗り替えた

今シーズンの男子トップチームは、10月の全国社会人サッカー選手権大会から11月の全国地域サッカーチャンピオンリーグ(CL)の予選ラウンド、決勝ラウンドまでの過酷な日程を勝ち上がり、これまでのクラブの歴史を大きく塗り替える、素晴らしい結果をもたらしてくれました。

決勝ラウンドの結果は悔しくも3位だったので、残念ながらJFL昇格の夢は果たせませんでしたが、今シーズンのCL決勝ラウンドでは、最終日に出場した全4チームの勝ち点が全て並ぶという、

史上稀にみる大接戦となったため、現地応援をしていたこでぞーは身震いをするのは当たり前で、決勝ラウンドで感じた、あの場所で戦ったことの尊さが今でも肌感覚で残っています。

それにしても、ジョイフル本田つくばFCと言う、地獄の関東リーグの5位から這い上がってきた、全国にとっては未知のチームは、試合を重ねる度に凄みが増していき、質の高い個人のプレーも相まって、その名を全国に知らしめ、見た者の心を根こそぎ奪っていったのではないかと思います。

どの角度から見ても全国に誇れる素晴らしいチームだったとも思います。

来シーズンこそ、もう一段上の大いなる高見を掴んで欲しいと願っています。

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さてさて、それでは早速レディースの今シーズンを振り返ってみたいと思います。

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山あり、谷あり、平坦あり

今シーズンのレディースは、チーム史上初の開幕3連勝あり、チームワーストの7連敗あり、そしてシーズン2試合を残しての残留決定と、

上がって、下がって、最後はしっかり踏み締めてくれた、そんなシーズンだったように思います。

開幕3連勝の1カ月余り、リーグをてっぺんから見下ろせたのは、何とも言えない爽快感だったし、チームとして戦術意識が統一された戦い方を見ていたら、これから見たこともない、感じたこともないシーズンがやって来るのだと大いに期待をしました。

でも、やはり、なでしこリーグはそんなに甘いリーグではなく、シーズン中盤からは、倍以上のしっぺ返しくらうような連敗を喫して、こんなにも勝ち点が取れないものかと思う時期も経験して、勝負の厳しさと辛さを経験しました。

連敗していた時のこでぞーの目には、相手の徹底したスカウティングなどによって、自分たちが思い描くような試合運びが出来なくなった時に「方向感覚を失い」「自信を揺るがす感覚」も生まれて、戦況に応じた戦い方や戦いのバリエーションを見出すことが出来なかったため、

チーム全体で「大きな迷い」が生じたのではないかと、こでぞーにはそんな風に映っていました。

でも、夏季中断明けは、大幅な改善とまではいかないまでも、戦う気持ちを整えて、限られた時間と労力をどこに注力すべきかが意思統一され、しっかりと残留と言う結果をたもらしてくれたのは、チームの力を感じた一面でもありました。

今シーズンの良かったこと、辛く悔しかったことが、きっと来シーズンのチームのさらなる成長に繋がってくれる信じて、来シーズンに期待したいと思います。

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来シーズンもなでしこ2部です

今シーズンは一度も危なげなく、しっかりと残留してくれました。

順位は昨シーズンと同じ8位ですが、数字て言うと、得点はリーグ5位タイ、失点はリーグ8位と、これまでチームの成績を上回り、結果7位に近い勝ち点で、シーズンの2試合を残しての残留を決めてくれました。

そんなことをわざわざと言う声が聞こえてきそうですが、これまでの8シーズンでは、常に最終節まで残留できるかどうか、乗るか反るかの戦いばかりだったので、リーグの順位を気になくて良い試合があるという余裕感は、やっぱり嬉しかったですね。

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応援団的採点

今シーズンの応援スタイルは、4年ぶりに声出しが可能となり、新たな応援スタイルが始まりましたが、こでぞー的応援団の採点は良くて60点。赤点ギリギリかちょい落第な感じだったと思います。

やりたいことと準備の実態が伴っていなくて、チグハグ感がいっぱいで、全くもってダメダメでしたね。

特にシーズン前半は、チャントのメロディーは飛ぶし、歌詞は間違えるし、太鼓のリズムが狂うなど、本当に散々で、特にアウェイの三重戦でコールした「いしかわ るみな」は、致命傷とも言うべきミスでした。

チームにも一緒に応援してくれているウラギスさんにも申し訳なくて、言い訳無用の間違いでしたね。

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たくさんの方に声を掛けていただきました

こでぞー的にはダメダメな応援でしたが、5月に入って新型コロナの対応が変わってからは、そんなこでぞーに、たくさんの方から声を掛けていただきました。

相手チームの応援団・サポーターの方、つくば市出身の方、アウェイの現地でたまたま試合を見てくれた方など、いろいろな方とお話をさせていただきました。

中でもレディースの選手のご両親には、本当に多くの方からお声をかけていただき、大切なお嬢さんを好き勝手に呼び捨てにしてるあたりは、恐縮してしまいますが、

みなさんからは、一様に温かい言葉と気持ちをいただき、ご両親の娘のサッカーへの想いや選手個々のつくばでサッカーをする想いにも触れさせていただき、

改めて自分達がしていることの意味や意義、大切さを実感したシーズンでもありました。

それが故にコール間違いは、自分の身に染みてくる訳です。

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28人の選手のみなさんへ

さて、昨年と同様にここまで相当長いので、何人の方がここまで辿り着いてくれているか不安ですが、年末ということもあり構わず進めていこうと思います(汗

と言うことで、シーズン振り返りの締めくくりは、今年もシーズンを戦ってくれた全選手へ、感謝と敬意を込めて、こでぞーの独断と偏見を交えた、メッセージを書いてみたいと思います。

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#1 伊東 美和
今シーズンは美和自身も山あり、谷ありのシーズンだったのではいかなぁと想像してます。

チームが勝てなくなった時期にたくさん責任を感じて、自信も揺らいでいたように見えたので心配をしていましたが、ある意味よい転機として、いい時期にデフのW杯を経験出来たのは、美和にとって大きくプラスに傾いたのではないかなとも感じました。

W杯の試合では、圧倒的な体格を誇る欧米人の容赦ないシュートを全て受けていましたが、画面を通して絶え間なく聞こえてきたチームを鼓舞する声からは、強い意志と可能性を感じたので、きっと来シーズンは、一回り大きく成長した美和の姿が見れるのかなと思っています。今から、ワクワクしますね。

♯2 佐藤 歩夢
歩夢と言えば、「今シーズンよくぞ公式戦に復帰してくれた。」もう、この一言に尽きますね。

ここ数年、試合前の横断幕張りで一番身近に見てきたのが歩夢だったので、コンディションの状態は気になりつつも、いつも大した話はしなかったけれど、常に気にかけていました。

だから、今シーズン、歩夢が一歩ずつ復帰への階段を登っていく度に、ウラギスさんと確認しあって復帰を待っていたので、アウェイの福岡戦で公式戦に復帰した時は、本当に嬉しかったですね。

それと、プレーで印象的だったのは最終戦で見せてくれた、#4 藤井 志保とのレフティーコンビ。これはなかなか味のあるもので、この2人だからこそ相手が嫌がるプレーが出来るんじゃないかなと感じましたね。

#3 石井 有紗
昨シーズンの開幕戦、一緒に横断幕張りをしてくれた有紗が、今シーズンはセンターバックの一角としてチームのために戦ってくれたのは感慨深かったですね。

出来たこと、出来なかったことが数多くあっただろうし、苦しいこともあっただろうけれど、でも、どんな試合展開でも、わずかな出場時間でもあっても、常に強い気持ちで戦うことを表現してくれたのは、心から頼もしさを感じていました。

一番のハイライトはやっぱり、アウェイ山梨戦ですかね。山梨戦の前の試合で鼻骨を骨折したにも関わらず、ヘディングで決勝点を決めましたからね。

あれはマジでかっこよかったです。

#4 藤井 志保
今シーズンは、例年とは違った形でその存在感を示してくれたシーズンだったと思います。

藤井志保と言う名が、私的所用やコンディション不良以外で試合のメンバー表から外れていたことに、驚きと違和感が覚え、見通しの暗さと不安を感じました。

でも、シーズン後半のチームの未来が係る大切な場面では、しっかりとその存在感を見せてくれたことに、やっぱりしぽりんは、しぽりんなんだなと強く感じたシーズンでもありました。

チームの形や方向性に変化が生じても、そこに合わせて自分を輝かせる、それが藤井志保と言う選手なんだと改めて感じました。

来シーズンは、いい意味で若者を蹴散らして、壁となって、更に進化、成長して欲しいですね。

#5 梓 玲奈
今シーズンは、出場機会こそ昨シーズンと比べると減ったけれど、その存在感はやっぱり強く感じたシーズンでしたね。

途中出場であっても、自分の役割を理解してチームに安定感をもたらしてくれたのは、相変わらず質の高さを感じたし、やっぱり玲奈のロングフィードは、戦況を打開する力を持っているのでいつも魅力に感じています。

そうそう、玲奈と言えば瞬発力が抜群なのも魅力で、試合前の練習で若手よりダッシュが勝っているのを見ると、毎回「それ、それ」って一人こでぞーは思っていました。

#6 山口 恵実
今シーズンも怪我と付き合わなければいけなかったですね。こでぞー的にはやっぱりもっとプレーする姿、試合を通して進化する姿が見たかったシーズンでした。

出場できた試合は少なかったけれど、今シーズンの中で、最も印象的で素晴らしかったプレーは、やっぱりホームの宮崎戦ですかね。

今シーズン得点王となったヴィアマテラス宮崎の斎藤夕眞選手とのマッチアップでは、完璧なまでに相手を封じ込め。得点を許さず、相手にポジションチェンジをさせたのは流石だなと思いましたね。

