2019年05月28日
強くなればいいのさ!(レディース第7節)
水と塩飴でなんとか乗り切ったよ。。。
どうも、こでぞーです。
今節は2週ぶりにホームチャレスタに帰ってきました。
2019.05.26
プレナスチャレンジリーグEAST
第7節 つくばFCレディース vs 常盤木学園高校
in セキショウ・チャレンジスタジアム
チャレスタに到着すると天気予報通りの暑さで、じっとしているだけでも汗が吹き出てくる感じ。
しかも、時間を追うごとに日差しが肌に突き刺さるような感じになってきて、本能的に危険を感じる暑さ。
そんな中、今節の相手は1カ月前の雨の中、2-0で勝った常盤木学園高校。
相手はここまで開幕から6連敗のようだけど、決してあなどれない相手。
なにより今日の気候を考えると、どうみても消耗戦になりそうな予感。
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今日は何だか、ぼーっと見える気がする、筑波山と共に試合開始!
開始3分
エンジンがかかる前にいきなりやられた。
つくばはボールを奪うため果敢にプレスをしかけるものの、つくばの右サイドを突破され、
そのまま駆け上がられ逆サイドにクロスが上がり、きれいに合わされて失点。
前節の福島戦のコピーを見ているかのような、右サイドからの失点。
ここのとこ前後半のそれぞれ開始6~7分以内にきわどいシュートを打たれたり、失点を喫しているのが多い感じがする。
その後、積極的に相手を崩しにかかるつくばだけど、相手のプレスが強くて次第にポジションが下がってくる展開。
前半37分
粘ってはいたけど。
つくばの左サイドからミドルシュートを打たれ、GK #1 中橋がジャンプして懸命に右手を真上に伸ばすも追失点。
このシュート、丁度真後ろの位置で見てたのだけど、軌道が鮮やか過ぎて、さすがの #1 中橋もどうにもならなかった感じ。
この失点によってより劣勢に立たされたつくばだけど、選手の目は輝きを失ってなかったのでやってくれそうな予感。
すると
前半41分
苦しいときの”あれ”がさく裂!
#28 小島が前線に送ったパスに、FWにポジションチェンジしていた #10豊嶋が素早く反応して、
いつものように快足を飛ばして相手DFを振り切り、GKと1対1になって冷静に流し込んでゴールゲット!!
#10 豊嶋の
「分かっていても追いつけない」
の”舞子プラズマ”がさく裂しての見事なゴール!
これでがぜん盛り上がるつくばサイド。
その後も#10豊嶋が何度も決定的な場面が作るが、全てオフサイド判定になり、前半は1-2で終了。
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ハーフタイムになると気温がピークに達し、気がつくと全身汗でビッショリ。
もう今すぐにでも、服のままでいいからプールにダイブしたい感じ。
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容赦ない日差しの中、後半がスタート!
前半ずっと走り続けてきた常盤木なので、後半は足が止まると思いきや、
実際は一向に衰える気配すらない。(高校生の体力、恐るべし)
後半14分
つくばの足が止まり出した時に追失点
今度は左サイドで1点目のを鏡で見てるかのような失点を喫したつくば。
これで再び2点差。
点差と暑さがつくばにとってボディブローのように効いてしまいそうな感じ。
判断力も反射力も鈍りがちでも果敢に攻めるつくばだっけど、シュートまでには至らず、
最後は完全に消耗戦となり、そのまま1-3でタイムアップ。
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今節は高校生の無尽蔵な体力に走り負けた感じがあったけど、
ここのところ開幕から数戦のような小気味いいパスが、つながらなくなってきてるのが気になるところ。
今回、勝ち点を積み上げられなかったつくばは、引き分けた新潟と入れ替わる形で5位に。
順位的にはズルズル落ちている感はあるけれど、
試合後の #10大木キャプテン からのサポーター挨拶では
「去年までのようなつくばになりません!」
と言う力強い言葉があったので是非とも勝ち点3を持ち帰ってきて欲しい!
と言う事で、次節は月が変わった6/2(日)11:00 からノルディーア北海道とアウェイで対戦
大木キャプテンのリーグ100試合出場となる試合なので、是非とも勝利を飾って欲しい!
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さて、今節のMIPは、
豊嶋 舞子 と 原島 未季
の2人です。
今回の舞子は途中から1トップにポジションチェンジしたため、裏を取る動きでホントに良く走っていた。
記憶するだけで10本はダッシュをしてたと思う。
劣勢な時ほど何とかしてくれる舞子。
次節も”プラズマゴール”で勝ち点3を持ち帰ってきて欲しい!
そして未季
ここのとこの未季はホントに動きが軽快。
以前は相手に囲まれると後ろ向いてのプレーが多かったけれど、最近の未季は前を向いて相手をかわしていくプレーが多くて調子の良さが伺える。
未季には必殺ミドルシュートがあるから炸裂して欲しい!
次節は苦手の天然芝で縦への攻撃が主体の難敵ノルディーアだけど、この2人からもゴールが生まれることを期待してます!
以上、こでぞーでした。
2019年05月21日
まだまだこれから!(レディース第6節)
情熱が伝わってくるから応援したくなる
どうも、こでぞーです。
今回は第2節(4/21)以来の富士山の麓、静岡県裾野市で試合です。
2019.05.19
プレナスチャレンジリーグ EAST
第6節 JFAアカデミー福島 vs つくばFCレディース
in 時之栖裾野グラウンドC
今回こそ「富士山を!」と期待して到着すると、南側は気持ち良い青空と白い雲なのに、
反対の富士山側は厚い雲に覆われて、もはやどの辺りに存在しているのかも分からずじまい
(残念…)
さて、第1クールが終わったチャレンジリーグEAST。
1位十文字と2位福島との勝ち点差は3、
同じ勝ち点同士の3位北海道、4位つくばと福島との勝ち点差も同じく3。
そして5位新潟との差も3。
今節の結果次第ではつくばが再度2位に浮上する可能性もあるけど、逆に新潟に並ばれる可能性もあり、まだまだ混戦模様のEAST。
上を捉える位置に居続けるためには、ここでは是が非でも勝ち点3が欲しいところ。
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今回もやっぱり聞こえた
陸上自衛隊 東富士演習場の砲弾の音と共に試合開始。
開始6分
いきなりのピンチ
ペナルティエリア中央でフリーな相手にボールが渡り、強烈なシュート。
しかし、#26 小田切 が絶妙なタイミングで横からシュートブロックに入り失点を防ぐ。
試合はJFA福島が裏を狙ってくるのに対して、 つくばはパスをつないで#11内田 や #19堀江のシュートを放つなど一進一退な展開。
お互い決め手に欠いて前半はスコアレスで終了。
どことなく攻撃にチグハグ感があるのが気になる感じ。
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ハーフタイム中
DF #3 遠藤が準備しているので、誰と交代するのか注目していると
ナント
FW#19 堀江と交代!
