2017年06月11日
レディース第9節 VS新潟医療福祉大学レビュー
6/10(土)に行われたつくばFCレディース×新潟医療福祉大学戦。今まで一度も勝ったことのない相手にどう立ち向かうのか。
結果:つくばFCレディース 3-3 新潟医療福祉大学 引き分け。惜しい!
この日は筑波大学応援部のWINSさんが一緒に応援してくれるということで、バンドありチアありという華やかなバックスタンドでの試合。必然的にいつもより盛り上がるであろうこの試合で是非とも勝ち点3を奪って浮上のきっかけを掴みたいところである。
スターティングメンバーはGKマリリン、DFに三間、川原、衣奈、大木、MFが原島、さやか、水島、藤原でFWは舞子と牛玖というオーソドックスな4-4-2の布陣。メンバー表を見ると控えに16才の紺野真優が入っている。どんなプレイヤーなのか気になるところ。
相手も4-4-2の布陣でキックオフ。序盤少々押し込まれながらも一進一退の攻防を繰り返す。特に試合が動くこともないまま時間だけが過ぎていく。それにしても筑波大応援部の応援は迫力がある。良く見れなかったんだけどチアの踊りとかもカッコよかったんだろうな。やっぱりGo Westは応援に取り入れたいなぁ。
膠着状態が続いていた前半25分、舞子がボールを受けると反転してドリブル開始。あれよあれよとDFをかわし抜き去りキーパーとの1対1も落ち着いて対応してゲットゴール!沸き立つスタジアム。筑波大応援部バンドのファンファーレが鳴り響く!舞子チャントも鳴り響く!いける、今日は行けるぞと誰もが思ったことだろう。これ、DF何人抜いたんだろうか。走った距離もスピードもとにかく凄いドリブルだった。
先制して盛り上がるスタジアム、筑波大応援部のパフォーマンスも盛り上がっていた前半34分。ペナルティーエリア外45度のところからマリリンが飛び出しているのを見逃さずに新潟がふわりと浮かせた鮮やかなシュート。ボールは無情にもゴールに吸い込まれて失点。でも、まだまだ同点だぞという雰囲気でスタジアムを皆で盛り上げる。いや、本当に筑波大応援部のみなさま応援ありがとうございます。
その後の前半40分、今度も似たようなボールがつくばFCゴールに吸い込まれて失点。正直これはクロスがそのまま入るという不運なゴールだった。とりあえず割り切って行こう。
割り切っていたおかげか失点直後に舞子が前線のいい位置でボールを奪うと1点目と同様にスピード勝負に。舞子のドリブルにDF誰も追いつけない。いや、この人ボール持っているほうが速いんじゃないだろうか。などと考えていたら見事にゲットゴール。またしてもファンファーレが鳴り響き本日2回目の舞子チャント。
そんな展開で前半終了。中盤でのさやかの守備が光っていた。
後半開始時からは新潟に攻め込まれる展開に。防戦一方でハラハラさせられるがマリリンのビッグセーブ連発で難を逃れる。いや、本当にビッグセーブだった。何度もマリリンコールが鳴り響く。試合途中の強風にボールが押し戻されて助けられた部分もあったりと、攻められつつも流れはつくばFCだったはず。
後半15分、つくばFC最初の選手交代。牛玖に代わり入ってきたのは紺野真優16才。若さ爆発に期待。後半20分には負傷した川原に代わって白石が入り、その後も藤原に代わり渚が入る。内田監督の交代は基本的に同じポジションでの交代によるリフレッシュという意図だったと思われる。
その後は一進一退と言いたいところだが、たぶん攻め込まれていたように思う。相手のサイド攻撃を大木と三間の守備で防いでいたもののコーナーキックやらのセットプレイを多く与えてしまう展開に。
その後、今日何度も見ている形である舞子へのボールが入って今まで同様にドリブル突破を試みるも相手も対策してきて潰される。舞子がボールを持つと何かが起きるという期待感が凄くあった。存在感抜群。
などと思っていたら、またしても舞子にボールが入る。1点目2点目同様にスピードでぶっちぎるとボールがゴールネットに突き刺さってハットトリック達成!本日3度目の舞子チャント!スタジアムは大盛り上がり!舞子はピッチに倒れて選手みんなが舞子の上に覆いかぶさる。おめでとう舞子!この時誰もが勝利を確信した瞬間だった。本日スタジアムが一番沸いた瞬間である。こういう素晴らしい興奮をスタジアム全体で共有できるというのがサッカーの魅力なんだよね。とにかく素晴らしいとしか言葉が出ない。
試合終了直前には原島に代えて亀井投入。亀井チャントの歌いだしを失敗したために応援団とうまく連携できなかったというのは内緒だぞ。
そんな流れでアディショナルタイムは4分。いける、今日は勝てる!