本当にもっと、もっと、もっとプレーが見たかったですね。

#8 小林 和音
今シーズンも、前、中盤、後ろと、あらゆるポジションでチームのために戦ってくれました。
シーズン終盤では後ろでプレーすることが多かったけれど、こでぞー的には、やっぱり前でプレーする姿が見たかったですね。

今シーズンは、つくばでの初得点も決めてくれて、満面の笑顔が見れたのも嬉しかったし、相変わらずの絶妙なポジショニングと滅多に倒されない強靭なフィジカルも最高でしたね。
和音がいることの安心感は、やっぱり何事にも変えられないですね。
本当につくばにいてくれることに感謝です。

そして、こでぞー的にある意味心に残ったのが、シーズン序盤のコール間違いの原因となった

「どっちが和音でどっちが美月なのか?」の双子ちゃん現象。

ご両親ですら見分けがつかないとのお話だったので、あれは魔界に引き込まれたような感じでしたね。
一時期イップス気味になっていて、安全を期してどちらの名前もコールせずにいたのは、今では良い思い出です笑(シーズン途中でシューズの色が変えてくれたのは本当に助かりました笑)

#9 小西 由利恵
今シーズンは、最初は出場機会が限られていたけれど、終盤では右サイドバックに起用されて、慣れないポジションであってもチームの残留に向けて、大きく貢献してくれたのは流石だなあと思いました。

でもですね。

やっぱり由利恵は一番先頭に立って、相手の背後を上手く取ってからの裏へ抜け出し、そしてシュート→ゴールと、その姿がやっぱり見たいですね。

由利恵のゴールは見ていて、「いけ、いけ」「そこだ」「よっしゃー!」と言う展開が多いので、自然と気分が上がるのですよ。

なので、来シーズンはぜひともよろしくお願いします。

#10 大岩 みつば
今シーズンは、シーズン当初からピッチで元気な姿が見れたのは、やっぱり嬉しかったですね。
背番号10の後ろ姿を試合で見たときは、嬉しさとやっと来た感がいっぱいになったのを今でも覚えています。

久しぶりに見たみつばのプレーは、パスも魅力的だけれど、強烈なシュートも印象に残っていて、持っているモノの質の高さも改めて感じたシーズンでした。
まだまだ高みを目指せるプレーヤーだと思うし、みつばらしい進化と成長を期待するし、今度はみつばのゴールで勝つ試合が見てみたいですね。

#11 赤嶺 美月
ウラギスさんとの間では、お仕事ネームの「みねちゃん」呼ばわりをして馴れ馴れしくさせていただいていますが、正直言うと、

「よくぞつくばFCに来てくださいました。」

もう、これしかないですね。

美月は公式戦を130試合以上経験しているだけあって、サッカーの隅々まで熟知しているし、何よりサッカーをすることの覚悟を感じるプレーヤーだなといつも思っています。

試合ではありとあらゆるところをカバーしている姿を見ると、視野の広さをはもちろんのこと、ここまで献身的にプレーしている選手は、今まで見たことがなくて、for the teamを体現してくれる選手だと思います。

FWも良いのですが、サイドハーフのプレーももっと見たかったのは、本音のところです。

そうそう、こでぞー的には。ゴールを入れた時のしてやったりの笑顔が結構お気に入りだったりします笑

#13 三浦 晴香
今シーズン、唯一プレーする姿が見れた、筑波大学とのプレシーズンマッチがこでぞーにはとても目に焼き付いています。

「あぁ、この選手は違うな」と直ぐに分かるくらいの、質の高いプレーを見せてくれました。

こでぞーが想像するに、晴香のような選手は、コンディションが100%でなくとも、その経験と才能から、ピッチに立って存在するだけでも勝負に優位をもたらせ、たとえ決定的な仕事がワンプレーしかなくても、それがチームの勝利につなげられる、そんな選手だと思っているので、

来シーズンは、心技体が整えて、ピッチで躍動する姿がぜひとも見たいですね。

#14 岸川 りな
先日、引退のリリースがされましたが、とうとうその日が来てしまったという感じです。
こでぞー的に岸川りなと言う選手は、強く記憶に刻まれるそんな選手だったなと思います。
移籍してくれたこの4年は、決して順風満帆ではなかったと思うけれど、ゴリゴリの縦への突破は、一つの形として、誰もが認めるプレースタイルであったし、それに魅了された人も多くいたんじゃないかなと思います。

こでぞー的に最も記憶に刻まれているのは、昨シーズンのアウェイの岡山湯郷Belle戦ですね。
あの日は30℃を超える直射日光の中、攻撃の突破口であったこともあって、90分間ほぼスプリント続けていた状態で、同点のアシストを決めたアディショナルタイムの頃は肩で息をしながらのプレーでしたが、

見た目でも相当疲労しているのが伝わっていて、同点弾を確認した後に、一瞬動けない様子があって心配をしましたが、正座して首をもたげ、一度大きく深呼吸して、すぐさま自分のポジションへと走って戻った姿は、プレーヤーとしてもその試合に賭ける気概を強く感じたし、なにより、カッコよさを感じたシーンでもありました。

引退後は指導者の道を歩むとのことですが、これまでの様々な経験がきっと良い指導者になれる礎となるのではと、こでぞーは思います。

4年間共に戦ってくれてありがとう。

#15 工藤 古都子
今シーズンの古都子は、リーグ戦で得点を取り、数多くのアシストも決めて、元々持っている積極性に経験がプラスされて、この3年間でチームの中心選手として大きく飛躍してくれたのは、嬉しい限りです。

今シーズンのプレーで印象的だったのが、シーズン中盤以降、チームが劣勢に立つ場面が多かった時に、3-4人に囲まれても、果敢に(中に向けて)ドリブル突破を図って、戦況を打開しようとするプレーを見たときは、古都子の強い意志と気持ちが伝わってきて、応援により熱がこもったのを覚えています。

それと古都子らしいなぁと思うのは、試合の前半は「今日いたっけ?」と思う状況であったしても、後半になると「存在感爆上がり」の試合もあって、これも魅力の一つですね。

4年目の古都子にも期待しかないです。

#16 村上 奈央
今シーズンから加入してくれた奈央ですが、経験値が高いのは一目瞭然で、スピードあり、スタミナあり、絶妙なロングフィードあり、と本当に魅力が詰まった選手だなと言うのが率直な印象です。

今シーズンは開幕から左サイドを任されて、奮闘している姿は頼もしい限りですが、高校の後輩の古都子との阿吽の呼吸とも言うべき、絶妙なポジションチェンジは、来シーズン相手チームにとって「あれ、厄介なんだよなぁ」と、より思わせるものに進化させてくれたら嬉しいですね。

#17 野沢 真由
今シーズンの真由は、開幕戦からスターティングメンバーとして起用され、質の高いプレーを見せてくれて、こでぞーは「スゲー新人が現れた」そんな強い印象を持ちましたね。
中でも「1対1」の無類の強さはホントに秀逸で、試合で真由のボールを奪いに行くシーンを見る度に、

「うちの野沢からは、ボールを奪うことはできませんよ」

「ほーらね!」

と言うシーンが何度あったことか。

あと、一番印象的だったのが、やっぱりアウェイのBelle戦でのミドルシュートですね。

以前のブログでも触れましたが、豪快な弾丸シュートが決まった瞬間、スタジアム全体が無音になったのは、本当に鳥肌ものでしたよ。

おじさん世代には有名な、元ブラジル代表のロベルト・カルロスのように(検索してみてください)来シーズンは、遠目からでも隙あらばガンガン狙って欲しいですね。

#18 富井 寿里菜
今シーズン、開幕当初から復帰がいつなのか、常に気にかかっていました。
なので、アウェイの広島戦で実戦復帰してくれたのは、昨シーズンの開幕戦の悪夢があっただけに、待ちに待っていたので、とても嬉しかったですね。

今シーズンは、途中出場が多かったけれど、決定的な場面を演出したり、自らのテクニックよって状況を打開するプレーがあったりと、相変わらずの魅力溢れる寿里菜のプレーは最高でしたね。

後で自宅に帰ってプレーを見返した時に、「おぉー流石」とか「やっぱり上手いな」と思うシーンがたくさんありました。
何かやってくれる選手、寿里菜はそういう選手とこでぞーにはインプットされている選手です。

#19 中西 萌衣
今シーズン新卒でつくばFCに加入してくれた萌衣ですが、萌衣も開幕戦からスターティングメンバーとして起用され、質の高いプレーを披露してくれました。
こでぞー的には
「今年の新卒たちはヤバイ!」
そう思ったのを記憶しています。

開幕戦から目に止まった萌衣のプレーは、やっぱり足さばきで、競り合いになると上手く身体を入れて、相手より一歩先にスッと足先を入れて、幾度となくチームのピンチを救ってくれたのがとても印象的でした。

シーズン終盤は、出場する機会が減ってしまったけれど、持っているものは素晴らしいので、この1年間で得たものを、来シーズンに活かされて、よりパワーアップした萌衣が見れると信じているし、大いに期待しています。がんばれ萌衣!