練習試合で試していたアンカーに入るのかと思いきやまさかのFW起用
結構なサプライズだったけど、前線でのターゲットになってリズムを変えるには良い刺激になるかもと言う感じ。
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後半開始
立ち上がりも一進一退の攻防。
後半7分
粘ってはいたけど失点
つくばの右サイドでの揉みあいから相手が抜け出し、そのまま駆け上がって中央にいる味方にクロスが上がりヘディングシュート。
今日は右サイドを突破されてる印象だけど粘り強く守っていただけに残念な失点。
後半21分
立て続けに失点
攻めの良いリズムが掴めぬまま、またしても右サイドを攻められての追失点
相手の強さをモロに受けた感じ。
その後は反撃すべく#10 豊嶋が何度も突破を図るものの封じ込まれる状況。
後半25分
前回の福島戦で負傷し今節から復帰した #14亀井 を投入。
すると攻撃のいいリズムをつかみ始め、最前線にボールを運べるようになり、CKも取れるようになったたものの、得点までには至らず、そのまま0-2でタイムアップ。
チャンスが無かったわけではないけれど、リズムが悪くて点が入る気がしなかった。
今節はそんな印象。
これで開幕から続いていた無敗が途切れてしまい、1勝4分1敗で勝ち点は7のまま。
5位の新潟が勝利したため勝ち点で並ばれたものの、得失点差で4位をキープ。
次節は5/26(日)13:00からホームチャレスタで前回勝利した常盤木学園高校と2回目の対戦。
相手はここまで6連敗と絶不調だけど、高校サッカー界の名門なだけに決して侮れない相手。
次節は上位にくらいつくためにも何としても勝ち点3をゲットしたいところ。
試合後に選手全員で挨拶しに来てくれた時の表情に悔しさがにじみ出ていたので、きっと次はやってくれるはず。
頑張れ!
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さて今回のMIPは、
#6 川原 布紗子
です。
ここ2試合ベンチ入りするものの今節も出番がなかった布紗子。
サッカーへの情熱が溢れ出ているかのように、試合後メンバーのほとんどがいなくなっても、ずっと1人でボールを蹴り続けてた。
この姿を見て思い出したのが、2017年の入れ替え戦直前の夜の練習試合でのこと。
あの時は練習試合の傍らで寒い中ひたすらゴール裏を走ってた。
6月に膝を大怪我してようやく復帰した頃だった思うのだけど、
テーピングで膝をぐるぐる巻きの状態で走り続けてる姿を見て
怪我するまでずっと先発出場してただけに、相当悔しいんだろうなぁってのが凄く伝わってきてた。
今回もあの時の感じとよく似てる。
なかなか出場の機会が回ってこないけど、自分の確固たるサッカーへの想いを持ち続けていれば、
必ずチャンスは廻ってくるから、その時に布紗子には爆発して欲しいなと思います。
こういう選手がいるチームだからサポーターも全力で応援したくなるんだよね。
布紗子、情熱を持ち続けてがんばれ!
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<アウェイグルメ>
今回は第2節の時にも行った、時之栖裾野グラウンドからほど近い、人気そば店「蕎仙坊(きょうざんぼう)」に行ってきました。
前回の教訓として、今回は11時30分の開店直前に到着したものの、既に駐車場(20台くらい)は満杯、お店は満員状態。
30分ぐらい待ってようやく注文したのが、太麺、細麺、お茶が練り込まれた三色そば。
太麺はとってもこしがあり、細麺はそばの風味満載で、お茶の麺はそのままお茶の香りが程よくする感じ。
当然だしも美味しくてあっという間に完食。
そして今回は試合終了後に甘いものを食べに御殿場インターからすぐ近くにある
「とらや工房」にも行ってきました。
ここは元々、岸信介元首相の別荘地だったのを公開する形で、とらやはそこの中にあるお店。
竹林があり、小川が流れ、森の香りがするところで、ゆったりと過ごせる感じ。
注文したのは、煎茶とぜんざい。
お茶は風味がとても良くて何杯も飲める感じ。
ぜんざいは程よい甘さで小豆の味が堪能できる上品な味わいでした。
以上、次節は久々に太鼓担当になる、こでぞーでした。
2019年05月14日
ワンチャンゲット!(レディース第5節)
花言葉は「無垢で深い愛」
どうも、こでぞーです。
今節はホームチャレスタに帰ってきました!
2019.05.11
プレナスチャレンジリーグEAST
第5節 つくばFCレディース vs FC十文字VENTUS
in セキショウ・チャレンジスタジアム
今節の相手のFC十文字VENTUSは、なでしこリーグなどから多数補強をして、今シーズンここまで4戦4勝。
無敵の首位。
しかも、得点10、失点0でつくば以外の相手を完全撃破の模様。
こんな強敵と戦ったら普通は手も足も出せないとこだけど、
ところがどっこい
つくばはナゼかこの十文字には相性が良い。
初対戦の2017シーズンは、0-3、1-1、0-2 だったけれど、昨シーズンは、3-1、1-2、3-0と、勝った時は2点差以上で勝利。
昨シーズンつくばの3勝の内、2勝が十文字であることを考えると、ここまで無敗同士ということも相まって、ガチな試合が予想されるので、がぜん応援にも力が入ってくる。
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今日はクッキリと見える筑波山と共に試合開始!
