2017年07月01日
関東サッカーリーグ第8節 VONDS市原戦レビュー
7/1(土)に行われたVONDS市原戦。勝てば首位奪還という今シーズン最も重要な試合。これは勝ちたい。
結果:つくばFC 1-3 VONDS市原 敗戦。
都合によりキックオフに間に合わず開始20分後にセキショウチャレンジスタジアムに到着。が、駐車場が満車で入れない。スタッフに誘導されて駐車場内路駐という形に。近い将来スタジアムのキャパが絶対に足りなくなるだろうから、つくば市は早急にJ基準のサッカー専用スタジアム建設に興味を持ってほしい。お願いだから興味を持ってほしい。僕からのお願いだよ!短冊にも書いておくからね!
で、車を降りるとつくばFCサポーターの声と太鼓の音が大きく鳴り響く。いい雰囲気だ。
スタジアムに入ってメンバーを確認すると、GK原田、DFは今井一輝、佐藤、深澤、たくちゃんでボランチに平賀と橋本、トップ下に下重。FWは誠也、池田、 渓太の3トップ。山崎と小黒は怪我で欠場。心臓と壁を欠いたつくばFCだが選手層は薄くないから大丈夫だろう。たぶん。
フォーメーションは4-3-3なんだけど下重、誠也、池田、渓太が流動的にポジションを入れ替えながら攻める形に見えた。流れでそうなったのか戦術的にそうしていたのかは不明。つくばFCのTwitterをチェックすると立ち上がりに池田の決定機やらなにやらあったみたい。惜しかったのか。
VONDS市原の目玉は当然レナチーニョ、と思ったらブラジル人がなんか2人いる。どっちがレナチーニョかと思って調べると34番がレナチーニョ。8番はマイケル・タビアンというらしい。で、VONDS市原のフォーメーションは3-4-3。先週の東京23戦でVONDS市原のスカウティングが来ていたらしいけど、スカウティングの結果なのかいつもそうなのかは不明。なかなか難しいフォーメーションを使ってくるじゃないか。
前半20分、レナチーニョはトップに入ったりサイドに流れたり一列下がったりと終始流動的に動き回る。トップに入れば素早い反転でDFを振り切ろうとし、サイドに張ればドリブルでペナルティーエリア内に切り込んでくる。たくちゃんも体を張ってサイドを死守するが気が付けば抜かれている感じに。レナチーニョはなんか魔法でも使っているんじゃないだろうか。こっち二人掛かりで挟んでいるんだぜ?
その後は攻撃に転じるつくばFC、下重がシュートを放つとボールはクロスバーを叩いてそのまま真下へ跳ねるもゴールラインを割れず。惜しい!下重のプレイは今まで意識的に観ていなかったんだけどテクニシャンなのね。平賀も前節より躍動していた。
攻撃を続けるつくばFC、前半35分にゴール前で佐藤が競り合いで頭を打ってファール判定。佐藤はなんとか立ち上がり絶好の位置でフリーキックをゲット。キッカーは誠也。誠也が右足で降り抜くと美しい放物線を描いてゴールネットが揺れて時間が止まった。直後に鳴り響く大歓声。待望の先制点ゲットだぜ!
その後一進一退しながら前半終了。つくばFCのリードで折り返す。
後半開始5分、最終ラインを崩されてあっさり失点。あー!とか思っていたらサクッと決められた。あっさりすぎるだろ。切り替えて仕切り直しだ。
後半8分、渓太のクロスに池田が飛び込むも僅かに届かず。惜しい!後半10分には池田の鮮やかなポストからたくちゃんに流れるもDFに防がれる。その後も誠也がシュートを放つもゴールはならず。点が入りそうで入らない。
その後は守備に追われるつくばFC、最終ラインを破られつつもVONDSのシュートは原田の正面で難なくキャッチ。直後にVONDSのヘッドがクロスバーの上を通過したり再度最終ラインを破られかけてのシュートは原田正面などヒヤヒヤする時間が続く。
後半15分、ボランチからサイドバックへのパスミスをVONDSにパスカットされる。不意を突かれたつくばFC、バイタルが空いてしまってそこにVONDSのフォワードが走り込みゴール右隅にコントロールシュートで逆転される。盛り上がるVONDSサポーター。大旗も大きく揺れる。あの大旗いいなぁ。俺たちも欲しい。
逆転に成功したVONDSは4-4-2にトランスフォームしてゲームの安定を狙い無理に攻めてこない。が、前線のレナチーニョは単騎で突撃できるプレイヤー。ペナルティエリア内でつくばFCディフェンスの手が軽く背中に触れると激しく倒れる。が、これはノーホイッスル。本場のマリーシアを目の前で観た気がした。