#20今井 新那
今シーズン、ディアヴォロッソ広島から加入してくれた新那ですが、昨シーズンの広島とのホーム戦で、抑えたの効いた先制ゴール決められてしまったのは、未だに記憶に新しいしところです。

そんな新那が、今シーズンつくばFCに加入してくれて、味方になってくれるたのは嬉しい限りでしたね。
新那のプレーをひと言でいうと「上手い」それが一番に頭に浮かびます。
パスにしても、キックしてもその能力は凄く高くて、特にコーナーを蹴るときには、「どうやって蹴ってくるか」と、いつもワクワクしていました。
今シーズンは、思い描いたようなシーズンではなかったかも知れないけれど、来シーズンは、もっと新那の上手さが光るプレーを見たいですね。

#21 西川 絵理菜
今シーズンの絵理菜は、怪我の影響でトレーニングマッチを含めてもプレーする姿が見れなかったのは残念だったけれど、アウェイの福岡戦でのメンバー表に絵理菜の名前を見つけた時は、「おぉー、いよいよキタかぁ!」と言うのが、率直な感想でした。

なかなか辛抱を強いられるシーズンだったと思うけれど、この1年間、客観的にサッカーを見れたことはきっとこれからのプレーに大きな影響を与えてくれるように思うので、来シーズン絵里菜がどんなプレーを魅せてくれるのか、期待しかないですね。

#22 松原 ゆき
ゆきの今シーズンはと言うと、必ずしも思い描いたシーズンではなかったのだろうと想像します。
シーズン途中でメンバーに入れない時期が続きましたが、気持ちを切らさずに、心を強く、技術を高めることに努力した結果、夏季中断明けにスタメンに名を連ねていたのを見て嬉しかったし、やっぱり来てくれたかと強く思ったのを思い出します。

こでぞーはゆきの挑戦する気概に大いに期待しているし、この先、絶対に大きな華を咲かせてくれると心から信じていますよ。だから、ほんと頑張ってほしいですね。

そうそう、それとゆきと言えば、サッカーとは直接関係ないですが、SNSで美味しそうでセンスある盛り付けを披露してくれている「松の台所」がありますが、こでぞー実は結構楽しみにしています。またアップされるのを期待していますね。

#23 松田 留光那
留光那も復帰をするのを今か今かと待っていた選手ですが、開幕戦からしっかりスターターに名を連ねていたのは、留光那の今シーズンに賭ける想いの結果だったと感じたこでぞーは「よし、よし」と思ったのを思い出します。

シーズンが進むにつれて途中出場で起用されることもあったけれど、たとえ数分でも自分の求められている役割をきちんとこなそうとする姿は、とても記憶に残っています。
留光那がゴールを決めて勝つ、ルミナデー、来シーズンこそみたいでね。
だって、昨シーズンのアウェイ三重戦で魅せてくれたゴールは、未だに脳裏から離れることないし、これからも同じようなシーンを何度も見たいですからね。

#24 荒川 くるみ
今シーズンの最初の頃はトレーニングマッチでプレーを見ること多かったけれど、シーズンが進むに連れてしっかりメンバーに入るあたりは、持っている基本技術の高さもそうだけど、サッカーをよく知っているのが伝わってくるプレーヤーだと感じました。

大学女子サッカー全米王者と言う異色の経歴を持つくるみですが、一番の魅力はこでぞー的には、対人戦にめちゃくちゃ強いところ。
相手とのマッチアップのシーンでは、「いやぁ、うちのくるみ強いっすよ」と、いつもそう思いながら応援していました。
来シーズンは、やっぱりもっともっと進化したくるみが見たくなりますね。

#26 石川 朋萌
今シーズンの朋萌は、シーズン当初からメンバーに選ばれていたけれど、なかなか数字と言う結果は残せませんでしたが、常に裏を狙う姿勢は、チームメイトとの呼吸がもっと合ってくれば、これからモノ凄い武器になると、こでぞーは予感しています。

あと、記憶に残っているプレーとしては、囮になるプレーがとても上手くて、細かいところの精度がもっと上がってきたら、必ずブレイクする選手だと感じました。
来シーズンもっと朋萌の笑顔がたくさん見れることをたくさん期待しています。(コール間違い本当ごめんなさいでした(汗)

#28 内藤 夏鈴
今シーズンつくばFCに加入してくれた夏鈴ですが、攻撃に守備に正に八面六臂の活躍で、チームを勝利へと導いてくれました。
開幕前の筑波大学のトレーニングマッチで、初めて夏鈴のプレーを見た時に、今シーズンは、この選手を中心として戦っていくんだなと強く感じたのを覚えています。

夏鈴の魅力は、左右どちらも正確に蹴れる技術と積極的なドリブルにあるけれど、こでぞー的には、サッカーのために己に課した質を常に拘っているのも魅力の1つですね。

と言うのも、一番印象的だったのが、アウェイの広島戦に逆転勝ちした試合。

勝利で整列では選手みんなの笑顔が溢れていたのだけど、夏鈴は整列の端で1人険しい顔をしていました。
きっとその試合で、早い段階で途中交代になってしまったので、チームの勝利に貢献できていない不甲斐なさがあったのかなぁと想像しましたが、より高見を目指す姿勢は心強いです。

来シーズンは、群馬時代に一緒にプレーをした、古寺美佳選手がつくばに復帰してくれるので、前後関係のこの2人にどんな化学反応が起こるのか、今からとっても楽しみですね。

#29 岡村 悠花
初めて悠花のプレーを見たとき、「この選手上手いな」と感じて、すぐさまプロフィールをチェックしたのを覚えています。

今シーズン、アンジュヴィオレ広島から加入してくれたけれど、それ以前も強いチーム、質の高いチームでプレイしていたことを見て、すごく納得したのも覚えています。

絶妙なロングフィードで何度もチャンスメイクをしてくれたり、ピンチの場面をスッと防いでくれたりとそのプレーは、見ていて心強くて、本当に加入してくれてよかった。そう思っています。

今シーズンのつくばFCのDF陣は才能と気概溢れる選手ばかりなので、その競争は厳しいものだっただろうと想像するけれど、しっかりとDF時の一角を担ってくれたのは、頼もしい限りでした。

#30 河野 美優
今シーズンの美優は、数試合のトレーニングマッチでプレーを見ることが出来たけれど、いつも積極果敢でしっかりと自分の役割をこなし、やりたいことを表現する姿勢が記憶に残っています。
もっとプレーが見たかった選手の1人なので、学業との両立は大変なのかも知れないけれど、来シーズンもそのプレーが見たいですね。

#31 辻 明日香
今シーズン明日香は、第12節の宮崎戦で初めて先発出場してくれたけれど、7連敗の真っ只中での起用で勝利と言う結果が伴わなかったことに苦慮したのではないかなと勝手に想像します。
チーム全体が厳しい状況であったけれど、最後の砦でもあるから、何としても頑張って欲しくて、毎試合「0点ね」と声を掛け続けていましたが、果たしてそれが良かったのかどうか。。。

こでぞー的に「おぉっ!!」と思った転機は、地元に凱旋した第17節の福岡戦で、地元の大応援が明日香を高見に導いてくれたようで、試合には負けたけれど、見ていて、これはいけると確信が持てた試合でもありました。

事実、最終節の広島戦では、相手の強烈なシュートを左手一本で弾いたビックプレーは、真後ろから見ていたこともあって、今でも鮮明に覚えています。

来シーズンは、より自信を持った明日香のプレーを心待ちにしています。

#33 犬伏 柊萌子
今シーズンは、怪我の影響もあってプレーをする姿が見られず、途中から姿すら見られなくなって心配したけれど、チームブログから復帰に向けての階段を一歩ずつ登っていることを知ってとても安心しました。

まだ、実戦までの道のりは遠いのかもしれないけれど、柊萌子のドリブルはまた絶対に見たいですね。ホントに。復帰を心から待っています。

# 原嶋 祐芽
祐芽のニュージーランドのオークランド ユナイテッドFCへの移籍は正直驚いたし、祐芽のいない試合はやっぱり寂しいというのが本音でした。

でも、一度しかないサッカー人生で、個人昇格したり海外でサッカー道を極めて欲しい願いもあるので、そういう意味では、祐芽の海外挑戦は嬉しいことだし、もっと強くなった祐芽になって欲しいと思いますね。

嬉しいことと言えば、オークランド ユナイテッドFCの試合で祐芽のゴールが見れたこと。攻撃的な祐芽のゴールを見たのは初めてだったけど、マジカッコよかったです。それと、オークランドFCが、リーグ優勝を決めたときのセレモニーでは、祐芽らしく控え目なリアクションだったけれど、満面の笑みが見れたのも嬉しかったですね。

つくばFCの時の強い意志でチームを引っ張ってくれた祐芽は頼もしかったけれど、海外で羽ばたいている祐芽も最高だなと思いました。

もし、来シーズンつくばの試合を見に来ることがあったら、(遠目でもいいので)笑顔を見せてくれると、こでぞーとウラギスさんは大喜びします。

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と言うことで、選手全員へのメッセージを今年も書いてみました。きっと実際の想いとは違うのだろうと思うけれど、こでぞーの勝手な想いと思って受け流してくれたら幸いです。

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最後に

今シーズンをもって引退する選手、他チームへ移籍する選手、つくばに残ってくれる選手、いろいろだと思いますが、2023シーズンチームもこでぞーには心に残るチームの一つになりました。

他チームから追われることの厳しさ、不甲斐なさで苦慮する姿、チームとして最多の勝ち点を取ってくれたこと、若い選手の躍動する姿、経験豊富な選手の円熟味を増したプレーなど、色々とありましたが、どれをとっても感動と感謝と嬉しさばかりです。

引退する選手、移籍する選手は、もう会えなくなりそうですが、去年も言いましたが、もしどこかの会場でこでぞーとウラギスさんを見かけたら、ひと言で良いので声をかけてくれたら嬉しいです。

さて、来シーズンの開幕日は既に発表されていて、3/16もしくは3/17になっており、リーグのチーム数は、いよいよ最多の12チームになります。

Belleや福岡、三重はからは、続々となでしこ1部からの選手の加入が発表されていて、更に厳しさが増すリーグになると思われますが、今シーズンの経験とこれから加入してくれる選手との化学変化がどうなるのか、今からとても楽しみです。

そして、来シーズン2チーム増えるということは、試合が4試合増える訳で、結果シーズンが1カ月長くなるので、現地応援することで、より家族に負担をかけてしまいますが、

何とか折り合いをつけて、来シーズンもウラギスさんと手分けして、可能な限り全試合を現地応援をしていきたいと思いますので、選手の皆さん、監督、コーチ、スタッフ、関係者の方々、来シーズンもPEACSをどうぞよろしくお願い致します。

そしてここまで長々と書いたこのブログを、大晦日になってまで(奇跡的に)最後まで読んでくれた方も、心から感謝申し上げます。

こでぞーのブログは来シーズンも続くと思うので、また、2024シーズンもお付き合いいただけたら幸いです。

みなさま 良いお年を。

  

やっぱりね 歓喜の渦は 心地よい


ども、こでぞーです。

4月1日に開幕した今シーズンも最終節となりました。

思い起こすと相変わらずのあっという間感でいっぱいですが、

5月21日、第8節の今日の対戦相手であるディアヴォロッソ広島戦以来、勝ち点3から遠ざかっているので、

勝って、つくばのみんなの笑顔で今シーズンを締めくくりたいと願った最終節です。

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2023.10.15
プレナスなでしこリーグ2部 第18節 13時キックオフ
つくばFCレディース VS ディアヴォロッソ広島

セキショウチャレンジスタジアム@茨城県つくば市

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試合結果

さて、注目の試合結果ですが

「1-0 〇」(8位)

前半 1-0
後半 0-0

得点 12分 #28 内藤 夏鈴

10試合ぶりに見事勝利し、久しぶりに勝ち点3を獲得しました。

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ご無沙汰でした

ハッキリいいますが、

よーーーーーーーーーーやく、勝ちました!