開始早々
十文字から挨拶代りのキツイ一発。
つくばの右サイドの角度のないところからシュート。
右側のゴールポストを直撃したものの失点は免れる。
試合は十文字の攻撃時間が長く、時よりつくばが反撃をしかける展開。
勝つ気マンマンの上から目線のような攻撃をしかける十文字は、テンポよくボールをつなぎ、これでもかこれでもかと、つくばのゴール前に詰め寄ってくる。
が、
最後の場面で今シーズンから加入した #26小田切と #28小島 のCBコンビが立ち塞がる。
この2人、それぞれ身長が165cmと166cmとチームで2位,3位の高身長だけど、高さだけでなく1対1にも強い。
当たられても倒れないって言うか動じないし、足元もしっかり対応できているので見ていて頼もしい。
つくばのシュート数は 0 ながら、チーム全員で粘り強く守って、スコアレスで前半終了。
後半がスタート。
巻き返しを図りたいところだが、十文字からのプレッシャーがかなり強くて、なかなか自分たちの形に持ち込めない。
後半33分
粘っていた守りもついに。
十文字のDFラインからの縦パス1本で裏を取られてしまい、どフリーな相手にボールが渡りあえなく失点。
粘りに粘ってはいたけどついに失点という感じ。
ゴール後スタート位置に戻ってくる十文字の選手を見ると 「これで勝ったな」 的な表情。
その表情を見ていたら、ふと思いだしたのが以下の言葉。
「世界のサッカーを見ても、1位と最下位のチームがやったら、1回は絶対にチャンスがある。 あとは、いかにそれを決められるか」
by三浦和良
ここまでシュート数0のつくばだけど、キングカズの言葉を信じるならば1回はチャンスがあるはず。
するとその5分後
後半38分
ここしかない!
っていうチャンス到来!
#11内田から右サイドにいた#10豊嶋にボールが渡りダイレクトでセンタリング。
ペナルティエリア内で競っていた#8衣奈から溢れたボールが同じくペナルティエリアに詰めていた#7原島に渡り、迷いなくシュートして見事ゴールゲット!!!
今シーズンここまで無失点の十文字から初めてゴールを奪えたのは何とも気分がいい♪
しかも、点を獲ったのが元気印の#7原島だと余計に盛り上がる!
これで#7原島は2戦連発!ノッテきた原島には次回も大きく期待!
このゴールの後は十文字のパワープレーかのような猛攻が最後まで続いたが、つくばは全員で粘り強く守り、そのままなんとか 1-1 でタイムアップ。
結局終わってみると、CKがゼロで、シュートはこの1本。
まさにキングカズの言葉どおり、ワンチャンをモノにしたつくば。
90分間常にハラハラした試合展開で、あっという間に終わった感があるけど、負けなし同士で戦って、まだ負けてないつくばは、これで開幕から5戦連続勝ち点を獲得して勝ち点7に。
しかし、順位はまた1つ落として4位。
残留が目標ならこれでもいいのかもしれないけど、上位を目指すならやはり勝たねば。
試合終了後の挨拶で我らがキャプテン#2大木から
「負けないつくばじゃなくて、勝てるつくばになります!」
と言う力強い言葉があったのでぜひぜひ頑張って欲しい!
と言う事で、次節は5/19(日)14:00からJFA福島と静岡県時之栖で2回目の対戦
勝利にはやはり先制点が必要なので、攻撃陣の奮起に期待します!
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さてさて今回のMIPは、
#7原島 未季
に決定!
去年は1ゴールもあげられなかったシーズンだったけど、今年は5戦で2ゴールと絶好調。
前節といい今節といい、ここって時にゴール前にいる未季。
今回のゴール後の
「どうだ!見たか!!!」
的な "どや顔" を見ると、こっちもテンションがMAXになってくる♪
今シーズンは身のこなしが軽く見えるので、これからもゴールを量産してくれることを期待してます!
未季、3戦連発で決めてくれよ!
<おまけ>
今節はホームのイベントとして
「カーネーションプレゼント~母の日を一緒に」
と
「試合後ハイタッチ時のカーネーションプレゼント~いつも応援ありがとう!」
が開催されました。
入場時に1本と選手3人から1本ずつもらい、一緒に貰った家族の分も含めて計5本のカーネーションをもらいました。
(#3れい良と#6布紗子と#8知鶴ありがとう!)
もらったカーネーションは翌日の母の日に追加のプレゼントとして活用させていただきました。
つくばFCのスタッフ及び選手の皆さま
素敵な企画をありがとうございました!
以上、次節こそは富士山がクッキリ見れることを願う、こでぞーでした。
2019年05月09日
2019 関東サッカーリーグ1部 第4節 つくばFC×栃木シティFC
前節VONDS市原にコテンパンにやられたものの、それ以外は勝ち進んでいるつくばFCは強豪の栃木シティをセキショウチャレンジスタジアムに迎えての対戦。栃木シティの戦力マジでエグい。
スタメンは最近あまり変わらない感じの4-2-3-1で、栃木はフラットの4-4-2のように見える。サイドバックは上がり気味。
ボコボコに殴られるのを覚悟していたが開始早々にヒデがシュートを放って気持ちアゲる。栃木の基本戦術はボールを回してつくばFCの守備を縦に揺さぶってセンターバックがロングフィードで守備の裏にボールを落としてチャンスメイクという形なのだが、栃木のセンターバック30番のロングフィードが一級品すぎて驚愕。誰だよコイツ!と思ったら長らくJ1で活躍していた松下裕樹とのこと。本職はボランチのはずなんだが今日はセンターバックで試合を掌握する。マジ松下のキックは地域リーグのレベルじゃないって!
