強い相手との経験が もっと つくばを強くする

ども、こでぞーです。

今節は、つくばFCレディースとしては初上陸の福島県で行われた、第6節JFAアカデミー福島戦です。

これまでのデミー戦と言えば、静岡県裾野市の時之栖スポーツセンターでの試合が定番でしたが、

今シーズンからは、ようやく本来のホームである、福島県楢葉町のナショナルトレーニングセンターJヴィレッジに戻ってきました。

こでぞーはJヴィレッジが初めてでしたが、とても素晴らしい環境で、デミーが羨ましかったですね。

環境に魅了されてすっかり写真を撮るのを忘れてしまいましたが、見えただけでも5~6面はあったピッチは、どれも天然芝が青々としていて、

日本代表の聖地でもあるだけに、パッと見ただけでもピッチコンディションが最高なことは一目瞭然でした。

と言うことで、素晴らしい環境で戦えることに自然とテンションがあがった第6節です。

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2024.4.20
プレナスなでしこリーグ2部
第6節 14時キックオフ 曇り
JFAアカデミー福島 VS つくばFCレディース
(つくばFCレディース 第6節)確実に強くなっているチーム
ナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ@福島県楢葉町

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試合結果

さて、注目の試合結果ですが

「6-1 ●」(↓10位)

前半 1-0
後半 5-1

得点 65分 内藤 夏鈴

残念ながら敗戦となってしまい、勝ち点を得ることはできませんでした。

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今シーズンもデミーは強かった

今節の感想は、前半はチームの力で十分に戦えていたけれど、後半は個の力の差が出てしまった、そんな試合だったように思います。

前半はここ3試合でも見られいたつくばの戦い方がきちんと表現されていて、先制点は取られたものの、試合の主導権を握る場面も多くて、「デミー相手によく戦っているね。」と、ウラギスさんと話していました。(デミーとして予想外だったんじゃないかな。)

ところが後半に入ると、数的優位を作られて、デミーは、つくばの少しのトラップミスも見逃さずに、ボールを奪い取った後は、あっという間に個の力でゴール前のバイタルエリアに侵入し、しっかり崩されて、最後は正確なシュートでゴールを奪われるシーンを重ねられてしまったように思います。

相手は、ドリブルで上がる時も、常に自分の間合いの中にボールを置いているから、つくばのディフェンス陣は、その間合いに容易に入る事ができず、ズルズルと後退をしていくシーンが多く見られ、最後までデミーの間合いのまま攻められていたように思います。

それにしてもデミーは、流石、全国のサッカーエリートを集めただけあって、強者揃いで、ボールを止める技術、パスの正確性、ボールを運ぶ技能、どれをとっても高いレベルで、毎度ながら2部のレベルではないなと思いました。

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今の戦い方を続けて行こう!

こんな風に書くと、つくばは手も足も出なかったように聞こえますが、決してそんなことはなく、

むしろ、これまでの戦いの積み重ねが今節も表現できていて、今節の前半で魅せてくれた戦い方は、チームとして力が付いてきた証なのではないかなと思います。

特に攻撃陣は精神的な強さも見られ、その証が5点差がついた後の#14 内藤 夏鈴の得点だったり、後半ロスタイムに見せてくれた、得点には至らなかったものの、デミーを完全に崩して、ガラ空きのゴールマウスを作った戦い方に現れていたのではないかなと思います。

その精神的な部分として特に印象に残ったのが、途中出場で入った、#4 藤井 志保と#11 赤嶺 美月の経験豊富な2人で、

点差がついた状況だからこそ、チームを前へ向かせる強度の高いプレーを体現してくれて、その気概がチーム全体にも伝搬する流れが、そばで見ていても強く伝わってきました。

それにしても、佐藤監督の選手交代は、時間帯といい、選手選びといい、意図が伝わる、的を得た選手起用をしてくるのは、流石だなぁと思います。

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頑張れディフェンス陣

6失点は、昨シーズンのデミーとのアウェイ戦と同じで、まるでリピート映像を見ているかのようでしたが、

後半のデミーのあの猛攻撃をまともに受けてい たら、前半の精神的に優位だった部分が削がれてしまうのは、仕方がないかなと思いました。

でも、つくばのディフェンス陣が元々持っている技術は素晴らしいものなので、今のディフェンス陣に願うのは、何が起こったかがチームの運命を決めるのではなく、起こった事をどう解釈するかが、これからのチームの運命を分けるように思うので、今回の経験があったらこそ強くなれたに繋げて欲しいなと思います。

絶対に強くなれると信じてる!

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キタキタ 超絶ゴール!

大差がついた試合ではありましたが、ゼロで終わらないのが今のつくばFC。(5試合連続得点中!)