もうね、ほんとに長ったですけど、最後の最後にチャレスタが笑顔で包まれたのは嬉しかったですね。

しかも、勝利した時にだけ歌っているチャントを声高らかに歌えたのは、応援団として最高でしたね。

さらに全員での万歳!これも最高でした!(いつぞやのシーズン最終節での初勝利を思い出してしまいました笑)

待たされて、待ち望んで、待ち焦がれた勝利は、本当に格別でした。

つくばのみんなありがとう!

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引き締まった試合でもありました。

今節は、試合前日から激しい雨に見舞われて、試合開始時点でも、強い雨と風にさらされ、傘をさしていないこでぞーは、目も開けられない時もあり、

比較的、水はけが良いチャレスタのピッチであっても、あちらこちらに水たまりが出来るなど、とても難しいコンディションでした。

そのため試合では、つくば本来のパスサッカーがとてもし辛く、フィジカル勝負な様相もありましたが、

つくばのみんなは当たり負けせずに、ピッチコンディションに対しても、出来る限りのアジャストを加えて戦っていたように思います。

特に前半は、第6節アウェイの三重戦を思い起こさせるような、パスが止まりまくる厳しい状況でしたが、#15 工藤 古都子 や #20 今井 新那、#28 内藤 夏鈴らが巧みなドリブルで突破を図る動きもあり、

また、選手1人1人が1対1に負けない集中さもあって、戦い全体としては単純さが多かったですが、個人レベルで見ると、引き締まった試合だったようにも思います。

ーーー
新しい形

そして今節は、#28 内藤 夏鈴がトップ下で起用され、今季初のゲームキャプテンも務めてくれました。

最初、選手がピッチに登場したときにゲームキャプテンは、#11 赤嶺 美月だろうなと思っていたら、内藤がキャプテンマークを巻いて登場したので、ちょっと驚きましたが

内藤が現すキャプテンシーは、質の高いプレーでゲームを引っ張っていく、今までとは一味違う印象だったので、来シーズン、内藤がキャプテンを務めるチームも見てみたいなとも感じた試合でした。

そして、その試合で、更に印象に残ったのは、目前で見ていたこともあって、左サイドのペアリングが印象的でした。

ゲーム開始直後は、いつもの#16 村上 奈央と#15 工藤 古都子の絶妙なコンビ2人が魅せてくれましたが、

後半の終盤にその2人と、#2 佐藤 歩夢と#4 藤井 志保に2枚替えしてきましたが、両方ともレフティーと言う組み合わせで、また、経験豊富で、長年一緒にプレーしてきたこともあり、なかなかの味を魅せてくれた面白いペアリングだと思いました。

こういう武器もあったのか!と白馬監督の戦い方の妙に感心させていただきましたが、

重いピッチコンディションのせいでパスがスムーズに渡りにくい場面があったものの、また見たいと思った、改めて新鮮に感じたコンビでもありました。

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スパーンでシュルシュルなゴール

さて、歓喜のつくばの得点シーンですが、#28 内藤 夏鈴が2試合ぶりに貴重な先制点を決めてくれました。

ちょうど雨が強くなってきて、手で顔の雫を拭ったりしていたので、シュートするまでのボールが運ばれた展開は記憶にないのですが、

前半の12分にペナルティエリアより少し離れたやや左の位置から内藤が放ったシュートは、

ゴール右隅にグラウンダーで決まり、音を付けるとしたら

「スパーン!シュルシュル!」

と聞こえてきそうな、鋭くて切れ味のある、相変わらずのシュートを決めてくれました。

前々節の三重戦のボレーシュートも見事でしたが、フェイント入れて放った今回のゴールも、内藤らしいなと思いましたね。

内藤はこのゴールでシーズン6ゴール目となり、リーグ得点ランキングでは5位に入る、素晴らしい得点能力を示してくれました。

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久しぶりのクリーンシート

そして、忘れちゃいけないのが、第3節山梨戦以来のクリーンシート。

これはね、勝利とはまた全然違った格別に嬉しい結果でした。

これは、ディフェンス陣筆頭にチーム全員が勝利のために身体を張りまくって、水に濡れまくって、気合と集中を最後まで続けて掴み取った結果だっただけに、本当に嬉しかったです。

中でも圧巻だったのが、前半に魅せてくれたGK #31 辻 明日香のシュートストップ。

ちょうど対角線上でこでぞーは見ていましたが、相手の放った強烈なシュートをドンピシャなタイミングで左に飛び、左手一本で弾いたプレーは圧巻でしたね。

ウラギスさんと共に

「ウォーーーーー!」

と叫ぶ、明日香の今シーズンを代表するビックプレーの1つだったと思います。

この日の明日香は、前節の地元での試合でたくさんの力を貰ったおかげなのか、自信と気合に満たされいて、ひと回り大きく見えた試合でもありました。(初勝利おめでとう!)

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みなさまありがとうございました

今シーズンも無事に全日程を現地応援することができました。

これも一重に、選手の皆さんを始め、監督、コーチ、スタッフの方達の弛まぬ努力と強い意志、熱い情熱、諦めない心があったからだと思うので、ただ応援だけをしていたこでぞーとウラギスさんは、本当に感謝しかありません。

そして、運営のスタッフの方々も毎試合スムーズな運営をありがとうございました。

ホーム戦全試合YouTube配信は、とても大変と聞いていただけに、これも深く感謝しかないです。

毎試合後に見れる、つくばの中の人の笑顔がしばらく見れなくなるのは、寂しいですが、今シーズンも本当にありがとうございました。

最後にもう1つ、シーズンを2試合も残して残留を決めてくれたことは、この9年で初めてのことだったので、

入替戦行きのハラハラドキドキとは無縁の最終節を迎えさせてくれた選手のみなさんには、改めて感謝しかないです。(ありがとう。)

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頑張れ!ノルディーア北海道 & 来シーズン

さて、シーズンの終わりと共に来月には入替戦が開催され、今シーズンも4チーム参加で、上位3チームが残留、昇格となります。

今シーズンは残念ながら入替戦を戦うことになったノルディーア北海道ですが、絶対に、絶対に入替戦を勝ち抜いて、きっちり残留を果たして欲しいと願っています。

リーグ参入以来9シーズン、共に戦ってきた良き相手なだけに、必ず来シーズンも戦えると信じています。

そして、来シーズンの開幕は、3月末になると思いますが、来シーズンもつくばのみんなが、なでしこの舞台で戦っている姿を応援できると思うと楽しみですし、また応援させて欲しいなと思います。

と言うことで、来シーズンも

頑張れ!
つくばFCレディース!

以上、こでぞーでした。


今シーズンも、つたない観戦記にお付き合いいただき、ありがとうございました。

シーズンのまとめは、昨年と同じく年末に配信しようと思いますので、そこまでお付き合いいただけたら嬉しく思います。
  

こういう戦いも 見たかった


ども、こでぞーです。

今節は、今シーズン最後のアウェイ戦である、福岡J・アンクラスとの戦いです。

いつもアウェイの福岡戦と言えば、J1アビスパ福岡のホームである「ベスト電器スタジアム」で試合をするのが定番ですが、

今シーズンは、お隣りの佐賀県鳥栖市での開催です。

でも、鳥栖市と言えば、J1サガン鳥栖がありますから、鳥栖のホームである「駅前不動産スタジアム」でやるのかと思いきや、





まぁ、試合会場を探すのはいろいろとご苦労があると思いますからね。

そう考えると、いつもの慣れ親しんだチャレスタで試合が出来るのは、幸せなことだと改めて思います。

さて、今節は通算7度目の対決となる福岡戦ですが、前回のブログでもお伝えした通り、福岡とは、これまで2分4敗と、

どうしても勝てない相手なので、今節こそは勝利!と思い望んだ第17節です。

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2023.10.8
プレナスなでしこリーグ2部 第17節 13時キックオフ
福岡J・アンクラス VS つくばFCレディース

鳥栖陸上競技場@佐賀県鳥栖市

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試合結果

「1-0 ●」(8位)

前半 0-0
後半 1-0

残念ながら、敗戦となりました。

今節の結果を以って、今シーズンのつくばFCレディースの8位が確定しました。

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もう一つの攻めの形

今節の感想は、ピッチコンディションが雨のため不良なのもあって、お互い決定機を演出できずいたものの、一瞬の隙を突かれて失点してしまいましたが、

攻撃も守備も集中していて、つくばにはこの形での戦い方もあるんだと示してくれた試合だったように思います。

今節の戦いの攻撃で特に目を引いたのは両サイドからの攻撃でした。

今季初先発の経験豊富な2人、#14 岸川 りな と #4 藤井 志保が両サイドウイングに起用され、トレーニングマッチでの好調さをそのままに、2人で何度も敵陣奥深くまで攻めいることができていました。