ピッチの選手たちが慌てふためいていたかどうかは知らないがホリケンがエリア手前で思わずファウル。あわやPKかと思ったけどセーフ。フリーキックを蹴るのはやっぱり松下で栃木のセンターバックに合わせてクロスバー直撃!栃木のセンターバックがデカすぎる!
基本的に押し込まれっぱなしのつくばFCはゴール前に飛び込まれたりエアバトルを強制させられたりとフィジカルでゴリゴリ押されてゴリゴリ体力を削られる。栃木はデカイ、カタイ、ロングキックの精度が高いといった感じでストロングポイントを前面に出してきて執拗に渓太の裏を狙い続ける。渓太死なないで!
このままでは渓太が過労死してしまうと思っていたら、みざきが高い位置でボールをハントして渓太へフィードする。下重がオシャレパスでゴールを演出するかと思ったけど不発に終わる。栃木松下のオシャレロングフィードに対抗してオシャレショートパスを見せたかったのかもしれない。などと思っていたら栃木フォワードがつくばFCの最終ラインを振り払って強烈シュートでギョェェェ!となるがサイドネットの網に掛かる。危ない!その後も栃木松下のロングフィードで抜け出されたかと思ったけどオフサイドの判定だったりとギリギリのところで耐えるつくばFC。
フィジカル絶対負けないメンの栃木フォワードだが竹中と正三郎が体力を削られながらもガチの勝負を挑んで跳ね返す。ヒデも気合いで跳ね返す。前半終了間際には栃木のキーパーが飛び出たところを見逃さずに竹中がロングシュートを放つがゲットゴールならず。おしい!と思った直後にペナルティエリアに切り込まれて大ピンチも小笠原がビッグセーブで切り抜ける。神!
後半に入っても栃木松下が渓太の裏に美しい放物線を描くが全て渓太がブロックする。渓太死なないで。一方、フィジカルバトルを申し込まれた竹中にイエローカードが出されて、ぐぬぬな展開になるがホリケン&下重を絡めて菅谷へサイドチェンジというスタイリッシュな展開を見せつけ「サッカーとはこのように知的にやるのだよフィジカルモンスターの諸君!」と言ったかどうかは知らないが得点の匂いのする非常にナイスプレイが飛び出した。そのころ正三郎はカウンター絶対やらせないマンに変身していた。
なんとなく流れを掴んだつくばFCは菅谷のドリブルからみざきがナイストラップでシュートを放つがゴールならず。おしい!
後半からはハイプレスでハメ殺すメンとなっていたつくばFC。これがうまく嵌って高い位置でボールを奪えるものの栃木のプレスバックが速すぎて回収されるというもどかしい展開に。このころから栃木の前線が疲れてきたのかタイミングが合ってきたのか、竹中と正三郎のエアバトル勝率が高くなってくる。それにしても栃木松下は守備も屈強で超つえぇ…
その後、前がかりになっていたつくばFCの守備の穴を突かれて抜け出されてしまうが、正三郎がディレイディフェンスからのピンポイントタックルでピンチを凌ぐ。これはつくば市内全てのサッカープレイヤーがお手本にしなくてはいけないスーパープレイだったわけだが、あいにく映像がないので解説できない。ディレイによる外への追い出し方、切り返しを警戒しての体の面の作り方、ボールが離れた瞬間に体をねじ込むタイミングの取り方、全ての一連の流れが完璧すぎてSO COOL!! このプレイ映像を切り取って教材にしたい。
勢いに乗るつくばFCはみざきがゴール前でイエロー提示となるナイスファウルをゲットしたりと試合を優位に進める時間が続く。菅谷OUTで冷岡IN。本日の入場者数が1091人!過去最高!
攻め込まれながらもディフェンス陣が頑張って最終ラインを割らせない。さながら筑波山のようだ。点が取れずに焦ってきた栃木は前掛かりにして猛攻を仕掛けるもゴール前のピンチを全員で凌ぐつくばFC。栃木も疲れてきてフィジカルを活かせなくなってきているので塩試合に持ち込めば引き分けで上出来じゃね?と思ったらボランチ宮谷に変えてタイガーショット持ちのフォワード山下宇一(タカイチ)が入る。勝つ気なのかよ!
ゴール前に人を集めて攻め続けるつくばFC。タカイチの1トップで下重がボランチに入ってヒデが右のサイドハーフでみざきがトップ下かな?よくわかんないけど取り敢えず攻めようぜ!っていう気持ちは理解した。と思ったら逆に攻め込まれたんだけどメチャクチャ耐えた。よく頑張った!感動した!
アディショナルタイムは4分、コーナーキックの雨を浴びながらも冷岡がシュートを放ち、竹中と正三郎がエアバトルで勝利する。みんなオラにチカラを分けてくれ!と言ったかどうかは知らないが下重からみざきにパスを出すとみざきがオシャレトラップでゴール斜め前の射程距離からシュートを放ってゴールに吸い込まれる!と思ったら僅かに枠の外。おしぃぃぃぃぃ!時間が止まったぞ!あれ、本当はサイドネットを突き破っていただけなんじゃないかと思う。
残り時間、竹中と正三郎が栃木のロングフィードを全部跳ね返す安定のエアバトルを披露して長い笛。
両者無得点の引き分けで試合終了だった訳だが、無得点でも面白い試合が観れてエンターテイメントとしてはナイスゲームでした。観客動員もたぶん過去最高だっただろうし、これからも熱い試合を期待できる楽しいゴールデンウィークでした!
2019年05月08日
「神さま、仏さま、まりな様」 (レディース第4節)
朝起きて 3時間後に 北海道
どうも、こでぞーです。
今回はGW中の夜型生活から一転、朝5時起きで雨交じりの羽田から北海道へ向けて出発!
2019.05.06
プレナスチャレンジリーグEAST
第4節 ノルディーア北海道 vs つくばFCレディース
In 厚別公園陸上競技場(札幌市)
ここはJ1の試合も開催される試合会場。
いつもと比べてスケール感があるので、応援する側も自然と気持ちが高ぶってきます。
北海道でのノルディーア戦の通算成績は、苦手な天然芝の割に3分4敗とこれまでのつくばとしては勝ち点が取れている傾向。
でも負けるときは3点差、4点差でやられてる時もあったので、今回は前節の勝利の流れをそのままに、キッチリ守ってチャンスをモノにして欲しい!