それにしてもVONDSのサイド15番が躍動していたな。調べたら前所属は水戸なのか。あれは効いていた。あとCBの5番はフィジカルモンスターすぎるだろ。調べたら前所属は相模原か。Jリーガーってやっぱり凄い。
後半20分、つくばFCの最終ライン右側めがけて出されたスルーパスに超スピードで走り込むVONDSのFW。ペナルティーエリア手前から豪快に降り抜くとつくばFCのゴールネットが揺らされる。敵ながらゴラッソだった。つくばFCは20分で3失点。誠也の鮮やかなフリーキックの残像が色褪せていく。
気を取り直して攻撃の意識を高めるつくばFC。ゴール前でフリーキックをゲットすると蹴るのは中里。直接狙ったボールはキーパーに弾かれる。その後も誠也がキレのあるCKを蹴り込むもキーパーに弾かれる。
守ってばかりいる訳でもないVONDS市原。チャンスがあれば前線までボールを運ぶ。ゴール前でレナチーニョがオシャレヒールで味方にボールを流すも感じてもらえず。あれ、連携うまくいっていたらスーパーゴールになるところだった。
後半28分、2点差をひっくり返すにはそろそろ時間が無くなってきたつくばFCは今井を上げて攻撃の姿勢を見せる。池田がゴール前で倒されるも笛はならず。その後渓太がシュートを放つもゴール左に僅かにそれていく。直後のCKではファーに待ち構える池田めがけてボールが飛んでいくも高さが合わず。さらに攻撃を強めるつくばFC、バイタルからナイスミドルを繰り出すもバーの上。惜しい!
後半43分、VONDSは時間を使い始める。ゲーム運びが上手いなぁ。その後ペナルティーエリア内で池田が引っ張られるも笛はならず審判はノーファールのジェスチャー。
アディショナルタイムには今井一のクロスを中心にパワープレイを仕掛けるも効果は出ずそのまま長い笛。1-3での敗戦で結果首位との勝ち点差は4に。
ここから優勝するには全勝をキープしつつVONDSの取りこぼしを期待するしかない形になってしまったつくばFC。自力優勝が少々厳しい状況になってしまったため次節の横浜猛蹴戦は絶対に勝たなくてはならない試合となった。とりあえず勝ち続けよう!
余談だけど、試合終了後つくばFCからVONDSにコールをするとそれに応えてくれるVONDSの選手たちがそこにいた。リスペクトしあえるって気分がいいね!
現場からは以上です。
結果:つくばFC 1-3 VONDS市原 敗戦。
都合によりキックオフに間に合わず開始20分後にセキショウチャレンジスタジアムに到着。が、駐車場が満車で入れない。スタッフに誘導されて駐車場内路駐という形に。近い将来スタジアムのキャパが絶対に足りなくなるだろうから、つくば市は早急にJ基準のサッカー専用スタジアム建設に興味を持ってほしい。お願いだから興味を持ってほしい。僕からのお願いだよ!短冊にも書いておくからね!
で、車を降りるとつくばFCサポーターの声と太鼓の音が大きく鳴り響く。いい雰囲気だ。
スタジアムに入ってメンバーを確認すると、GK原田、DFは今井一輝、佐藤、深澤、たくちゃんでボランチに平賀と橋本、トップ下に下重。FWは誠也、池田、 渓太の3トップ。山崎と小黒は怪我で欠場。心臓と壁を欠いたつくばFCだが選手層は薄くないから大丈夫だろう。たぶん。
フォーメーションは4-3-3なんだけど下重、誠也、池田、渓太が流動的にポジションを入れ替えながら攻める形に見えた。流れでそうなったのか戦術的にそうしていたのかは不明。つくばFCのTwitterをチェックすると立ち上がりに池田の決定機やらなにやらあったみたい。惜しかったのか。
VONDS市原の目玉は当然レナチーニョ、と思ったらブラジル人がなんか2人いる。どっちがレナチーニョかと思って調べると34番がレナチーニョ。8番はマイケル・タビアンというらしい。で、VONDS市原のフォーメーションは3-4-3。先週の東京23戦でVONDS市原のスカウティングが来ていたらしいけど、スカウティングの結果なのかいつもそうなのかは不明。なかなか難しいフォーメーションを使ってくるじゃないか。
前半20分、レナチーニョはトップに入ったりサイドに流れたり一列下がったりと終始流動的に動き回る。トップに入れば素早い反転でDFを振り切ろうとし、サイドに張ればドリブルでペナルティーエリア内に切り込んでくる。たくちゃんも体を張ってサイドを死守するが気が付けば抜かれている感じに。レナチーニョはなんか魔法でも使っているんじゃないだろうか。こっち二人掛かりで挟んでいるんだぜ?