更に今回ボランチに器用された#8 小林 和音と#20 今井 新那との巧みな連携とも相まって、ここ数戦では無かった攻めの形が、両サイドから形作られていたように思います。

後はフィニッシュ。

肝心なのはそこですが、今節は相手が真ん中をしっかり締めてきたこともあって、なかかか得点には結びつきませんでしたが、

今節FWに起用された#18 富井 寿里菜と#11 赤嶺 美月は、前でのプレー時間が多かっただけに、次節は得点を期待したいですね。

特に赤嶺はしばらく得点から遠ざかっているので、最終節にはきっとやってくれると信じています。

そうそう、それと、両サイドバックの2人、右に足の速い#9 小西 由利恵、左にサイドバックが本職の#15 工藤 古都子が配置されましたが、これも効果的で攻撃に守備に重要なアクセントになっていたと感じました。

前節の後半もそうでしたが、特に前への推進力がある2人は、今後も魅力ある武器になりますね。

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守備は急速に改善

今節は、コーナーキックからの手痛い失点でやられてしまいましたが、今節も最少失点で抑えることができました。

本当は0点で抑えることが理想ですが、現在4位で試合巧者の福岡に対して、ディフェンスリーダーの#3石井 有沙を中心として、しっかりラインコントールが出来ていたので、相手のオフサイドを何度も誘発することができていました。

特に個別に目に止まったのは、#17 野沢 真由の無類の1対1の強さで、ウラギスさんと共に「つえー」と言う言葉が何度も出たくらいでした。

今節は#31 辻 明日香を要に、ディフェンス陣が良く考えて、しっかり守ってくれていたので安心して見ていられたように思います。

次こそ0点でフィニッシュですね。大いに期待しています。

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歩夢が帰ってきた

今節、#2 佐藤 歩夢が1年3ヵ月ぶりに公式戦の舞台に帰ってきました。

今までいろんな選手が怪我で長期離脱の後に復帰してきてくれましたが、歩夢が戻ってきたのは、こでぞー的にはひと味違ったものになりました。

と言うのも、ここ数年、怪我と復帰の繰り返しで満足にプレーできない中でも、しっかりリハビリを続けきた精神力は凄いと思いますし、

何より、どんな時でも、1人でも、わざわざ横断幕の手伝いに来てくれていたのは、ずっと嬉しく思っていたので、

歩夢の復帰プロセスを間近に感じた最近は、ウラギスさんと共に

「歩夢がボールを蹴ってる!」

「歩夢がトレーニングマッチに出た!」

「歩夢がメンバー入りした!」

「歩夢が試合に出た!」

と、いちいち確認し合ってたぐらいなので、今回の復帰はおじさん2人にとっては感慨深かったですね。

そうそう、前節のトレーニングマッチでのゴールシーンは思わず

「ウッソでしょー!」

と失礼な声が出てしまいましたが、切れ味鋭いグラウンダーのゴールはかっこ良かったですよ。

まだまだ、満足するプレーではないと思いますが、これからも歩夢らしい左からのクロスを期待しています。

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今シーズンラストゲーム

4月に始まった今シーズンもいよいよ次節が最終節となります。

つくばのみんなには、働きながら戦う姿にいつも感銘を覚えていますが、最後はそんなみんなの笑顔だけが見たいですね。

今シーズンはなかなか思う様なシーズンとはりませんでしたが、2023チームの最終試合は、今度こそ、必ず、絶対に、笑顔で溢れて欲しいと思います。

今回のブログの締めは、いつも入場の時に唄っているチャント「大きな胸」の歌詞を借りて、選手、監督、スタッフにエールを送りたい思います。
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「大きな胸」

大きく胸を張り 前を向き進もう

僕らの夢を乗せ 戦えつくば
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以上、こでぞーでした。

  

笑顔のある サッカーは 楽しい


ども、こでぞーです。

今節も前節に引き続いて我らがホーム、チャレスタでの試合です。

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素敵なファンサービスが始まりました

いきなりですが、前節から試合終了後に選手がサインをしてくれる、新しいファンサービスが始まりました。

正確には、バックスタンド側で監督、選手の挨拶の後のハイタッチイベントに続けて行われるもので、

スタンドの最前列まで来てくれたファン・サポーターに向けて、選手がピッチから直接サインしてくれるサービスです。

このサービス、とてもGoodですね。

ピッチとスタンドの段差が程よい高さのチャレスタならではですし、目当ての選手に直接話しかけられるのも良いですね。

やっぱり、ファン・サポーターになる入口の一つが、選手個人を身近に感じることだと思うので、目を見て話せるのはホント良いと思いました。

今シーズンは、サインボールやサイン会と、今までになかったファンサービスがあって嬉しく思います。

ちなみに、こでぞーもこのサービスを受けたくて、ここ2年間で頂いたトレーディングカードにサインをしてもらいました。



毎年、現地応援をしていますが、改まって個別にサインを貰うことはほとんどないので、今回はカードを口実に声をかけまくってしまいました笑

ちなみに、1人だけ貰いそびれてしまったので、次回よろしくお願いしたいです。m(_ _)m

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さて、今節は、前回アウェイでの大雨が降る中、力技で押し込まれて悔しい敗戦となった、ヴィアティン三重レディースが対戦相手です。



今節の三重のつくば戦に向けたSNSのバナーには、以前つくばFCに所属していた、高田莉緒、山崎香、鈴木朝恵の3人を起用すると言う

粋な煽りがあったので、受けて立つと意気込んだ第16節です。

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2023.9.30
プレナスなでしこリーグ2部 第16節 13時キックオフ
つくばFCレディース VS ヴィアティン三重レディース

セキショウチャレンジスタジアム@茨城県つくば市

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試合結果

さて、注目の試合結果ですが

「1-1 △」(8位)

前半 0-1
後半 1-0

得点 51分 内藤 夏鈴

引き分けとなりましたが、久しぶりの勝ち点1を獲得しました。

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前半と後半では別チームのよう

今節は、前半はこれまでの悪い流れを引きずった不安定な試合運びでしたが、後半は久しぶりに安定と力強さを感じた試合だったように思います。

前半は、開始数十秒で競り合いからのこぼれ球に反応した相手が、遠目から放ったふわっとしたシュートが、丁度クロスバーとGKの手が届かない隙間に落ちて、スローモーションのような失点でした。

その後は、皇后杯の関東予選を思い起こすような、相手からのプレッシャーに耐えきれずに苦し紛れのバックパスを重ねてしまい、途中でパスカットされてピンチを招く。

せっかくハーフウェイライン付近でボールを奪っても、次のタイミングでは自陣の真ん中くらいにボールがある。

そんなシーンが繰り返されていたので、こでぞーは太鼓を叩きながら、思わず

「前へ行こうよ前へ!」

声を出してしまう感じでした。

失点自体はアンラッキーなものでしたが、こういったロングシュートも、これまでの対戦相手が必ず狙っていたことなので、改善が望まれることですし、

攻め込まるパターンは、どの対戦相手であってもいつもこのパターンなので、前半は何とも言えない重い気分のまま終了した感じでした。

ところが

後半に入ると、#8小林 和音を最終ラインにポジションチェンジしたことで、ボールが落ち着き、

MFの#18 富井 寿里菜と#28 内藤 夏鈴が前を向けてプレーするようになってからは、2人がFW陣と絡むような動きも増えたので、チャンスも演出できるようになり、

相手陣地でのプレーする時間帯が多くなった結果、たとえボールをロストしても、ピンチらしいピンチは殆どなかったように思いました。

前半の戦い方は、連敗中に何度も何度も見てきたパターンでしたが、後半は全員の意識が前に向いていたので、粗っぽさがあってもそれ以上に強さを感じ、

試合終了後に我らが新キャプテン#10 大岩 みつばも言っていましたが、この引き分けはポジティブな結果と捉えて、次節に期待できる戦いだったように思います。

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スーパーエクセレントゴール

前半の重苦しい雰囲気を吹き飛ばすような素晴らしいゴールが、後半6分 #28内藤 夏鈴によって生まれました。

得点シーンを振り返ると、#17野沢 真由のパスカットから、内藤→富井→内藤→富井と細かく繋ぎ、右サイドを駆け上がってきた#9 小西 由利恵にボールが渡り、ゴール前に詰めていた内藤にラストパス。

内藤は、ゴール右隅に精度の高いゴールを決めてくれました。

速めのクロスに対してバックステップを踏みながらのボレーシュートは、会場のボルテージが一気に上がる、スーパーで、エクセレントな、ゴールだったと思います。

このゴールは、選手全員が後半のスタートから相手を追い込んでいった強い気持ちが生んだゴールとも感じたので、ウラギスさんと共に腹の底から

「よっしゃーーーー!!!」

と唸り、強く拳を握るゴールでもありました。

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サッカーは楽しくなければ

ところで、今節も公式戦終了後にサブのメンバーを中心にトレーニングマッチが開催されましたが、この試合でも更に気持ちが晴れやかになりました。

と言うのも、わずか40分間でしたが、いったい何ゴール生まれたの?と言うくらいのゴールラッシュで、

相手は違えど、サッカーを真剣に楽しんでいる姿がとても印象的で、応援する側もとても楽しめたトレーニングマッチでした。

選手個人個人が本来持っている力が全面に出ていたので、この意気込みが、残り2戦に向けてチーム全体に伝播してくれたらいいなとも思いました。

攻撃陣の豪快なゴール、ディフェンス陣のキレのあるゴール、それに2度追い、3度追いのディフェンス。

今シーズン(恐らく公式戦後の最後の)トレーニングマッチは最高でした!

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祝残留

つくばFCレディースは、今節の結果、今シーズンの8位以上が確定し、見事、残留となりました!