スターティングメンバーに注目すると、前節途中出場ながらもリーグ初出場を果たした#19堀江をすぐさま先発起用(小山監督の期待の高さを感じる)
試合前のウォーミングアップではリラックスしている様子なので期待度アップ!
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北海道ではまだ咲いていた桜と共に試合開始!
前半4分
身体が温まらないうちにいきなりやられた。
右サイドで一瞬DF陣の反応が遅れて裏を取られ、すぐさまカバーリングしたものの最後はもつれながら、つま先でチョンと蹴ったボールがゆっくりとゴールマウスに吸い込まれ、あえなく失点。
いきなりの失点に目の前で起きたことが一瞬理解できない状態。
前半7分
自分たちのペースを作れぬまま、DFの裏を取られ、完璧に崩されて、GKも全く動けぬまま立て続けに失点。
たった7分での2失点に過去のマイナスな記憶が一瞬頭をよぎったが、選手は誰ひとり下を向いたり、不満そうな顔をしていなかったので、まだまだ取り返せる。そんな感じ。
その後しばらくは、天然芝に悩まされ有利に試合を運ぶことが出来ずにいたが
前半27分
反撃の狼煙が上がる!
ペナルティエリア手前右サイド付近で #27井上 からパスを受け取った #2大木がすぐさまシュート!
大きな弧を描いたミドルシュートはゴールマウス左上の方にいきクロスバーに当たって真下に大きく跳ねた。
こちらは反対側サイドから見ていたのでゴールポストに嫌われて、大きく跳ねたように見えた。。。
けど、プレーが止まっているので
ふと #2大木 の方をを見ると、両手を上げて喜んでる!
「あっ、入ったんだ!!」
ってことで見事にゴールゲット!
我らがキャプテン#2大木のリーグ通算出場96試合目にして記念すべき初ゴール!
メッチャクチャ嬉しそう!
さぁここからここから!
つくばはその後も果敢にアタックするも相手に立ちふさがれ、つくばも攻められても身体を張って守り、そのまま両チームとも追加点はなく 1-2 で前半終了。
後半がスタートし、風下に立ったつくばであったが最初から果敢に攻め続ける
すると
後半3分
2年ぶりのゴールが生まれる!
最終ラインから小気味よくパスがつながり、 右サイドにいた #10豊嶋 にボールが渡るとそのまま鋭く駆け上がり、ペナルティエリア内にいた #7原島 にラストパス。
決定的な場面につながることに焦った相手DFが思わず後ろから押してしまいPKを獲得。
そのまま #7原島 がキッカーを務め、冷静に左隅に決めてゴールゲット!
同点ゴールと言うプレッシャーの中、よく決めてくれた。(さすが未季)
これで2-2のタイスコアに!
ここから一気呵成と果敢に攻め続けるつくばであったが、相手の守りも固く、なかなかシュートまでいけない。
そうこうしているうちに後半の1/3を過ぎたあたりから、だんだんと劣性にまわり、ノルディーアのパワープレイかのような猛攻を浴び続け防戦一方になってしまう。
怒涛の攻撃にいつ失点してもおかしくない状態であったが、今シーズンの初戦をはじめ、これまでずっと活躍している GK#1中橋 がこの試合でもことごとく相手に立ちはだかり、絶対に失点を許さない。
最後は相手観客席から悲鳴ともとれる歓声がわき、そのままなんとか 2-2 でタイムアップ。
今回はDF陣のパスミスや守備に課題が残ったものの、早い段階での失点が逆に開き直りを生み、2点ビハインドを追いつけたのは、チームとしての成長を感じ取れて次節に向けての希望が持てる試合だった。
これで4戦連続勝ち点を獲得し、勝ち点6で現在リーグ3位。
1つ順位は落としたものの、このまま勝ち点街道を爆進して欲しい!
さて、次節は5/11(土)夕方5時からFC十文字ベントスとホームチャレスタで対戦。
この日はジョイフルも13時から水戸で天皇杯の茨城県予選決勝で流経大体育局サッカー部と対戦。
どちらも勝利して、つくばFCにとって最高の1日して欲しい!
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さてさて、今節のMIPは、
断然
#1 GK 中橋 まりな
に決定!(もう2回目)
正直今回のまりなは、あまりに凄すぎて言葉にならないくらい。
ゾーンに入ったキーバーはこんなにも凄いんだ!って言うの目の当たりにさせてくれた感じ。
昔、プロ野球の名選手だった稲尾投手のことを世間では
「神様、仏様、稲尾様」
って言ってたらしいけど、
今回のつくばFC的には
「神様、仏様、まりな様」
そんな感じの凄まじさ。
よくもまぁそんなに右手が伸びるねーって言うくらい、真横に、斜め上に、真上に跳んで、ことごとく弾き飛ばしてた。
失点の決定的な場面になる度に
「うわーヤバい!」
って言う脳内悲鳴が、すぐさま
「うぉー!すっげーぞ!まりな!」
に変わり、たぶん後半だけで5点くらいは防いでいた。そんな印象。
この活躍はきっとそれに相応しい練習を積み重ねてきたのだろうと想像するけど、試合終了後に声をかけると「次は無失点で!」と力強く応えてくれてた。(なんとも頼もしい!)
これからも頼むぞまりな!
