追いつけたのは 偶然じゃなくて 必然です


ども、こでぞーです。

今節は、初上陸となる岡山県美作市(みまさかし)での、岡山湯郷Belle戦です。

今節の会場である美作ラグビー・サッカー場(通称美作ラサ)は、新型コロナの影響もあって今回が初めてでしたが、

行ってみると、流石にBelleのホームスタジアムだけあって、活気があり、いつもよりもアウェイ感がだいぶ増していました。

暑くて 熱い シーソーゲーム(レディース第13節)

そして、メインスタンドに入ると、

ピッチだけじゃなくて、バックスタンドも両サイドのゴール裏も、どこを見ても辺り一面が


みどり、ミドリ、緑。


暑くて 熱い シーソーゲーム(レディース第13節)

目に非常に優しそうで、なにより普段仕事で薄汚れた心を、たくさんの緑たちが洗い流してくれる、そんな気がする試合会場でした。


と言う事で、緑あふれる中、いつも通りに太鼓の準備をして、選手全員の横断幕を張って、いざ勝負です!

暑くて 熱い シーソーゲーム(レディース第13節)

2022.06.18
プレナスなでしこリーグ2部 第13節 キックオフ 13時
岡山湯郷Belle VS つくばFCレディース
暑くて 熱い シーソーゲーム(レディース第13節)
美作ラグビー・サッカー場メインスタジアム@岡山県美作市

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早速、結果からお伝えすると

「3-3」(リーグ8位→)

 前半 2-2
 後半 1-1

 得点 35分   藤井 志保
    42分   沖土居 咲希
    90分+2分 石井 有紗

で、両チーム3点ずつを奪い合ってのドローで、順位は変わらず8位のままでした。

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今節の感想は、試合開始直後の怒涛の攻めの時に決めきれていれば、その後は全く違う展開になっていた。そんな試合だったように思います。

点を奪われ、追いつき、また奪われ、更に追いつくと言う典型的なシーソーゲームでしたが、試合の流れがつくばに傾きかけていた時にそれをモノにすることが出来なかったり、ミスで手放してしまったことが何とも痛く、悔しい試合だったと思います。

つくばに良い流れが傾きかけている時に、それを強引にたぐり寄せる強い力が必要だなとも感じた試合でした。

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さて、試合を振り返ると、
前半18分に先制点を奪われ、なかなか追いつくことが出来ずにモヤモヤしていた前半35分

#4 藤井 志保が右のコーナーキックでインスイングからゴールマウスに吸い込まれる、見事な同点ゴールを決めてくれました。

攻めても攻めてもゴールが遠かったので、このゴールは一気にボルテージを上げる素晴らしい貴重なゴールだったと思います。

ただ、ちょっと思ったのが、長いこと藤井選手のプレーを見ていますが、こんな技を隠し持っていたとは全然知りませんでした笑

チームの公式ページでの公約は3ゴールなので、少なくともあと2ゴールはよろしくお願いしたいと思います。

そしてその後、前半40分にまたしても追加点を奪われてしまいましたが、今度はその3分後、

ここぞいう時に必ず決めてくれる勝負強さも魅力の #27 沖土居 咲希 が #14 岸川 りな からの絶妙なクロスを見事に合わせくれて、流れを相手に渡さない素晴らしい同点弾を決めてくれました。

後半に入り、相手もホーム初勝利を掛けて攻勢をかけてきましたが、つくばも劣らずに一進一退の攻防が続き、試合が膠着してきた後半39分に、またしても追加点を奪われてしまい、残り時間がとても気になりだしたアディショナルタイム+2分、

#14 岸川 りなからの絶妙フェイントを挟んだ素晴らしいクロスを途中出場の#28 石井 有紗が見事に頭で決めてくれて、最後の最後で勝ち点1を奪い取ってくれました。

今シーズンの石井は怪我で出遅れて途中出場が続いていますが、あの切羽詰まった状況でしっかりと決めてくれるあたりは心強さを感じます。(とにもかくにもつくばでの初ゴールおめでとう!)

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それにしても、ほぼ負けに傾いていた流れを最後の最後でなんとか引き戻して、勝ち点を奪い取ってくれました。

石井がゴールを決めた瞬間は、応援団仲間のウラギスさんと共に(つい)雄たけびを上げてしまいました(汗

そう言えば、とても印象的なシーンの1つに、石井がゴールを決めた時に、それを見届けた岸川が、その場で膝をついて一瞬へたり込んでしまったシーンを見て、

「苦しい状況の中でギリギリのところでプレーしているんだな」と言うのが伝わり、岸川だけでなく他のみんなも、あのうだるような暑さの中で、気力を振り絞って戦っていると強く感じたとても印象深いシーンでした。

それだけに、なんとか勝ち点を持ち帰ってこれたのはホントに良かったと思います。

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最後に
今節、アディショナルタイムで同点に追いつくことが出来ましたが、こでぞー的には、追いついたのは偶然ではなくて、つくばのみんなの勝負に対する信念や執念が引き寄せてくれた「必然」だったと思っています。

と言うのも、3点目を奪われて試合時間が残り数分と言うところで、接触プレーにより担架が呼び込まれてプレーがしばらく中断する場面になった時に、

相手の選手は、暑さや疲労からか、その場でたたずんいる選手が殆どでしたが、

つくばのみんなは、コーチや近いポジション同士で話をしたり、再開後に直ぐにMAXで動けるようにストレッチをしていたりと、集中力を切らさない入念な調整と準備をしていました。

だからこその同点弾だった思います。

あとはきっかけ。

泥臭くとも良い流れに乗れば、このチームはここから更に強く、見ていて楽しくなるサッカーをしてくれると思うので、これからも変わらずに熱く応援していこうと思います。

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さて、次節ですが、1週のお休みを挟んで、次は7/3(日)13時にアウェイ北海道で長年の宿敵「ノルディーア北海道」との対戦が待っています。

当然、厳しい戦いが予想されますが、勝って一緒に今季3度目の万歳三唱をして来ようと思います!

と言う事で、アウェイの北海道での初勝利を強く願って、

がんばれ!つくばFCレディース!

以上、こでぞーでした。

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