2017年07月23日
関東サッカーリーグ 後期第2節 エリースFC東京戦レビュー
7/23(日)に行われたエリースFC東京戦。昼間に開催されたつくばFCレディースが見事な勝利を飾っているだけに是非アベック勝利という形で週末を締めくくりたい一戦。
結果:つくばFC 1-0 エリースFC東京 勝利!
昼間の試合ではつくばFCレディースが最終節にして今季初勝利をあげるという嬉しい結果がありスタジアムの外も良い雰囲気である。試合のスタッフとして対応しているレディースの選手たちもいつもより明るい表情で話しかけてきてくれる。素直に嬉しい。
で、メンバー。
GK西尾、DFは今井一輝、佐藤、深澤、たくちゃんでボランチは橋本と塚本、サイドに中里と誠也でFWは池田と下重の2トップ。下重は気持ちトップ下っぽかったかな?キーパーは前節に続き西尾でサブには髙橋が入っている。選手横断幕を作った際に髙橋真登とするところを真澄としてしまったのは内緒だぞ。いや、本当にゴメンナサイ。
エリースのフォーメーションは4-1-4-1。なんだか前日にカシマスタジアム観たセビージャを思い出してしまう。
つくばFCのボールでキックオフ。
序盤、今日もターゲットの池田。が、今日はゴールキックが非常に少なかったのでターゲットとしての池田はそこまで出番なし。メインスタンドではエスコートキッズに対応してくれた子供たちが大声出しながら走り回っていて遊園地状態に。微笑ましい。
前半5分、早くもフリーキックのチャンス。中里が蹴ったボールは相手に当たりコーナーキックへ。このコーナーキックを中里が蹴ると再度弾かれてもう一度コーナーキックに。誠也がインスイングに蹴ったボールはキーパーに弾かれる。序盤から良い流れ。そして西尾は原田と同じくらいに叫んでいる。二人とも絶叫系のキーパーなのか。
その後の8分、最終ラインまで下がってボールを受けた中里がピンポイントで池田にロングフィードするもこれは合わず。エリースは4-1-4-1のラインを非常にコンパクトにまとめて引き気味に対応する。序盤はキーパーも大きく蹴りださずに後ろから繋ぐ対応をしている様子。つくばFCは最終ラインでボールを回すもエリースの固い守備に対してボールを中に入れることができない。
そんな流れを打開すべく中里が単騎で中央ををドリブルで突破しようとしたらアクシデント発生。突破しようとしたときにエリースのボランチと交錯して膝を負傷。担架に乗せられると大きくバツのジェスチャーでピッチの外へ運ばれる。とりあえずトップ下に入っていた下重が中里のいた右サイドに入って凌ぐ形になったが、その矢先に右サイドを突破されてシュートを打たれてしまう。ちなみに中里の交代要員は渓太。
前半17分、エリースのコーナーキックから波状攻撃を受けて大ピンチとなるが西尾とDF陣が体を張って何とか凌ぐ。いや、これは本当に危なかった。直後に池田に絶妙のスルーパスが通ったかと思ったらオフサイドの判定。惜しい!
前半24分、左サイドに出来た広大なスペースに走り込んだたくちゃんがフリーでボールを持つと後ろから走り込んできた誠也に渡して池田めがけてクロスを上げるもこれは合わず。なんだか守備のタスクが多いような気がする今日の誠也。
押し込まれながらも4-1-4-1が機能し始めるエリース。ボランチと2列目の選手がボールを保持する時間が徐々に増えてくる。気が付けばいつの間にか渓太がトップ下で下重が右サイドに入っている。ベンチの指示なのか選手の判断なのかは不明。
前半30分からはエリースの時間。つくばFCはFW陣も下がって守備に追われる展開に。そんな状況でも攻撃のチャンスを作るつくばFC。たくちゃんがドリブルでペナルティエリア内に侵入する場面もあったがこれは実らず。
前半39分、エリースの10番が勢いよく飛び出してつくばFCゴールを狙う。危ない!と思ったところに飛び出す西尾。両者正面衝突で大事故発生かと思われたが大事には至らず。これ、ちょっとタイミングがずれていたら1点もののプレイだった。ナイスファイト西尾!