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<アウェイグルメ>
今回は文章が長くなったのでアウェイグルメはお休みしようと思ったけど、ここは北海道。
やっぱり紹介しちゃいます。
今回は札幌駅直結で食べログでも上位に載る「カリーハウス コロンボ」に行ってきました。
カウンターのみ10席ほどのお店には、お昼時をとっくに過ぎた15時前の到着だったけどかなり混んでいる。
今回のPEACSメンバーは、こでぞー含めて2名。我々が座った時点て満席。
メニューを見るとどうやら通常のカレーの他に玉子と野菜入りのミックスと言うのの2つが選べるらしく、
さらに、ルーの継ぎ足しの無料サービスや食後にはアイスまで付いてくる模様。
数あるメニューの中で人気は大判のカツが乗ったカツカレーのようで女性も食べていたので、こでぞーもカツカレーを!と思ったけれど、中年の身体にはさすがに危険性を感じ、ビーフミックスを注文。(それでもボリューミー)
肝心のお味は、程よい中辛でスパイシー、どちらかと言うとシャバシャバ系のルー。
途中、ルーが減ってくるとお店の人から「ルー足しましょうか?」と言われ迷わずお願いする。
デザートのアイスを食べた頃には、2人ともお腹がパンチクリンな状態。
もの凄く美味しいわけではないけれど、クセになりそうな味でした。
以上、こでぞーでした!
#チャレンジリーグEAST #つくばFCレディース #ノルディーア北海道 #厚別公園陸上競技場
2019年05月02日
天皇杯茨城県予選準決勝 つくばFC×流通経済大学ドラゴンズ龍ケ崎(2019/04/21)
勝てば天皇杯予選初の決勝進出となるつくばFCは流通経済大学ドラゴンズ龍ケ崎と対戦。相手はJFL所属なので格上ということになりますね。
プレシーズンマッチ以降しばらくつくばFCの試合を見ることができなかったのだが、プレシーズンマッチの3-4-2-1は選手の特徴とうまく噛み合っておらず機能不全という印象だったわけで、いつから変えたのかわかんないけどスタンダードな4-4-2で挑む。対するドラゴンズも基本4-4-2の布陣。
序盤早々に下重のフリーキックやらドラゴンズのナイスミドルやらで終始殴りあう形になるのかと思ったけど気づいてみれば一方的に押し込まれているつくばFC。個人個人の戦闘力で測ったら絶対勝てないやつだねコレ!と納得するには十分なドラゴンズの個人戦術。個人戦術も凄いが応援も凄い。学徒動員半端ない。
戦闘力で劣るチームが取る方法はカウンターを当てるしかないということで、みざきカウンターを狙うがヒットせず。その後もヒデでカウンターを当てたりしてチャンスメイクするもののやっぱりヒットせず。菅谷のクロスからのみざきが非常に惜しい。その後もみざきカウンターが発動するがサイドネット直撃でいちいち惜しい。その後のコーナーキックもシュートで終わるが決めきれず。クワァーッ!ちなみにドラゴンズのコーナーキック守備が少々珍しい完全マンツーという形なのだが、この守備の仕方が後でつくばFCに歓喜をもたらすことになる。
この時点で竹中の特徴がよく解っていなかったんだけど、生粋のエアバトラーのようで頼もしい限り。
圧倒的にボールを握られるのかと思ったけど結構持てるつくばFC。菅谷のドリブルからクロスが上がり渓太で締めるという良い形が見えたりしてつくばFCの時間が続きドラゴンズはボールを前方に蹴飛ばすしかない状態で、渓太がオフザボールの動きでディフェンスを引き連れて逆サイドの下重に振るというシーンはつくば市内中学サッカー部の少年達のお手本にしたくなるナイスプレイ。直後に菅谷のナイスミドルが飛び出すなど、コレいけんじゃね?という雰囲気の中に心のエアポケットが生まれてしまいドラゴンズの個人戦術で抜け出されたものの、なんとかなるさーと余裕かましていたら案の定ドラゴンズの突撃部隊の手にボールがヒットする。が、ノーホイッスルでノーハンドの判定隣プレー続行。なんでじゃぁぁぁ!そしてそのままゴールを奪われる。ケーズデンキスタジアムにVARは設置されていないのか!
先制点を奪ってノリノリのドラゴンズは嫌がらせのようなパスワークで押し込んでくる。お前らがサッカー上手いの解ってるから手加減しろよ、と言ったかどうかは解らないが渓太をキーマンにして攻撃のスイッチを入れる。渓太にボールが渡ったら攻撃スイッチオンで2トップが動き出すという仕組みでゴールを狙うつくばFC。渓太が抜け出してファウルゲットからの下重フリーキックからの最後は渓太という渓太オンステージが止まらない。高身長でトリガーになれてフィニッシュにまで絡めるサイドバックとかロマンしかない。渓太はたぶんアオアシの熱心な読者だと思う。前半終盤は渓太が高いポジションを取ってサイドハーフの役割を担いつつカウンターを狙うがドラゴンズのネガトラが上手くて刺さらない。キエェーッ!
前半アディショナルタイムに押し込まれる時間帯が続くが正三郎や竹中の屈強なエアバトルで弾き返す。渓太とは逆サイドにいるサイドバック掘西は野性味溢れる気合のエアバトルで猛攻を弾き返して前のめりになりながら前半終了。
後半に入っても前のめりのつくばFCはみざきが抜け出してシュートチャンスを作ったり、最新サッカー戦術に詳しいような気がする掘西がオシャレにハーフスペースを偽サイドバックとして駆け抜けるが誰にも相手にしてもらえずゴールラインまで駆け抜ける。掘西のオシャレランは俺がちゃんと見ていたよ!
コーナーキックをゲットしたつくばFCは下重がキッカーとして蹴ると深澤が押し込んで同点に。この時のドラゴンズの守備はゴールライン上に5人くらいを配置するつくばFCに対して同じくゴールライン上にディフェンスを5人くらい配置してゴールの枠の中に隙間ないじゃん!という状況を作っていたにも関わらず僅かな隙間をボールが後ろから飛び抜けるというドラゴンズからしたら頭を抱えるゴールだった訳で、「コーナーキック守備におけるマンツーマンとは」という深いテーマが生まれた瞬間を目撃した。
同点に持ち込んで勢いに乗ったつくばFCは菅谷がキーパーと1対1の状況を作るもドラゴンズキーパーのビッグセーブが飛び出てゴールゲットならず。クワァーッ!と思っていたらボールを奪ったドラゴンズ10番がハーフウェイライン手前から物凄い速さで駆け抜けてゴールを奪ってしまう。ドラゴンズ10番に振り切られた掘西のハートも奪われてしまう。いや、あれはマジ速かった...
