2022年09月13日
越えられそうで超えられない(皇后杯関東予選2日目、3日目)
フェアプレイを 誇りに思う 2連戦
ども、こでぞーです。
今週も皇后杯の関東予選です。
今回は日程の関係で、土日の2日続けての試合となりました。
連日の応援は、5年前の2017年に神奈川県で行われた同じ関東予選以来ですが、
あの時は、初戦に勝って → 負け → PK負け → PK勝ちで、最後の最後で本大会への切符を手に入れましたが、
2022年の今回はどうなるか、連日ハラハラドキドキの関東予選です。
第44回 全日本女子サッカー選手権大会関東予選
2022.09.10-11

コーエイ前橋フットボールセンター@群馬県前橋市
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早速、結果からお伝えすると
2022.09.10(土) 準々決勝
つくばFCレディース VS SEISA OSA レイアFC
「2-4 ●」 (前半 2-1 後半 0-3)
得点 5分,15分 #17 小西 由利恵
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2022.09.11(日) 敗者戦
つくばFCレディース VS 東海大学
「0-1 ●」 (前半 0-0 後半 0-0 延長前半 0-0 延長後半 0-1)
で、この週末は残念ながら2連敗だったため、本大会への切符を手に入れることは出来ませんでした。
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この2連戦の感想は、
いい戦いをして、いい流れを作ってはいたけれど、最後のひと押しや粘り強さが足らずに勝てなかった。そんな試合だったように思います。
土曜日のレイア戦は、前半の早い段階で幸先よく2得点を奪うことができたので、その後の試合展開を有利に運ぶこともできたかと思いますが、自分たちで苦しい試合にしてしまったように思います。
日曜日の東海大戦は、終始つくばが攻め続けて、いつ得点が入ってもおかしくない展開でしたが、シュートまでなかなか打つことができず、延長後半の残り3分と言うところで、一瞬のスキからこぼれ球をミドルで決められた、とても、とても悔しい敗戦でした。
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今大会のつくばFCレディースは、リーグ戦の時よりも負傷者や体調不良者が多くて、メンバー入りの選手が足りず、ベンチメンバーには4~5人のレディースユースの力を借りる事態になっています。
出場している選手であっても、何らかの故障を抱えている選手も多く、また苦しい台所事情の中、本職ではないポジションでプレーをしてくれている選手もいて、チーム力や個人の技量、気迫、気力で何とか戦ってくれている状態です。
結果からすれば、チーム状況はあるにせよ、相手より強くなかったから勝てなったわけですが、
この2試合の試合終了後に挨拶に来てくれるみんなの姿からは、気力を振り絞って、チームのため、応援してくれる全ての人のために、精一杯戦っているのが強く伝わってきました。
それだけに、どっちかで勝って欲しかったのですが、これも勝負。
サッカーの神様は、もうひとつ壁を越えさせようとしていて、歓喜は最後の最後に取ってあるんですかね。
次こそ絶対です!
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そしてつくばの得点シーンですが、
1点目は開始5分に、#13 小林 和音のスルーパスに#17 小西 由利恵がうまく反応してタイミングよく抜け出し、落ち着いて決めてくれました。
2点目は前半15分に、相手のボールを奪ってから早いパス回しでつなぎ、最後は小西がPA内に運んだところで倒されてPK判定となり、見事左隅に決めてくれました。
つくばにとってこの得点パターンもあるのが心強いですし、次節も決めてくれることを期待しています。
そして、忘れちゃいけないのが、負傷退場により途中出場してくれたユースの #16 田畑 はな (お名前間違っていたらゴメンなさい(汗)
聞くところによると高校1年生とのことですが、トップチームのガチの試合にも関わらず、バタつきもせずに堂々たるプレーは立派だったと思います。
もし次戦も出場する機会があったらまた頑張ってくださいね!
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ということで、いつもだと最後のまとめに入るところですが、今回はどうしも言いたいことがあります。
それは、審判員は見えないからと言って「勘」で判定を下したり、「自分達だけの理屈」を持ち込んで欲しくないと言うことです。
サッカーには守るべきルールがあり、守れなかった場合には罰則が決まっていて、選手の行為に対して審判員は「判定」と言う形で表現することになっています。
審判員を意味する「レフリー」の語源は、「refer」で、それは「(問題などを)任せる、ゆだねる」と言う意味で、
審判員は「どんなことが起きたのか、状況判断を任された人」なのですから、競技規則に則って判定を下し、安全を担保するのが役割だと思います。
ところが、この2連戦は、タッチラインを割ってから笛を吹いたにも関わらず、再開はドロップボールだったり、決定的な得点機会の阻止でファールになってもカードが出なかったり、PA内で後ろから押し、足も蹴っているプレーをセンターサークル付近から見ていて、流すとか、もう笑うに笑えないレフリングが多すぎました。
しかも、更に憤るのが、相手選手の当たりがワンテンポ遅く、つくばの選手に対する危険な場面も数多くみられていたにも関わらず、試合序盤からそれらの危険なプレーを全て流して、つくばのみんなが最初から最後まで危険なプレーに晒され続けたこと。
この2試合だけでつくばの選手が何度うずくまり、苦悶の表情を浮かべ、しばらく動けない場面があったことか。
「まぁ、関東予選はこんなもんだよ。」と言われればそれまでですが、こでぞー的には許容するにはあまりにも多くて、大きな怪我につながったりでもしたら、それでその選手の現役が終わることもあるわけで、息苦しさと見苦しさを感じるゲームコントロールだったと思います。
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そんな無茶苦茶な状況ではありましたが、つくばのみんなは、なでしこリーグの選手らしく堂々としていて、荒れた試合にはせずにフェアプレイをし続けたのは流石でしたし、そんなチームを応援してきてよかったと思わせてくれた2連戦でもありました。
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※本来ならこういうことを書くべきじゃないのは分かっていますが、選手が勝つために全力を出して戦っているのに、あまりにも理不尽に思えたので、どうしも言いたかったのです。
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さて、次はとうとう最後の一戦です。
対戦相手は、これまた今年のなでしこリーグ2部入替戦予選大会に出場予定の「FCふじざくら山梨」で、会場は、高崎市の浜川運動公園で、7/19(月・祝)13時にキックオフです。
次は、選手、監督、コーチ、スタッフ、代表、選手のご家族、OG、ファン、サポーター全員で一丸となって戦って絶対に本大会出場を決めましょう!
必ず本大会へ!
頑張れ!つくばFCレディース!
以上、こでぞーでした。
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