その後はたくちゃんを上げて攻撃の圧力を高めるつくばFC。ゴール正面でフリーキックをゲットして誠也が蹴るもエリースのゴールキーパーがナイスセーブ。惜しい!前半終了間際には橋本の狂犬インターセプトからファールを貰ってフリーキックをゲットするがまたしても実らず前半終了。エリースは下位に低迷しているチームとは思えない戦いぶりである。
ハーフタイムを挟んで後半開始。
後半序盤から攻勢に出るつくばFC。渓太が今井一にスルーパスを出すも合わず、下重のクロスがフリーの池田に入るもヘッドは威力なくエリースキーパーにキャッチされる。後半は池田がエリース最終ラインの中に潜り込む形になっていて、ハーフタイムにエリースの固いディフェンスの裏に抜け出せという指示があったと想像できる。池田は揺さぶりを掛けてディフェンスラインの裏に抜けようとするしぐさを何度も見せる。
後半16分、渓太がペナルティエリア内に切れ味鋭くドリブルで切り込むもエリースディフェンス陣に潰されてしまう。惜しい!その後、今井一の上がりからコーナーキックをゲットして下重が渓太に合わせるもエリースディフェンスに弾かれる。直後にカウンターを受けてピンチとなるが、たくちゃんが体を張って攻撃の芽を潰し、そこからの切り替えで今井一が爆走ドリブルで一気に攻め上がるもゴールには結びつかず。一進一退を繰り返す中、エリースのコーナーキックでピンチを招くが西尾が精一杯体を伸ばしてボールを掻き出す。ここで塚本から平賀に交代。そのまま同じポジションに入る。
後半25分、池田の完璧な飛び出しだと思ったがシュートはエリースキーパーがビッグセーブ!でも狙い通りの展開に持ち込めているから同じことを繰り返せば必ずゴールをこじ開けられるはずだ。あとは決めるだけだぞ!
それにしても今井一は攻守に良く走ってくれた。過労死しないように気を付けて。
後半33分、下重のドリブルでペナルティエリアに侵入してそのままシュートするもゴールは割れず。コーナーキックをゲットして波状攻撃を仕掛けて最後は池田のバイシクルまで飛び出るがやっぱりゴールが割れない。エリースのディフェンス超固い。
後半35分、そろそろ時間が無くなってきたつくばFC。右45°の角度から今井一が強烈シュートを放つがエリースキーパーが片手一本で防ぐ。どこまでも固い。その後3連続でコーナーキックをゲットするがエリースディフェンスを破れない。まさに鉄壁ディフェンス。ならばと更に圧力を高めるつくばFC。ゴール前で波状攻撃を続けながら殴りまくって最後はゴール正面にポジションを取っていた橋本が蹴り込むとボールは激しくゴールネットを揺らしてゲットゴール!鉄の壁を叩き続けてブチ壊した瞬間である。沸き立つスタジアム。いいぞ橋本!茨城生まれのアントラーズ育ち、鹿島な奴らは大体友達!かどうかは知らないが、橋本はアントラーズjr→アントラーズjrユース→アントラーズユースという生粋のアントラーズっ子。つくばFCに来てくれてありがとう!
こうなると前に出るしかないエリース。それまで統制されていた4-1-4-1の壁も形を成さなくなってくる。そんなエリースの壁を下重、誠也、平賀で崩したり、コーナーキックをゲットしたりと流れは完全につくばFC。アディショナルタイム2分の表示が出たところで下重に代えて初出場の髙橋。2分で何を見せてくれるのか。
などと思っていたら試合終了のホイッスル。アベック勝利達成である。
ということでつくばFCにとっては良い1日でした。試合終了後、中里は痛々しいアイシングをしていたので今後が少々心配。
それにしてもエリースは本当に良いチームだった。試合中、何かのタイミングのずれとかちょっとしたきっかけがあったら今日の試合は全く違う結果になっていただろうと思わざるを得ない内容だった。今後エリースに当たるチームは最下位だからといって甘く見ていると痛い目に合うと思うぞ。
とりあえず気分よく眠れそうな日曜日でした。
結果:つくばFC 1-0 エリースFC東京 勝利!