その後は押し込まれたりナイスミドルを撃たれたりと攻め立てられるが掘西のプレスで跳ね返す。
菅谷OUTで冷岡IN。フォーメーションはとりあえずそのままっぽくて小笠原のビッグセーブが飛び出す。イイヨー!
追いつかなくてはいけないつくばFCは渓太と掘西の両サイドバックをあげて猛攻を仕掛けると掘西のドリブルがなんだか惜しいところまで行く。コーナーキックもドラゴンズのキーパーがビッグセーブを見せて得点に繋がらない。下重が持って小泉がナイスミドルやみざきのポストから再び小泉が決定機を作ったりするが何一つ決まらない。ミスター決定機ロス。
流れを掴んだつくばFCはパスワークで形を作って得点機会を伺う。掘西は魂のディフェンスでドラゴンズの侵入を許さない。もうね、マジ総力戦。
ヒデOUTで山下IN。山下宇一と書いてタカイチと読むらしい。特徴は知らない、と思ったらスーパーミドルが飛び出してキーパー正面だけどコレはびっくりシュート。その後は流れを良く覚えていないんだけど冷岡がゴールを決めて同点に。冷岡アリガトウ(棒読み)
同点に追いついた後はネガトラをみんなで頑張ってドラゴンズにビルドアップをさせずに主導権を握ったまま攻め続けて竹中のクロスバーや小泉の枠外とか惜しいのがいくつかあったけどそのまま延長戦へ。ミスター決定機ロス(アゲイン)。
延長開始早々にタマシイディフェンスでフィジカルを酷使して、いろんなところを走り抜けた掘西が疲労困憊で交代。いや、本当によくやってくれた。代わって入ったのは宮谷。
一進一退で攻守が入れ替わるナイスゲームだが応援している立場だと心臓に悪い瞬間が度々。もう渓太の足が限界だと思った矢先に宇一のスーパーミドルがドラゴンズのゴールを襲う。いや、宇一のシュートがリアルタイガーショットすぎて見ていて楽しい。渓太OUTで池本IN。渓太も良く頑張った。試合は殴り合いの空気が流れ始める。
延長後半ラスト15分、宇一が前線から猛烈プレスを仕掛けたのをキッカケに全体でハイプレスを仕掛けるつくばFC。俺たちに引き分けなどない。ちなみにその後ドラゴンズの選手にアクシデントが発生して救急車搬送となってしまい7分くらい試合が止まる。ドラゴンズの彼はその後大丈夫だったのだろうか。みざきOUTで櫻井INとして最後の勝負を仕掛けるつくばFC。
肉弾戦が続く両チームだったが、歓喜の瞬間が訪れる。下重がドリブルで運んで深澤がハーフスペースにボールを流すと飛び込んできたのは冷岡。丁寧にタッチして斜めの角度から左足を振り抜くとボールはゴールネットを鮮やかに揺らす。湧き上がる歓声とこぼれ落ちる落胆の声。
長いアディショナルタイムを全員が強い気持ちで守って小笠原のビッグセーブも飛び出し試合終了のホイッスル。
クラブ史上初の決勝進出となった素晴らしい試合でした!
...エピローグという訳ではないのですが、つくばFCの後に行われたもう一つの準決勝となる筑波大と流経大(トップチーム)の試合も漫画のような劇的展開となる総力戦の素晴らしい試合で当日はもうお腹いっぱいでした。サッカーって楽しいね!
プレシーズンマッチ以降しばらくつくばFCの試合を見ることができなかったのだが、プレシーズンマッチの3-4-2-1は選手の特徴とうまく噛み合っておらず機能不全という印象だったわけで、いつから変えたのかわかんないけどスタンダードな4-4-2で挑む。対するドラゴンズも基本4-4-2の布陣。
序盤早々に下重のフリーキックやらドラゴンズのナイスミドルやらで終始殴りあう形になるのかと思ったけど気づいてみれば一方的に押し込まれているつくばFC。個人個人の戦闘力で測ったら絶対勝てないやつだねコレ!と納得するには十分なドラゴンズの個人戦術。個人戦術も凄いが応援も凄い。学徒動員半端ない。
戦闘力で劣るチームが取る方法はカウンターを当てるしかないということで、みざきカウンターを狙うがヒットせず。その後もヒデでカウンターを当てたりしてチャンスメイクするもののやっぱりヒットせず。菅谷のクロスからのみざきが非常に惜しい。その後もみざきカウンターが発動するがサイドネット直撃でいちいち惜しい。その後のコーナーキックもシュートで終わるが決めきれず。クワァーッ!ちなみにドラゴンズのコーナーキック守備が少々珍しい完全マンツーという形なのだが、この守備の仕方が後でつくばFCに歓喜をもたらすことになる。
この時点で竹中の特徴がよく解っていなかったんだけど、生粋のエアバトラーのようで頼もしい限り。
圧倒的にボールを握られるのかと思ったけど結構持てるつくばFC。菅谷のドリブルからクロスが上がり渓太で締めるという良い形が見えたりしてつくばFCの時間が続きドラゴンズはボールを前方に蹴飛ばすしかない状態で、渓太がオフザボールの動きでディフェンスを引き連れて逆サイドの下重に振るというシーンはつくば市内中学サッカー部の少年達のお手本にしたくなるナイスプレイ。直後に菅谷のナイスミドルが飛び出すなど、コレいけんじゃね?という雰囲気の中に心のエアポケットが生まれてしまいドラゴンズの個人戦術で抜け出されたものの、なんとかなるさーと余裕かましていたら案の定ドラゴンズの突撃部隊の手にボールがヒットする。が、ノーホイッスルでノーハンドの判定隣プレー続行。なんでじゃぁぁぁ!そしてそのままゴールを奪われる。ケーズデンキスタジアムにVARは設置されていないのか!