必死に攻めてくる新潟と必死に守るつくばFC。が、新潟の攻撃を止めきれずにゴール前でフリーキックを与えてしまう。大丈夫、ここさえ乗り切れば勝利は確実だと誰もが願った直後、新潟の蹴ったボールはゴール前に落ちてこぼれ球がスローモーションのようにマリリンの体をすり抜ける。試合終了直前にまさかの失点。
とはいえ、アディショナルタイムはまだ残っている。つくばのゴールが観たい!とスタジアム全体で声を振り絞って応援するものの主審の笛が無情にも鳴り響く。結果、引き分けでの試合終了。
試合終了後、舞子ですら笑顔は見せず皆悔しさだけを滲み出していた。でも、これがサッカーというものなんだろう。勝つ喜びだけじゃない、勝てない苦しみまで含めてサッカーなのである。
次こそは勝つ喜びでサッカーの魅力を堪能したいと思った6月の夕暮れだった。
そして、筑波大応援部WINSの皆様、一緒に盛り上げて頂き本当にありがとうございました。スタジアムは今までにない最高の雰囲気でした。今後ともよろしくお願い致します。
結果:つくばFCレディース 3-3 新潟医療福祉大学 引き分け。惜しい!
この日は筑波大学応援部のWINSさんが一緒に応援してくれるということで、バンドありチアありという華やかなバックスタンドでの試合。必然的にいつもより盛り上がるであろうこの試合で是非とも勝ち点3を奪って浮上のきっかけを掴みたいところである。
スターティングメンバーはGKマリリン、DFに三間、川原、衣奈、大木、MFが原島、さやか、水島、藤原でFWは舞子と牛玖というオーソドックスな4-4-2の布陣。メンバー表を見ると控えに16才の紺野真優が入っている。どんなプレイヤーなのか気になるところ。
相手も4-4-2の布陣でキックオフ。序盤少々押し込まれながらも一進一退の攻防を繰り返す。特に試合が動くこともないまま時間だけが過ぎていく。それにしても筑波大応援部の応援は迫力がある。良く見れなかったんだけどチアの踊りとかもカッコよかったんだろうな。やっぱりGo Westは応援に取り入れたいなぁ。
膠着状態が続いていた前半25分、舞子がボールを受けると反転してドリブル開始。あれよあれよとDFをかわし抜き去りキーパーとの1対1も落ち着いて対応してゲットゴール!沸き立つスタジアム。筑波大応援部バンドのファンファーレが鳴り響く!舞子チャントも鳴り響く!いける、今日は行けるぞと誰もが思ったことだろう。これ、DF何人抜いたんだろうか。走った距離もスピードもとにかく凄いドリブルだった。
先制して盛り上がるスタジアム、筑波大応援部のパフォーマンスも盛り上がっていた前半34分。ペナルティーエリア外45度のところからマリリンが飛び出しているのを見逃さずに新潟がふわりと浮かせた鮮やかなシュート。ボールは無情にもゴールに吸い込まれて失点。でも、まだまだ同点だぞという雰囲気でスタジアムを皆で盛り上げる。いや、本当に筑波大応援部のみなさま応援ありがとうございます。
その後の前半40分、今度も似たようなボールがつくばFCゴールに吸い込まれて失点。正直これはクロスがそのまま入るという不運なゴールだった。とりあえず割り切って行こう。