その後は攻撃に転じるつくばFC、下重がシュートを放つとボールはクロスバーを叩いてそのまま真下へ跳ねるもゴールラインを割れず。惜しい!下重のプレイは今まで意識的に観ていなかったんだけどテクニシャンなのね。平賀も前節より躍動していた。
攻撃を続けるつくばFC、前半35分にゴール前で佐藤が競り合いで頭を打ってファール判定。佐藤はなんとか立ち上がり絶好の位置でフリーキックをゲット。キッカーは誠也。誠也が右足で降り抜くと美しい放物線を描いてゴールネットが揺れて時間が止まった。直後に鳴り響く大歓声。待望の先制点ゲットだぜ!
その後一進一退しながら前半終了。つくばFCのリードで折り返す。
後半開始5分、最終ラインを崩されてあっさり失点。あー!とか思っていたらサクッと決められた。あっさりすぎるだろ。切り替えて仕切り直しだ。
後半8分、渓太のクロスに池田が飛び込むも僅かに届かず。惜しい!後半10分には池田の鮮やかなポストからたくちゃんに流れるもDFに防がれる。その後も誠也がシュートを放つもゴールはならず。点が入りそうで入らない。
その後は守備に追われるつくばFC、最終ラインを破られつつもVONDSのシュートは原田の正面で難なくキャッチ。直後にVONDSのヘッドがクロスバーの上を通過したり再度最終ラインを破られかけてのシュートは原田正面などヒヤヒヤする時間が続く。
後半15分、ボランチからサイドバックへのパスミスをVONDSにパスカットされる。不意を突かれたつくばFC、バイタルが空いてしまってそこにVONDSのフォワードが走り込みゴール右隅にコントロールシュートで逆転される。盛り上がるVONDSサポーター。大旗も大きく揺れる。あの大旗いいなぁ。俺たちも欲しい。
逆転に成功したVONDSは4-4-2にトランスフォームしてゲームの安定を狙い無理に攻めてこない。が、前線のレナチーニョは単騎で突撃できるプレイヤー。ペナルティエリア内でつくばFCディフェンスの手が軽く背中に触れると激しく倒れる。が、これはノーホイッスル。本場のマリーシアを目の前で観た気がした。
それにしてもVONDSのサイド15番が躍動していたな。調べたら前所属は水戸なのか。あれは効いていた。あとCBの5番はフィジカルモンスターすぎるだろ。調べたら前所属は相模原か。Jリーガーってやっぱり凄い。
後半20分、つくばFCの最終ライン右側めがけて出されたスルーパスに超スピードで走り込むVONDSのFW。ペナルティーエリア手前から豪快に降り抜くとつくばFCのゴールネットが揺らされる。敵ながらゴラッソだった。つくばFCは20分で3失点。誠也の鮮やかなフリーキックの残像が色褪せていく。
気を取り直して攻撃の意識を高めるつくばFC。ゴール前でフリーキックをゲットすると蹴るのは中里。直接狙ったボールはキーパーに弾かれる。その後も誠也がキレのあるCKを蹴り込むもキーパーに弾かれる。
守ってばかりいる訳でもないVONDS市原。チャンスがあれば前線までボールを運ぶ。ゴール前でレナチーニョがオシャレヒールで味方にボールを流すも感じてもらえず。あれ、連携うまくいっていたらスーパーゴールになるところだった。
後半28分、2点差をひっくり返すにはそろそろ時間が無くなってきたつくばFCは今井を上げて攻撃の姿勢を見せる。池田がゴール前で倒されるも笛はならず。その後渓太がシュートを放つもゴール左に僅かにそれていく。直後のCKではファーに待ち構える池田めがけてボールが飛んでいくも高さが合わず。さらに攻撃を強めるつくばFC、バイタルからナイスミドルを繰り出すもバーの上。惜しい!
後半43分、VONDSは時間を使い始める。ゲーム運びが上手いなぁ。その後ペナルティーエリア内で池田が引っ張られるも笛はならず審判はノーファールのジェスチャー。
アディショナルタイムには今井一のクロスを中心にパワープレイを仕掛けるも効果は出ずそのまま長い笛。1-3での敗戦で結果首位との勝ち点差は4に。
ここから優勝するには全勝をキープしつつVONDSの取りこぼしを期待するしかない形になってしまったつくばFC。自力優勝が少々厳しい状況になってしまったため次節の横浜猛蹴戦は絶対に勝たなくてはならない試合となった。とりあえず勝ち続けよう!
余談だけど、試合終了後つくばFCからVONDSにコールをするとそれに応えてくれるVONDSの選手たちがそこにいた。リスペクトしあえるって気分がいいね!
現場からは以上です。
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