先制点を奪ってノリノリのドラゴンズは嫌がらせのようなパスワークで押し込んでくる。お前らがサッカー上手いの解ってるから手加減しろよ、と言ったかどうかは解らないが渓太をキーマンにして攻撃のスイッチを入れる。渓太にボールが渡ったら攻撃スイッチオンで2トップが動き出すという仕組みでゴールを狙うつくばFC。渓太が抜け出してファウルゲットからの下重フリーキックからの最後は渓太という渓太オンステージが止まらない。高身長でトリガーになれてフィニッシュにまで絡めるサイドバックとかロマンしかない。渓太はたぶんアオアシの熱心な読者だと思う。前半終盤は渓太が高いポジションを取ってサイドハーフの役割を担いつつカウンターを狙うがドラゴンズのネガトラが上手くて刺さらない。キエェーッ!
前半アディショナルタイムに押し込まれる時間帯が続くが正三郎や竹中の屈強なエアバトルで弾き返す。渓太とは逆サイドにいるサイドバック掘西は野性味溢れる気合のエアバトルで猛攻を弾き返して前のめりになりながら前半終了。
後半に入っても前のめりのつくばFCはみざきが抜け出してシュートチャンスを作ったり、最新サッカー戦術に詳しいような気がする掘西がオシャレにハーフスペースを偽サイドバックとして駆け抜けるが誰にも相手にしてもらえずゴールラインまで駆け抜ける。掘西のオシャレランは俺がちゃんと見ていたよ!
コーナーキックをゲットしたつくばFCは下重がキッカーとして蹴ると深澤が押し込んで同点に。この時のドラゴンズの守備はゴールライン上に5人くらいを配置するつくばFCに対して同じくゴールライン上にディフェンスを5人くらい配置してゴールの枠の中に隙間ないじゃん!という状況を作っていたにも関わらず僅かな隙間をボールが後ろから飛び抜けるというドラゴンズからしたら頭を抱えるゴールだった訳で、「コーナーキック守備におけるマンツーマンとは」という深いテーマが生まれた瞬間を目撃した。
同点に持ち込んで勢いに乗ったつくばFCは菅谷がキーパーと1対1の状況を作るもドラゴンズキーパーのビッグセーブが飛び出てゴールゲットならず。クワァーッ!と思っていたらボールを奪ったドラゴンズ10番がハーフウェイライン手前から物凄い速さで駆け抜けてゴールを奪ってしまう。ドラゴンズ10番に振り切られた掘西のハートも奪われてしまう。いや、あれはマジ速かった...
その後は押し込まれたりナイスミドルを撃たれたりと攻め立てられるが掘西のプレスで跳ね返す。
菅谷OUTで冷岡IN。フォーメーションはとりあえずそのままっぽくて小笠原のビッグセーブが飛び出す。イイヨー!
追いつかなくてはいけないつくばFCは渓太と掘西の両サイドバックをあげて猛攻を仕掛けると掘西のドリブルがなんだか惜しいところまで行く。コーナーキックもドラゴンズのキーパーがビッグセーブを見せて得点に繋がらない。下重が持って小泉がナイスミドルやみざきのポストから再び小泉が決定機を作ったりするが何一つ決まらない。ミスター決定機ロス。
流れを掴んだつくばFCはパスワークで形を作って得点機会を伺う。掘西は魂のディフェンスでドラゴンズの侵入を許さない。もうね、マジ総力戦。
ヒデOUTで山下IN。山下宇一と書いてタカイチと読むらしい。特徴は知らない、と思ったらスーパーミドルが飛び出してキーパー正面だけどコレはびっくりシュート。その後は流れを良く覚えていないんだけど冷岡がゴールを決めて同点に。冷岡アリガトウ(棒読み)
同点に追いついた後はネガトラをみんなで頑張ってドラゴンズにビルドアップをさせずに主導権を握ったまま攻め続けて竹中のクロスバーや小泉の枠外とか惜しいのがいくつかあったけどそのまま延長戦へ。ミスター決定機ロス(アゲイン)。
延長開始早々にタマシイディフェンスでフィジカルを酷使して、いろんなところを走り抜けた掘西が疲労困憊で交代。いや、本当によくやってくれた。代わって入ったのは宮谷。
一進一退で攻守が入れ替わるナイスゲームだが応援している立場だと心臓に悪い瞬間が度々。もう渓太の足が限界だと思った矢先に宇一のスーパーミドルがドラゴンズのゴールを襲う。いや、宇一のシュートがリアルタイガーショットすぎて見ていて楽しい。渓太OUTで池本IN。渓太も良く頑張った。試合は殴り合いの空気が流れ始める。
延長後半ラスト15分、宇一が前線から猛烈プレスを仕掛けたのをキッカケに全体でハイプレスを仕掛けるつくばFC。俺たちに引き分けなどない。ちなみにその後ドラゴンズの選手にアクシデントが発生して救急車搬送となってしまい7分くらい試合が止まる。ドラゴンズの彼はその後大丈夫だったのだろうか。みざきOUTで櫻井INとして最後の勝負を仕掛けるつくばFC。
肉弾戦が続く両チームだったが、歓喜の瞬間が訪れる。下重がドリブルで運んで深澤がハーフスペースにボールを流すと飛び込んできたのは冷岡。丁寧にタッチして斜めの角度から左足を振り抜くとボールはゴールネットを鮮やかに揺らす。湧き上がる歓声とこぼれ落ちる落胆の声。
長いアディショナルタイムを全員が強い気持ちで守って小笠原のビッグセーブも飛び出し試合終了のホイッスル。
クラブ史上初の決勝進出となった素晴らしい試合でした!
...エピローグという訳ではないのですが、つくばFCの後に行われたもう一つの準決勝となる筑波大と流経大(トップチーム)の試合も漫画のような劇的展開となる総力戦の素晴らしい試合で当日はもうお腹いっぱいでした。サッカーって楽しいね!