凄すぎて 鳥肌ものの 80分



ども、ちょっとお久しぶりのこでぞーです。

7/10の中断前のリーグ戦を最後に、すっかり夏休みモードでしたが、9月になってお休みも終わったので、ここからまたしっかり、つくばのみんなを応援していこうと思います。

さて、9月と言えば、月の後半にリーグ戦の再開が控えていますが、その前に今年も皇后杯の関東予選が開催されます。

皇后杯の本大会は、出場すれば、WE.リーグのプロチームやなでしこ1部のチームとも公式戦で対戦する可能性があるので、ぜひとも出場して欲しいのですが、

本大会へ出場するためには、つくばにとって狭き門の関東予選を勝ち抜いていかないといけなく、リーグに参入してからのこれまでの7年で、出場できたのは、2017年大会のわずか1回のみとなっています。

そして今年の対戦相手は、

あの

「日テレ・東京ヴェルディメニーナ」

です。

メニーナと言えば、#19渋谷 巴菜の古巣で、これまで数々の日本代表を輩出してきた名門チームです。

昨年まで7年連続で本大会に出場していて、昨年の本大会では、WE.リーグのINACやVENTUSを破ってのベスト4。

今年は先日準優勝したU-20ワールドアップの代表やU-17の代表に何名も選出されていて、20歳以下とは言え、相当手強く厳しい戦いが予想されます。

と言うことで、この高くて厚い壁に果敢に挑む皇后杯関東予選です。

2022.09.04
第44回 全日本女子サッカー選手権大会関東予選 キックオフ 13時(40分ハーフ) 
つくばFCレディース VS 日テレ・東京ヴェルディメニーナ
凄まじい一戦でした(皇后杯関東予選 2回戦)
コーエイ前橋フットボールセンター@群馬県前橋市

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早速、結果からお伝えすると

「1-0 ○」


 前半 1-0
 後半 0-0

 得点 11分 #15 工藤 古都子

で、見事メニーナ相手に勝利を飾ってくれました!

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いやぁ、勝っちゃいましたねぇ。

メニーナ相手に0点で抑えたクリーンシートですよ。

勝つにはこれしかないと言う戦い方での、見事な勝利でした。

積年の想いと次があると言う想いが交錯して、心が震えました。

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よく走り、よく守り、よくカバーし合い、よく声を掛け合って、選手、監督、コーチ、スタッフのみんなで掴み取った勝利だと思います。

特に#1 稲葉寧々、#19 渋谷 巴菜、#27 沖土居 咲希からの絶え間ないコーチングや鼓舞する掛け声がチームを落ち着かせ、ひとつにまとめくれていたと思います。

界隈では、メニーナの敗退を事件扱いしていましたが、こでぞー的には、現在なでしこ2部で1位、2位の福島と静岡からリーグで唯一負けなしの勝ち点をあげている経験や

3位大和と4位広島から2試合連続で大量失点を喫した経験などが、チームを強くし、この試合で全て良い形となって現れたきたのではないかなと思います。

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そして、つくばのゴールシーンですが

前半11分 ゴールエリア手前の左側でFKを獲得し、#4 藤井 志保の絶妙なセンタリングをから、#15 工藤 古都子が公式戦初ゴールとなる、当たり千金のヘディングシュートを決めてくれました。

工藤は昨シーズンからつくばに加入してくれて、シーズン中はなかなか公式戦に出場する機会に恵まれなかったですが、

公式戦後のTMで魅せてくれた、左からのミドルシュートは目を見張るものでしたし、積極果敢なプレーは将来性を感じさせてくれていました。

今シーズンは、開幕からメンバーに入り、第3戦の三重戦では初スタメンを果たしましたが、チーム事情もあり、シーズン中は色々なポジションを任され、時にはボランチにも入ったりしていました。

きっと合う合わない、良い悪いを感じていたと思いますが、レベルの高いなでしこの試合を通して、いろんな角度からの経験が選手としての厚みを増やしていったようにも感じました。

今回のシュートは、タイミングもバッチリで思わず雄叫びをあげてしまうほどの見事なヘディングシュートでしたし、前線からのプレスもかなり効いてたと思います。

こういう選手がひとたび結果を出すと飛躍的に向上するのを何人も見て来ているので、次戦の工藤にも期待度MAXです!

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そして、忘れちゃいけないのが、DF陣が0点で完璧に抑えてくれたこと。

相変わらずの見事なカバーリングを見せてくれた#19 渋谷 巴菜を中心に、#5 梓 玲奈のベテランらしいそつのない的確なプレーと

メニーナの11番の松永選手のドリブル突破を身を呈して何度も防いでくれた、我らが副キャプテン #8 高田 莉緒。

今シーズン初スタメンの#28 石井 有紗のハードワークも光っていたと思います。

そして何より、神がかり的に凄かったのが、同じく副キャプテンの GK #1 稲葉 寧々。

もう、なんと表現していいか分からないくらいに凄すぎて、試合途中からは、「オォー!」とか「スゲー!」しか声が出ませんでしたが、

FK、CK、PKと、「K」の付くものは全部はじいてくれて、流れからのシュートも含めて、いったい何本防いでくれたのか分からないくらいのセービングでした。

途中で「ちょっと前に出過ぎじゃない?」と思ったシーンも、後からそこにピタッとボールが来て、普通だったらピンチなりそうなところを未然に防いだり、

相手の強烈なミドルシュートをジャンプ一番でここしかないと言うタイミングで手に当ててクロスバーに当てるなど、ゾーンに入った選手の凄さを見せつけてくれました。

圧巻だったのが、後半のメニーナのPK。

相手のキッカーが打った瞬間にふかしてしまうほどの、強烈な「圧」が稲葉から出ていたのが観客席からも伝わるほどでした。

ホントにお見事でした!

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今回の勝利は改めてスポーツはメンタルの勝負でもあるということを実感させてくれる試合でした。

これを全部やれば勝てると言うことを、全て最後までやり続ける気迫があり、その気迫は試合が進んでも弱まることがなく、最後はメニーナの選手を飲み込んでいったように思いました。

このサッカーが出来れば次も勝てる!そう思わせてくれる試合でした。

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さて、これからの戦いですが、今週末の10日と11日と翌週の19日になります。

なぜ、3日間決まっているかと言うと、今回の勝利でつくばは上位8チームに入り、本大会へは上位7チームまでが出場できるので、ここからは1位から8位をきっちり決める、敗者復活ありのトーナメントでの戦いが始まります。

簡単に言うと、次の試合に勝てば、4位以内が確定するので本大会への出場が決定。負けても5位決定戦をかけた試合があり、5位決定戦に回れなくても7位決定戦には自動的に回れるといった感じです。

3回の内、1回勝てば良いと言う、一見余裕があるようにも見えますが、今週末は連戦なので、コンディション的にも次でぜひとも決めて欲しいと思います。

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そして対戦相手は、今年のなでしこリーグ2部入替戦予選大会にも出場する「SEISA OSAレイア湘南FC」です。#19 渋谷 巴菜にとっては、またしても古巣対決になります。

こちらも厳しい戦いが予想されますが、勝ってあっさりと本大会を決めて欲しいと思います。

と言う事で、5年ぶりの本大会への出場を決めるため、#10 大岩 みつばの今シーズンのサッカーへの想いをつなぐためにも

頑張れ!つくばFCレディース!
行くぞ本大会!

以上、こでぞーでした。

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