春先の成績を考えたり、ようやく連敗を脱したところなのに、「見事」だの「祝」とは何だ!とご指摘を受けるかもしれませんが、

公式戦を2試合も残して残留を決めたのは、つくばFCレディース史上初のことです。

連敗続きでそこまで気がまわっていませんでしたが、思い返せばここ数年は、最終節まで入替戦行きの危機がありましたから、

応援団的には、来シーズンもなでしこ決定が早くも決まったことは、素直にとても嬉しいことなのです。

これまで、なんやかんや言ってきてますが、今一番に想うのは、選手、監督、スタッフ全員のお陰で、みんなの頑張りが一つの形となったのが本当に心から嬉しく思います。(ありがとうございます。)

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初勝利を!

さて、次節は3連休のなか日の10/8(日)、今シーズン最後のアウェイ戦、福岡J・アンクラス戦です。

これまであまり触れてきていませんが、実は福岡とは、初対戦の皇后杯本戦も入れて、2分4敗と、まだ勝ったことがありません。

次こそ勝ち点3。

次節は2023チームの底力を見せつけて、そして思いっ切りサッカーを楽しんだ先に勝利の万歳ができることを強く望みます。

まだ、7位は全然狙える位置ですし、ひょっとしたら6位だっていける可能性はあるので、頑張って欲しいですね。

と言う事で、次節はつくばのみんながサッカーを楽しむ姿が見れることを切望して、

頑張れ!つくばFCレディース!

以上、こでぞーでした。  

ほんの少しの先に 勝利はあります

ども、こでぞーです。

今節からリーグ戦が再開です。

4月1日に開幕した今シーズンも、残りあと4節。

いよいよラストスパート感が出てきますが、しっかり応援していきたいと思います。

ところで、我らがつくばFCレディースの現在の順位はと言うと、8位。

上位フィニッシュを狙える位置にもいるけど、残留はまだ確定していない。

そんな位置にいます。

これからの3節は、直上の3チームとの対戦なので、1つでも多く勝ち点を取って、クラブ初の上位フィニッシュできるよう期待したいです

そして、今節の対戦相手は、FCふじざくら山梨。

順位的にはつくばの1つ上で、勝ち点も力も拮抗しているので、互いに負けられない一戦です。

前回の対戦はアウェイの地で、終了間際に #3 石井 有紗の気迫のヘッドで 1-0 と勝利したので、連勝といきたいところですね。

ところで、ふじざくらの応援団の方々と、前回のアウェイ戦で初めてお話しをさせていただきましたが、

気さくな方ばかりで言葉も温かくて、対戦相手のサポーターさんですが、こでぞー的には親しみやすいサポーターさんの1つです。

でも、勝負は別(汗

と言うことで、2カ月半ぶりの太鼓と声出し応援には、なりましたが、しっかり応援した第15節です。

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2023.9.23
プレナスなでしこリーグ2部 第15節
つくばFCレディース VS FCふじざくら山梨

セキショウチャレンジスタジアム@茨城県つくば市

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試合結果

さて、注目の試合結果ですが

「0-1 ●」(8位)

前半 0-0
後半 0-1

残念ながら、敗戦となってしまいました。

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今節の感想は、相手の組織的な戦いに押されながらもハードワークで対応し、後半に一瞬の隙を突かれた失点してしまったものの、

試合全体では、一進一退の攻防を繰り広げたこともあって、終わってみればあっという間に時間過ぎた。そんな熱の入った試合だったように思います。

ここまで、リーグ戦で6連敗中。皇后杯関東予選でも結果が出なかったので、ハッキリ言って試合前の表情や雰囲気には、重苦しさが多く漂っていたように感じました、

そして戦いが始まると、その重さのせいなのか、前半は押される時間帯が多かったものの、試合が進むに連れて、全員があちらこちらで気力を尽くしたハードワークが続けられ、

前線の選手がDFに何度も回ったり、ボールを奪われても、2度追い、3度追いをするなど大きな気概も感じました。

結果的にはショートカウンターで失点してしまったものの、それ以外はしっかり守ってくれたので、ここのところ大量失点が続いていただけに、守備面は明るい兆しが見えたように思います。

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得点の兆し

あとは、攻撃ですね。

皇后杯の時もそうでしたが、相手が裏を狙っているとなると、ディフェンスがどうしても後ろを意識してしまうのか、前との間隔が広がり気味になってしまい、パスがつながり難い状況にもなっていたので、その辺りは改善の1つかなとは思いました。

でも、前半の終盤に魅せてくれた、#16 村上 奈央が#15 工藤 古都子とのコンビネーションでのゴールをかすめる強烈なシュートや

後半、投入されて直ぐに魅せてくれた #18 富井 寿里菜の絶妙なスルーパス、

#9 小西 由利恵のいつもの裏への絶妙な抜け出しなど、

得点はもう直ぐそこにあることを感じさせてくれたプレーだったので、あと一歩、ホントにあと一歩だと感じました。

それに加えて、攻めのバリエーションで言うと、今節の後に行われたトレーニングマッチで、#4 藤井 志保と#14 岸川 りなの両サイドアタッカーが魅せてくれた攻撃は、相手は違えど、推進力のある攻撃をいくつも魅せてくれていたと思います。

この経験豊富な2人だからこそ、今の停滞した状況を経験で打破してくれるのではないかと、期待を抱かせてくれるプレーでもありました

特に岸川はコンディションが非常に良いように見え、身体のキレもあって、豪快なゴールも決めるなど、次の試合では是非ピッチで躍動する姿を見たいですね。

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審判員の悪目立ちは✕(バツ)

そう言えば、後半の終了間際に、#9 小西 由利恵が倒されたプレーは、昨年の皇后杯関東予選のリピート映像を見ているようでしたね。

ショートカウンターからいつものように反応よく裏へ抜け出した小西に対して、相手DFは、ペナルティエリア付近で思わず真後ろから押してファール。

そのプレーを「センターサークルいた主審」が真後ろからジャッジ。

昨年のこのブログでも書きましたが、審判員は見えないからと言って「勘」で判定を下したり、「自分達だけの理屈」を本当に持ち込んで欲しくないですね。

試合開始直後のプレーでは、副審に確認をしに行ったのに、このプレーでは確認なし。ファールじゃないのにファール、ファールなのにスルー。

その他にも、GKへの6秒ルールの適用で間接フリーキックのジャッジをするなど、曖昧さと厳格さがアンバランスに同居していて、見ているものが首をかしげるような一貫性のないジャッジによって、審判員が悪目立ちするのは本当に止めて欲しいなと感じました。

小学生のみなさんがたくさん観てくれていただけに、とても残念でもありました。

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引き分け無しの7連敗

今シーズン最後に勝ったのが、5月21日の広島戦

もう4か月も前のことです。

勝てていないこともそうですが、何より、つくばのみんなの笑顔をこれだけの長い期間見られないのは正直辛いですね。

毎戦、現地応援に行っていますが、そう接点がある訳でもないので、試合のある日、一生懸命に戦うみんなを精一杯応援する。

そして勝って、みんなの笑顔が並んでいる姿を「よし、よし」と想いながら見る。

これが格別で、楽しみでもあるからずっと応援し続けているのに、それが無いのはね。ホントに辛いです。

でも、次こそ勝利!必勝です!

次節は、選手、監督、スタッフ、ファン、サポーター、選手のご家族、ご友人、全員で勝利の万歳をしたいですね。(マジで)

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日本代表

ちょっと話が変わりますが、前回のブログでもお伝えしたとおり、#1 伊東 美和が現在、マレーシアのクアラルンプールで開催されている、デフサッカー世界選手権で日本代表として戦っています。

YouTubeで見た美和のユニフォーム姿は、いつもと同じ黄色でしたが、胸と背中には、JFAのエンブレムと代表を表す赤の1番。

君が代が流れる中、その姿を見た時に、こでぞーには、国を背負って戦う誇りと気高さを感じました。

試合はと言うと、初戦の米国戦は、0-8。
2戦目のイングランド戦は、惜しくも1-2で敗戦となってしまいました。

米国には、8点も取られたのかぁと思われる方もいると思いますが、

そもそも、今回の女子日本代表選手は全員で8名しかいないので、常に8対11で戦っています。

初戦の米国は前回優勝国と言うこともあり、3人少ない状況では、ほぼ90分間攻められっぱなし。

身長や体格も圧倒的に違う中、勝てる要素なんて限りなく0(ゼロ)に近いのに、最後まで気持ちを切らすことなく戦う姿は、

国を背負うことの意味や意義を強く意識させられ、プレーでそれを体現してくれているようにも感じました。

2戦目のイングランド戦では、ショートカウンターから先制点を奪うなど、ただ参加しているのではなく、したたかに勝つことも求めていて、

サッカーを楽しむことも忘れない、サッカーが素晴らしいものだと全面に出ていて、カッコよさを感じる戦いでもあったと思います。

ただ、一つ気になるのは、中1日で90分✕2を戦った代償は、試合後の選手の様子を見る限り、結構厳しいものを感じましたが、残り2試合で1つでも多くのゴールを、1つでも多くの勝利を上げてくれることを願っています。

Go Fight Win! MIWA!

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次節もホームチャレスタ

試合も残すところ、あと3節。

勝てていないと疑心暗鬼ばかりが増えて、何が正解への方程式なのか分からなくなりそうですが、

少なくとも過去に大きな連敗を喫した時は、最後は選手みんなの勝ちたい気迫や気力などの個の想いが結集して高まり、勝利を掴んできたように思います。

誰かのために戦う、自分のために戦う、チームのために戦う、いろんな戦いがあるとは思いますが、ただただ勝利を目指すのみ。

次節9月30日(土)は、つくばFCに関わる全ての人の想いを結集して勝利を掴み取りたいですね。

次節こそ全員で勝利を!

と言う事で、次節はみんなで万歳ができることを(強く)願って

頑張れ!つくばFCレディース!