割り切っていたおかげか失点直後に舞子が前線のいい位置でボールを奪うと1点目と同様にスピード勝負に。舞子のドリブルにDF誰も追いつけない。いや、この人ボール持っているほうが速いんじゃないだろうか。などと考えていたら見事にゲットゴール。またしてもファンファーレが鳴り響き本日2回目の舞子チャント。
そんな展開で前半終了。中盤でのさやかの守備が光っていた。
後半開始時からは新潟に攻め込まれる展開に。防戦一方でハラハラさせられるがマリリンのビッグセーブ連発で難を逃れる。いや、本当にビッグセーブだった。何度もマリリンコールが鳴り響く。試合途中の強風にボールが押し戻されて助けられた部分もあったりと、攻められつつも流れはつくばFCだったはず。
後半15分、つくばFC最初の選手交代。牛玖に代わり入ってきたのは紺野真優16才。若さ爆発に期待。後半20分には負傷した川原に代わって白石が入り、その後も藤原に代わり渚が入る。内田監督の交代は基本的に同じポジションでの交代によるリフレッシュという意図だったと思われる。
その後は一進一退と言いたいところだが、たぶん攻め込まれていたように思う。相手のサイド攻撃を大木と三間の守備で防いでいたもののコーナーキックやらのセットプレイを多く与えてしまう展開に。
その後、今日何度も見ている形である舞子へのボールが入って今まで同様にドリブル突破を試みるも相手も対策してきて潰される。舞子がボールを持つと何かが起きるという期待感が凄くあった。存在感抜群。
などと思っていたら、またしても舞子にボールが入る。1点目2点目同様にスピードでぶっちぎるとボールがゴールネットに突き刺さってハットトリック達成!本日3度目の舞子チャント!スタジアムは大盛り上がり!舞子はピッチに倒れて選手みんなが舞子の上に覆いかぶさる。おめでとう舞子!この時誰もが勝利を確信した瞬間だった。本日スタジアムが一番沸いた瞬間である。こういう素晴らしい興奮をスタジアム全体で共有できるというのがサッカーの魅力なんだよね。とにかく素晴らしいとしか言葉が出ない。
試合終了直前には原島に代えて亀井投入。亀井チャントの歌いだしを失敗したために応援団とうまく連携できなかったというのは内緒だぞ。
そんな流れでアディショナルタイムは4分。いける、今日は勝てる!
必死に攻めてくる新潟と必死に守るつくばFC。が、新潟の攻撃を止めきれずにゴール前でフリーキックを与えてしまう。大丈夫、ここさえ乗り切れば勝利は確実だと誰もが願った直後、新潟の蹴ったボールはゴール前に落ちてこぼれ球がスローモーションのようにマリリンの体をすり抜ける。試合終了直前にまさかの失点。
とはいえ、アディショナルタイムはまだ残っている。つくばのゴールが観たい!とスタジアム全体で声を振り絞って応援するものの主審の笛が無情にも鳴り響く。結果、引き分けでの試合終了。
試合終了後、舞子ですら笑顔は見せず皆悔しさだけを滲み出していた。でも、これがサッカーというものなんだろう。勝つ喜びだけじゃない、勝てない苦しみまで含めてサッカーなのである。
次こそは勝つ喜びでサッカーの魅力を堪能したいと思った6月の夕暮れだった。
そして、筑波大応援部WINSの皆様、一緒に盛り上げて頂き本当にありがとうございました。スタジアムは今までにない最高の雰囲気でした。今後ともよろしくお願い致します。
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