昼間の試合ではつくばFCレディースが最終節にして今季初勝利をあげるという嬉しい結果がありスタジアムの外も良い雰囲気である。試合のスタッフとして対応しているレディースの選手たちもいつもより明るい表情で話しかけてきてくれる。素直に嬉しい。
で、メンバー。
GK西尾、DFは今井一輝、佐藤、深澤、たくちゃんでボランチは橋本と塚本、サイドに中里と誠也でFWは池田と下重の2トップ。下重は気持ちトップ下っぽかったかな?キーパーは前節に続き西尾でサブには髙橋が入っている。選手横断幕を作った際に髙橋真登とするところを真澄としてしまったのは内緒だぞ。いや、本当にゴメンナサイ。
エリースのフォーメーションは4-1-4-1。なんだか前日にカシマスタジアム観たセビージャを思い出してしまう。
つくばFCのボールでキックオフ。
序盤、今日もターゲットの池田。が、今日はゴールキックが非常に少なかったのでターゲットとしての池田はそこまで出番なし。メインスタンドではエスコートキッズに対応してくれた子供たちが大声出しながら走り回っていて遊園地状態に。微笑ましい。
前半5分、早くもフリーキックのチャンス。中里が蹴ったボールは相手に当たりコーナーキックへ。このコーナーキックを中里が蹴ると再度弾かれてもう一度コーナーキックに。誠也がインスイングに蹴ったボールはキーパーに弾かれる。序盤から良い流れ。そして西尾は原田と同じくらいに叫んでいる。二人とも絶叫系のキーパーなのか。
その後の8分、最終ラインまで下がってボールを受けた中里がピンポイントで池田にロングフィードするもこれは合わず。エリースは4-1-4-1のラインを非常にコンパクトにまとめて引き気味に対応する。序盤はキーパーも大きく蹴りださずに後ろから繋ぐ対応をしている様子。つくばFCは最終ラインでボールを回すもエリースの固い守備に対してボールを中に入れることができない。
そんな流れを打開すべく中里が単騎で中央ををドリブルで突破しようとしたらアクシデント発生。突破しようとしたときにエリースのボランチと交錯して膝を負傷。担架に乗せられると大きくバツのジェスチャーでピッチの外へ運ばれる。とりあえずトップ下に入っていた下重が中里のいた右サイドに入って凌ぐ形になったが、その矢先に右サイドを突破されてシュートを打たれてしまう。ちなみに中里の交代要員は渓太。
前半17分、エリースのコーナーキックから波状攻撃を受けて大ピンチとなるが西尾とDF陣が体を張って何とか凌ぐ。いや、これは本当に危なかった。直後に池田に絶妙のスルーパスが通ったかと思ったらオフサイドの判定。惜しい!
前半24分、左サイドに出来た広大なスペースに走り込んだたくちゃんがフリーでボールを持つと後ろから走り込んできた誠也に渡して池田めがけてクロスを上げるもこれは合わず。なんだか守備のタスクが多いような気がする今日の誠也。
押し込まれながらも4-1-4-1が機能し始めるエリース。ボランチと2列目の選手がボールを保持する時間が徐々に増えてくる。気が付けばいつの間にか渓太がトップ下で下重が右サイドに入っている。ベンチの指示なのか選手の判断なのかは不明。
前半30分からはエリースの時間。つくばFCはFW陣も下がって守備に追われる展開に。そんな状況でも攻撃のチャンスを作るつくばFC。たくちゃんがドリブルでペナルティエリア内に侵入する場面もあったがこれは実らず。
前半39分、エリースの10番が勢いよく飛び出してつくばFCゴールを狙う。危ない!と思ったところに飛び出す西尾。両者正面衝突で大事故発生かと思われたが大事には至らず。これ、ちょっとタイミングがずれていたら1点もののプレイだった。ナイスファイト西尾!