以上、こでぞーでした。  

自己反省 熱くなるのも ほどほどに


ども、ちょっとお久しぶりのこでぞーです。

まず、最初に、この皇后杯関東予選のブログ、書くのが大幅に遅れてしまいました。スミマセン(汗

もう試合が終わって5日も経っているので、今更感でいっぱいですが、もし良かったらお付き合いください。

ちなみに120%言い訳ですが、ブログが遅れた理由は、皇后杯関東予選のスケジュールを見据えて、先週一週間夏休みを取ったものの、

そのつけが予想以上に今週にまわってしまい、家族の用事とも重なって、時間がどうにも取れなかった。そんな感じです(汗

と言うことで、夏の中断期も終わり、9月に入ると、いよいよ皇后杯関東予選が始まります。

我らがつくばFCレディースは、なでしこリーグ(チャレンジリーグ)に2015年に加盟してから、皇后杯の本戦へ進めたのは、これまで2017年たった1度だけです。

今年こそは、つくばのみんなが,WEのプロチームやなでしこ1部のチームと公式戦で戦う姿をどうしても期待してしまいます。

特に昨年は、3試合の内、あと1勝すれば、のところまできて、指先、足先が掛かっていましたが、あと一歩のところで、本戦出場を逃してしまいました。

それだけに本当に今年こそは!とウラギスさんと共に、つくばのみんなを熱く応援してきました。

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2023.9.3
皇后杯JFA第45回全日本女子サッカー選手権大会関東予選(2回戦)11時キックオフ(40分ハーフ)
つくばFCレディース VS 日本女子大学女子サッカー部

フクダ電子スクエアAピッチ@千葉県千葉市

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試合結果


「1-4 ●」

前半 0-4
後半 1-0

得点 42分 内藤 夏鈴

残念ながら、敗戦となってしまい、予選敗退となりました。

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気持ちが空回り

今試合の感想は、相手の用意周到な準備の前に自分たちのサッカーが全く出来ず、前半の内に立て続けに失点をしてしまい、反撃の糸口もないままタイムアップを向かえてしまった、そんな試合だったように思います。

リーグ戦の6連敗中と同じように、劣勢に立たされた時の反撃のBプランと言うべきものが、チームとして(全く)用意されていない状況が、今回の試合でも露呈していたように思います。

一度リズムが狂ってしまうとプレーの一つ一つが凝り固まってしまったようで、

パスを待って取ろうとして相手に横からかすめ取られたり、パスをしようにも味方がいないとか、相手からのプレッシャーに耐えきれず苦し紛れのバックパスやロングキックを蹴るなど、リピート映像をずっと見ているかのようでした。

中断期直前の、JFAアカデミー福島や岡山湯郷Belleとの強度の高かった戦いの経験が活かされてはいなかったのも、気になったところでした。

そして、今回の応援したエリアがつくばのベンチ裏だったので、ベンチの様子も伺うことができたのですが、

ベンチからの士気を高める声はあまり聞こえず、試合に集中できていない光景も見受けられたりして、チームとして一丸となった気概も気迫もあまり感じることができませんでした。

今回の試合は、チームとして勝つための、最悪を想定した最高の準備がなされていなかった。そんな風に思います。

でも、こうして思ったことを好き放題に語っていますが、我々応援団の2人もダメダメでした。

大学生に組み易しと思われて、いいように戦われている姿を見ていたら、どんどん悔しさが増してしまい、オジサンたちの皇后杯への積年の想いも重なって、必要以上に感情が高ぶってしまい、

試合中に「つくばFCはシードだろ!」とか「後ろじゃなくて前へ行けよ前!」などと語気を荒立ててしまったのは、ウラギスさんと共に恥ずべきことだったと深く反省をしました。(現地で周囲にいた選手やファン、サポータ、選手のご家族の方々、不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。)

それにしても、

どうして皇后杯の本戦には、こうも行けないものなのですかね。

9年応援していて、2017年にたった1度だけ。

今回、同じなでしこ2部のふじざくらさんも初戦敗退したようなので、それだけ関東予選は過酷なんでしょうね。

来年こそは、本当に来年こそは、

つくばのみんなが.WEや1部のチームと思いっ切り戦う姿が見たいのです!

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この一撃に救われた

今回の試合は、望むような展開とはならず、このまま手も足も出ないまま終わってしまうのかと思った後半ロスタイム。

それまでのうっ憤を晴らしてくれるかのような素晴らしいゴールを #28 内藤 夏鈴が決めてくれました!

得点シーンを振り返ると、相手GKが蹴ったゴールキックを相手DFが上手く収められず、ボールが少しルーズになったところを、#8 小林和音が見逃さず、身体を張って奪いにいき、

ボールが途中出場の#18 富井 寿里菜に渡ると、富井はそのまま左サイドを駆け上がり、中央を駆け上がったきた内藤にラストパス。

内藤はインサイドキックでゴール右隅に冷静に決めてくれました。

富井はボールを持つと、一旦左に展開して相手DFを引き付けながらスペースを作って、そこに駆け上がってきた内藤がズドーン!

カウンターのお手本のような一撃でしたが、3人の技術と強い気持ちが結集した素晴らしいゴールだったと思います。

このゴールでそれまでのモヤモヤを吹き飛ばしてくれて、強く深く「ヨッシャー!」と声が出て、冷静な気持ちにもしてくれた本当に素晴らしいゴールでした。

正直、これがあるのと無いのとでは、結果的に大きな違いだったなと感じるゴールでもありました。

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Good Luck YUME!

さて、いつもだとこの辺りで締めに入るところですが、今回、中断期間中に2つの大きなお知らせがチームからリリースされました。

まず最初は、我らがキャプテン#7 原嶋 祐芽が海外挑戦のためにつくばFCを退団して、ニュージーランドのオークランド ユナイテッドFCに移籍することになりました。

正直、最初はビックリしたし、皇后杯を控えている中で少なからずショックを受けましたが、

一方で、一度しかないサッカー人生で、上位リーグや海外でサッカー道を極めて欲しい気持ちも大きくあるので、このチャンスを大きく掴んで欲しいなと思います。

そう言えば、先程、移籍先のチームから祐芽の入団のリリースがX(Twitter)に出ていました。

思い出話しもしたいところですが、それはシーズン終了後に書きたいと思います。

とにかく、がんばれ 祐芽!

そして、気になる次のキャプテンですが、これまで副キャプテンを務めていた #10 大岩みつばが新キャプテンとなりました。

シーズン途中でのキャプテン就任は、いろいろと大変だろうと思いますが、気負わずにチームを引っ張っていってくれたら嬉しく思います。

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Go Fight Win! MIWA!

そして、2つめは兼ねてから日本代表候補になっていた#1 伊東 美和が今月23日マレーシアのクアラルンプールで開催される、デフサッカー世界選手権の日本代表に選ばれました。 しかも、キャプテン!

いやぁ、日の丸を背負って戦う選手がつくばFCから出るなんて、誇りに思いますし、是非がんばって欲しいですね。

こでぞー的な美和の推しどころは、躊躇しない思い切ったプレーなので、予選リーグで対戦する米国、イングランド、ネパール、トルコ相手に日本の正GKの凄さを見せつけて欲しいと願っています。

世界と戦うプレーヤーがつくばFCにはいる。期待しかないですね!

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リーグ戦再開は9/23チャレスタで!

さて、ここまで一気に書いてきたブログですが、気がつけば日付が変わってしまいました。

まぁ、こんな時間に投稿しても誰も読んでくれなそうですが、最後に次の戦いについて触れておこうと思います。

リーグ戦は9/23(土)に再開し、残りは4節となります。

9/23の対戦相手は、FCふじざくら山梨で我らがホームチャレスタで15時にキックオフです。

まだ今シーズンの残留を決めていませんので、公式戦7連敗の屈辱を次こそは晴らして1日でも早く残留を決めてくれることを願っています。


2023年チームの試合を応援出来るのもあと4試合。

ここからつくばのみんなの笑顔だけを見てシーズンを終えたいので、声枯れるまで残り4試合を全力で応援していこうと思います。

と言うことで、4連勝して上位フィニッシュしてくれことを(強く)願って

頑張れ!つくばFCレディース!

以上、こでぞーでした。  

会場を 静かにさせた 超絶ゴール


ども、こでぞーです。

今節は、夏季中断期前の最後の戦い、そして今シーズン8回目のアウェイ戦、岡山湯郷Belle戦です。

今節の試合開始時刻は夏の暑さを考慮して、北海道以外での開始時刻は、全て15時でした。

15時開始とは言っても、横断幕の掲出や試合前の応援もあるため、13時30分には会場入りしたのですが、

ただ立っているだけでも気力が奪われるような強い日差しで、水分補給と塩が必須の環境でした。

そんな中、ピッチからだいぶ離れた場所で横断幕を張っていると、

たまたまピッチ内アップ前に1人身体をほぐしている#28 内藤 夏鈴が目に止まったので、声をかけると、両手を大きく振って応えてくれて、

#6 山口 恵美にも声をかけたら「頑張ります!」と力強く返したくれたりと、

暑さなど吹き飛ばしてくれるような選手の元気に触れたので、気合を入れて乗り切れた今節でした。

今節の応援はいつものウラギスさんに加えて、つくばFCの中の人も駆けつけてくれたのて、今回は3人で、つくばのみんなの全力応援をしてきました。

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2023.7.2
プレナスなでしこリーグ2部 第13節
岡山湯郷Belle VS つくばFCレディース

岡山県美作ラグビー・サッカー場@岡山県美作(みまさか)市

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試合結果


「5-2 ●」(8位↓)