今節は我らが副キャプテン #14 内藤 夏鈴が今季初ゴールを決めてくれました。

相手の一瞬の隙を付いて中央から攻め立て、前めにいた夏鈴にボールが渡ると、いつものようにドリブルをしてしっかりフェイントも入れて放ったシュートは、見事ゴール右隅のゴールネットを揺らしてくれました。

それにしても夏鈴のシュートは、流れるようなアクションからシュートを打った後の全体のフォルムまで、相変わらずカッコいいですね。

遠目だったけど躍動感も出ていて、惚れ惚れしました。

それと、ゴールを決めた後に、ニコリともせずにセンターサークルに足早に戻ってくる姿は、チームだけでなく応援団の気概も高めてくた力強
いものでしたね。

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藤井志保と言う特別な存在

さてさて、既になでしこのWebページでもデカデカと掲載されていますが、

(つくばFCレディース 第6節)確実に強くなっているチーム

我らがつくばFCレディースのレジェンド、#31 辻 明日香で言うところの「(良い意味での)長老」こと、#4 藤井 志保がチーム在籍11年目、リーグ登録10年目にして、通算100試合出場を達成しました。

これは昨シーズンからずーっと待っていたことなので、今節、志保がセンターラインの外で準備しているシーンが見えた途端

「いよいよ、来るよぉ・・・」

「とうとう、来るよぉ・・・」

「キター!100試合!!!」

と、ウラギスさんと共に試合展開とは別にメチャククチャ感激していました。

それにしてもこの100試合と言う数字ですが、どれぐらいで達成するか計算してみると、つくばFCがリーグに加盟したころは、リーグ戦15試合、順位決定戦3試合、計18試合だったので、

単純計算でも「100÷18=5.555・・」となり、2020年はコロナ禍の影響で10試合どまりだったので、6年間丸々かかるものでした。

その6年もの間に必要なことは、怪我をせずに働きながら毎週ベストコンディションを作り、チームメイトとの競争にも100回勝ち、指揮官が変わった時には、柔軟に自分のプレースタイルに変化もつけないといけない訳だから、

2部にいる女子選手の大半が5年以内にリーグを引退する現状も踏まえると、そう簡単には達成できるものではないなと改めて感じます。

ところで、コーナータイトルにもある「特別」ですが、これはつくばFCの藤井志保選手を知るもの誰もが思うことではないかなと思います。

11年前のつくばFCがリーグに加盟するための入替戦から戦ってくれていて

リーグ加盟後は、最終節まで勝てなかったシーズンや、入替戦初戦でアウェイで0-2で負け、後がないホーム戦で2-0で勝ちPK戦で勝って残留したシーズン、初めて皇后杯の本戦へ出場した時と

つくばFCレディースがこれまで作ってきた歴史の全て、苦楽の軌跡の全てを共に歩んできたので、チームにとってもサポーターにとっても掛け替えのない選手だと思います。

ちなみに、こでぞーにとっての特別は、この10年もの間、たくさんの接点のおかげで、普通にはない特別があったように思います。

と言うのも、古くは、以前在籍していた菅原晴香さんと共にやっていたラジオで、「おもろない関西人」としていじられて素の藤井選手を知ったり、

或いは、リーグ加盟当初に、怪我のため長期離脱していた頃、毎試合のチケットの販売をしていた時に色々と話が出来たりと、

通常の選手とサポーターにはない距離感が作れたことが、より「特別」になったのだと思います。

さて、ここまで長くなっていますが、最後にこでぞーとウラギスさんから100試合にあたってのメッセージを送りたいと思います。

「今回のような形での記録達成は本意ではないかもしれないけれど、これまでの戦いの歴史を共に歩んでこれたことは何よりの喜びだし、今シーズンも新たな歴史を共に築いていきましょう!」 by こでぞー

「100試合出場おめでとうございます。ずっと共に戦ってきた志保さんの節目となる記録をお祝いできて嬉しいです。これからも熱く応援するので、共に戦いましょう!」 by ウラギス

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次節はリベンジ戦

さて、次節は、今シーズンからリーグに加盟したSEISA OSAレイア湘南FCとの戦いです。

SEISA OSAレイア湘南FCとは2年前の皇后杯関東予選で対戦し負けてしまったので、

今節は2年前のリベンジを果たして欲しいと思います。

次節は、4/27(土) 13時に我らがホーム、セキショウ・チャレンジスタジアムでキックオフです。

今節のうっ憤を晴らしてくれると信じているので、次節も熱く応援しようと思います。

と言うことで、次節は今季2度目の勝利の万歳ができることを信じて

頑張れ!つくばFCレディース!

以上、こでぞーでした。

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