その後はたくちゃんを上げて攻撃の圧力を高めるつくばFC。ゴール正面でフリーキックをゲットして誠也が蹴るもエリースのゴールキーパーがナイスセーブ。惜しい!前半終了間際には橋本の狂犬インターセプトからファールを貰ってフリーキックをゲットするがまたしても実らず前半終了。エリースは下位に低迷しているチームとは思えない戦いぶりである。
ハーフタイムを挟んで後半開始。
後半序盤から攻勢に出るつくばFC。渓太が今井一にスルーパスを出すも合わず、下重のクロスがフリーの池田に入るもヘッドは威力なくエリースキーパーにキャッチされる。後半は池田がエリース最終ラインの中に潜り込む形になっていて、ハーフタイムにエリースの固いディフェンスの裏に抜け出せという指示があったと想像できる。池田は揺さぶりを掛けてディフェンスラインの裏に抜けようとするしぐさを何度も見せる。
後半16分、渓太がペナルティエリア内に切れ味鋭くドリブルで切り込むもエリースディフェンス陣に潰されてしまう。惜しい!その後、今井一の上がりからコーナーキックをゲットして下重が渓太に合わせるもエリースディフェンスに弾かれる。直後にカウンターを受けてピンチとなるが、たくちゃんが体を張って攻撃の芽を潰し、そこからの切り替えで今井一が爆走ドリブルで一気に攻め上がるもゴールには結びつかず。一進一退を繰り返す中、エリースのコーナーキックでピンチを招くが西尾が精一杯体を伸ばしてボールを掻き出す。ここで塚本から平賀に交代。そのまま同じポジションに入る。
後半25分、池田の完璧な飛び出しだと思ったがシュートはエリースキーパーがビッグセーブ!でも狙い通りの展開に持ち込めているから同じことを繰り返せば必ずゴールをこじ開けられるはずだ。あとは決めるだけだぞ!
それにしても今井一は攻守に良く走ってくれた。過労死しないように気を付けて。
後半33分、下重のドリブルでペナルティエリアに侵入してそのままシュートするもゴールは割れず。コーナーキックをゲットして波状攻撃を仕掛けて最後は池田のバイシクルまで飛び出るがやっぱりゴールが割れない。エリースのディフェンス超固い。
後半35分、そろそろ時間が無くなってきたつくばFC。右45°の角度から今井一が強烈シュートを放つがエリースキーパーが片手一本で防ぐ。どこまでも固い。その後3連続でコーナーキックをゲットするがエリースディフェンスを破れない。まさに鉄壁ディフェンス。ならばと更に圧力を高めるつくばFC。ゴール前で波状攻撃を続けながら殴りまくって最後はゴール正面にポジションを取っていた橋本が蹴り込むとボールは激しくゴールネットを揺らしてゲットゴール!鉄の壁を叩き続けてブチ壊した瞬間である。沸き立つスタジアム。いいぞ橋本!茨城生まれのアントラーズ育ち、鹿島な奴らは大体友達!かどうかは知らないが、橋本はアントラーズjr→アントラーズjrユース→アントラーズユースという生粋のアントラーズっ子。つくばFCに来てくれてありがとう!
こうなると前に出るしかないエリース。それまで統制されていた4-1-4-1の壁も形を成さなくなってくる。そんなエリースの壁を下重、誠也、平賀で崩したり、コーナーキックをゲットしたりと流れは完全につくばFC。アディショナルタイム2分の表示が出たところで下重に代えて初出場の髙橋。2分で何を見せてくれるのか。
などと思っていたら試合終了のホイッスル。アベック勝利達成である。
ということでつくばFCにとっては良い1日でした。試合終了後、中里は痛々しいアイシングをしていたので今後が少々心配。
それにしてもエリースは本当に良いチームだった。試合中、何かのタイミングのずれとかちょっとしたきっかけがあったら今日の試合は全く違う結果になっていただろうと思わざるを得ない内容だった。今後エリースに当たるチームは最下位だからといって甘く見ていると痛い目に合うと思うぞ。
とりあえず気分よく眠れそうな日曜日でした。
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