前半 3-2
後半 2-0

残念ながら、敗戦となってしまいました。

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Bellleの反撃が凄まじかった

今節は幸先よく2点を先制できて、とても良い流れを作れましたが、

2点を取った後に少し守備的になったところを、一気に波状攻撃を仕掛けられて、防戦に追われ、相手の決定力の高さもあって、

僅か10数分程度で逆転されてしまい、逆転された後も相手の攻撃を防ぎ切れなかった。そんな試合だったように思います。

恐らく2点先制されるプランはBelleにはなかったと思いますが、昇格するには勝ち続けるしかない崖っぷちに追い込まれた中で、

Belleの横山久美選手が攻撃の扇動となってチーム全体を活気づけ、自らもつくばを追い込み続け、どんな状況でもシュートまで持っていく技術と、流れを絶対につくばに渡さない気概が凄かったように感じました。

普通のゲーム展開で言えば、2点取れた時点で勝ちゲームだったと思いますが、Belleの巨大な渦に飲み込まれた感が凄かったですね。

2点取って相手が精神的に追い込まれた心理を上手く読んで、徹底的にいなすようなプランも必要だったのかなとも思える試合でした。

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強くなる片鱗を見せてくれた

6連敗して直近の2試合で11点も取られたのに何言ってるんだよとツッコミが入るかもしれませんが、

前節のJFAアカデミー福島の谷川萌々子選手や今節の横山久美選手のような、世界を知る飛び抜けた一流プレーヤーのインパクトは見ていても凄まじかったですし、

強度の高いこの2チームとの対戦は、選手としてもチームとしても、自らを率直に顧りみてプラスに変換できる強い衝撃でもあったのではないかなとも思いました。

と言うのも、今節も試合終盤には圧倒的なワンサイドゲームで集中力が途切れてしまってもおかしくなかったのですが、

ポジション毎に修正をし続けていて、攻撃では、ドリブルでの仕掛けをはじめ可能な限りの攻撃を最後までし続けていて、

守備陣も後半に途中出場した#5 梓 玲奈のような経験豊富なプレーヤーが、上手くBelleの攻撃の起点の芽を摘むプレーを見せてくれたり、同じく途中出場の#3 石井 有紗は、ロスタイムに入ってからも攻めたディフェンスを見せてくれていたので、

前節と今節でのプレーの印象を比較すると、正直言って今節の方が断然前向きだったように思います。

つくばのみんなの、今後に繋げる気迫や想いがこの6連敗の中で一番強くて、ハッキリしていたようにも思いました。

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ズドーン!キター! ドカーン!ウォー!

今節はなかなかしんどい結果でしたけれど、つくばが前半にあげた2得点。

これはどちらも今シーズンベストの1つとして必ずあげられる、素晴らしぃゴールでした。

映像に残っていないのが非常に残念ですが、まず、1点目の#28 内藤 夏鈴のゴール。

これは、内藤を見続けていると、夏鈴らしいなぁと思えるゴールでしたね。

ペナルティエリア前でボールを受けた内藤は、右に展開しようとして難しいと判断したら、すぐさまフェイントを入れて左に反転してシュート!

ボールは相手のGKの手をかすめてクロスバーを直撃して、そのままゴール!

蹴った後の全体のフォルムもカッコ良かった素晴らしいゴールでした。

そして、2点目は、リーグ初ゴールとなった #17 野沢 真由のゴール。

野沢がボールを持つまでの展開は目に汗が入って拭っていたので見れていないのですが、

ペルティエリアの遥か手前でボールを受けた野沢は、ゴール右隅へのシュートコースがポッカリと空いていると見るやいなや、思い切って右脚を振り抜いたのですが、

これがキャプテン翼で言うところの日向小次郎のタイガーショットのような、唸りをあげるようなシュートで、ボールがネットを押してしばらく「シュルシュル」と回転しているような素晴らしいシュートでした。

野沢のゴールが決まった瞬間、会場が静寂に包まれたのは、最高でしたね!

こでぞーもウラギスさんもつくばの中の人もみんな会心のガッツポーズでした。

このゴールは今後もつくばの武器になるくらい、とてもインパクトのある素晴らしいゴールでした。(リーグ初ゴールおめでとう!)

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皇后杯の本戦に行きたい!!!

今節をもってしばらく夏季中断期に入るため、次回のリーグ戦は2ヶ月半後の9/23(土)FCふじざくら山梨戦(ホーム)となります。

再開まではだいぶ期間がありますが、残り4節は大幅にパワーアップして4戦全勝のシーンが見れることを信じています。

ところで、次の公式戦はと言うと、9月の1週目から3週目にかけて、皇后杯関東予選が開催されます。

去年は、あの日テレ・メニーナに勝ち、本戦出場まであと一歩、指先が掛かっていたのですが、最後の最後で滑り落ちてしまい、とても、とても、とても悔しい思いをしたので、

今年はなんとしても本戦出場を決めて欲しいと切に願っています。

つくばのみんなが1部や ,WEのチームと戦うところを見てみたいのですよ。

と言うことで、公式戦再開までしばらく間がありますが、その期間につくばのみんながめちゃくちゃパワーアップしてくれることを信じて、

頑張れ!つくばFCレディース!

以上、こでぞーでした。


※しばらくこのブログも中断期に入りますが、文章を書く感覚が鈍らないように何か書いてみようかなとも思っています。
  

トンネルは いつか 必ず抜けるもの


ども、こでぞーです。

今節は、静岡県裾野市時之栖での、JFAアカデミー福島戦です。

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最後の時之栖

今節の対戦相手のJFAアカデミー福島は、元々その名の通り福島で活動していたチームでしたが、震災の影響により2011年から活動の場を静岡に移していましたが、

いよいよ2024年4月からは、福島での活動が再開されるとのことで、つくばFCとしては、最後の時之栖での試合となります。

時之栖と言えば、陸上自衛隊東富士演習場が直ぐそばにあるため、試合中でも砲弾の音や軍用ヘリの音が聞こえたりする、なかなかのシチュエーションの試合会場です。

しかも、自宅から車で行けるアウェイで、試合会場としては珍しく目と鼻の先にコンビニがあったり、古民家を改装した地元の美味しいお蕎麦屋さんもあったりと、こでぞー的にはお気に入りの試合会場の1つだっただけに、今回で最後かと思うと寂しい気持ちがします。

でも、JFAアカデミー福島の皆さんにとっては、元の場所に戻れるわけですから、喜ばしいことですね。

と言うことで、今節もいつもの演習場の音をバックに戦った第13節です。

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2023.6.24
プレナスなでしこリーグ2部 第13節
JFAアカデミー福島 VS つくばFCレディース

時之栖裾野グラウンド@静岡県裾野市

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試合結果

さて、注目の試合結果ですが

「6-0 ●」(7位↓)

前半 3-0
後半 3-0

残念ながら、敗戦となってしまいました。

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最初から圧倒されてしまった

今節の感想は、開始直後から、U-18の代表選手を中心に息つく暇もない攻撃を受け、自陣での対応に追われる中で、気持ちが引いてしまったところを容赦なく攻め込まれ、最後は集中力も途切れてしまった。そんな試合だったように思います。

ボールを奪われた後は、縦への鋭い攻撃、ワイドな攻撃、ドリブル攻撃とあらゆる攻撃を仕掛けられて、個人の持っている技術の高さにも圧倒され、その対応に追われる中でのネガティブな疲労の蓄積によるダメージも、相当大きかったように見えました。

結果からするとワンサイドゲームではありましたが、ただ手をこまねいていた訳ではなく、前線の選手によるドリブルでの局面の打開を試みるなど、出来ることは少ないながらも、次節に対して前向きなシーンもあったように思います。

欲を言えば、今節は#4藤井志保と#5梓玲奈のリーグ参戦時からプレーしている経験豊富な2人がサブに入っていたので、今回のような状況でどんなプレーをしてくれたのかを見てみたかったですね。

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切り替えが必要

4連敗の後の大敗は、悔しいのはもちろんのことですが、何より辛く思うのは、ここ1ヶ月以上つくばのみんなの笑顔が見れていないこと。

毎回、選手、監督、スタッフの笑顔見たさで全国を周っていますが、こういう時もあるよと割り切ろうとする自分と、応援団として、ここのところそよ風すら送れていない現状に腹立たしさを覚えたりしています。

まぁ、とは言っても、次の試合はまた今週末ですからね、18戦中の1つの試合だと思って切り替えようと思います。

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悔しさを晴らすのは勝利のみ

さて、5連敗してしまった我らがつくばFCレディースですが、先週末のTwitterでは6年ぶりの5連敗とツイートしましたが、よくよく思い返してみたら2021年にも2連勝の後、5連敗していましたね。

じゃ、その2017年と2021年の5連敗の後どうだったかというと、いずれもクリーンシートで勝利しています。(これが言いたかった。)

ジンクスに頼るのは好ましくないとは思いますが、過去の歴史では勝っているので、今回はそれを信じたいと思います。

ついでに、昨シーズンのディアヴォロッソ広島戦で0−6で負けた次の試合はどうだったかというと、奇しくも次節の対戦相手である岡山湯郷Belle戦でした。

試合はシーソーゲームで、後半残り6分でBelleに勝ち越しを許し、アウェイということもあってかなり劣勢な中、つくばのみんなは暑さの中、最後の最後まで諦めずに、ロスタイムにヘディングシュートで追いついた試合でした。

この試合は、こでぞー的には昨シーズンのベストの内の1試合だったので、次節も最後まで諦めずに戦って、これまでの悔しさを晴らして欲しいと思っています。

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次節も強し

さて次節ですが、先ほど話したとおり、7月2日(日)15時よりアウェイで現在3位の岡山湯郷Belle戦になります。

前節対戦した、FCふじざくら山梨の選手によると、belleは1巡目の時より、上手く、強く、速く、チーム力が上がっているとのことですが、強度としては、今節体験したので、次節はつくばのみんなならきっとやってくれると信じています。

と言うことで、夏季中断前の最後の一戦の必勝を願って

頑張れ!つくばFCレディース!

以上、こでぞーでした。
  
PEACS
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サッカーチーム「ジョイフル本田つくばFC」(関東サッカーリーグ1部)および「つくばFCレディース」(プレナスチャレンジリーグ)の応援団・サポーターグループです。
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